ディアシュピール 2024.12.18

久し振りのディアシュピール会です。クニツィアの子供ゲーム3種とトランプゲーム2種、それに「リバース」を遊びました。



がらくた市 Bernjamin Blümchen: KrimsKrams
(プレイ時間 5分)
BenjaminBlumchenKrimsKrams20241218.JPG三たび遊ぶことになるとは思わなかった「がらくた市」です。バリアント2の上級ルール(10個のアイテムを集めたら勝利)で遊びました。少しは記憶の要素があり有利に進められます。今回はキッズゲームマスターのやぎのさんが勝利。

結果:やぎの 11、わかとも 8、自分 7



スポンジ ボブ ダブルパック SpongeBob SquarePants: Doppelpack
(プレイ時間 各2−3分)
SpongeBobSquarePantsDoppelpack20241218.JPGアメリカのアニメーション「スポンジボブ」をテーマにした2016年のゲームです。ルールを説明し始めたら、やぎのさんが「これ、おやすみ森のクマさんじゃない!」と鋭い指摘。ダイスが2個になりペアになったら引き離せなくなる以外は、確かに「森のクマさん」と同じようなルールです。

中央にはカラーダイスに対応した6色のキャラクターが2人ずついます。手番ではダイスを振り、その色のキャラクターを中央から取ります。中央になければ他人から取ります。ただし同じキャラクター2人のペアを集めたらそれらは引き離されることはなく、ダイス1個では奪われません。ただしダイス2個のゾロ目だと奪われてしまいます。こうしてすべてのキャラクターがプレイヤーの手に渡ったらゲーム終了で、最も多くのペアを持っているプレイヤーの勝利です。同数の場合はスポンジボブのペアを持っているプレイヤーの勝利になります。あまりにも短いので2回遊びました。

結果
1戦目:やぎの 3(勝利)、わかとも 3、自分 0
2戦目:自分 2(勝利)、わかとも 2、やぎの 2



誰だったでしょう? ミニ Wer war's?: Mitbringspiel
(プレイ時間 各5分)
WerWarsMitbringspiel20241218.JPG「誰だったでしょう」は喋る機械を使った協力ゲームですが、そのミニバージョンです。犯人を当てるのが目的です。ダイスを振って止まったところにいる動物が欲しい食べ物を当てます。最初は完全にランダムですが、徐々にわかってくるようになっています。当てられたら、その隣りにある潔白な人物のタイルをめくることができます。こうして消去法で誰が犯人なのかを当てるのです。失敗したりダイスで時計の目が出ると時計が5分進みます。時計が1周(つまり12回分)進むとゲームオーバーです。

食べ物チップを入れ替える目があるのですが、それをうまく使うのがコツだと思います。しかし最初に手がかりがないこともあり、どんどん時間だけが進んでしまいます。バリアントにあるように、時計の目が出たら5分戻る、とすると良いかもしれません。今回は2戦2敗。

結果
1戦目:敗北(わかとも、やぎの、はっくつ、自分)
2戦目:敗北(わかとも、自分)



カナスタ Canasta
(プレイ時間 7ディール95分)
Canasta20241218.JPGかーんさんが遊んでみたいということでリクエストしてくれた「カナスタ」です。前回同様に別府さいさんのグラフィックの専用デッキを使いました。このゲームは上がるよりも点数を伸ばす方が大切だと思うのですが、序盤では上がることにみんな集中してしまい、どちらのペアもあまり点数が伸びません。2ディール目終了時でこちらだけ1500点を越えたので3ディール目でのイニシャルメルドが足枷になり逆転されました。4ディール終了時には2125対3420と1300点くらい差がついて負けていたのですが、6ディール目終了時には4855対4390と再逆転。このまま勝ち切れるかと思ったのですが、7ディール目でイニシャルメルドができずマイナス点になってしまい900点差で敗北です。7ディールかかるのは珍しいですね。

結果:はっくつ&やぎの 5460、かーん&自分 4575



リバース Rebirth
(説明 10分 プレイ時間 40分)
Rebirth20241218.JPGエッセン新作の「リバース」です。3人だと取り除くタイルなどもないのでセットアップは簡単です。みんなゲーム慣れしているので、インターアクションが強い「アイルランド」を遊びました。2人とも初プレイとは思えないほどゲームのスピードが速く、どんどん目的を達成され城を建てられてしまいます。中盤以降は少し城も奪還して目的もいくつか達成させたこともあり、なんとか追いつくことができました。最終的には3人が4点の範囲に収まるという僅差でした。200点越えを見るのは初めて。

結果(アイルランド):はっくつ 201、自分 198、かーん 197



22 Twenty-Two
(プレイ時間 15分)
Twenty-Two20241218.JPGアイスランドで遊ばれている「きゅうり」というトランプゲームのアメリカ版ルールががこの「22」です。2Fから出版されている「五本のきゅうり」の元になったゲームでもあります。3人専用とのことですが、あとで調べるとデッキを増やせば何人でも遊べるみたいです。スートがないトリックテイクの一種で、目的は最後のトリックを取らないこと。直前のプレイヤーと同値かより高い数字をプレイするか、さもなければ持っているカードで一番低い数字をプレイします。同数値は後出し勝ちです。2枚のリードもでき、この場合リードはペアでなければなりませんが、以降はそれぞれで同値以上なら構いません。pagatのルールでは3枚でも4枚でも良いみたいですね。

こうして最後のトリックに勝つとその分が失点(絵札は10失点)になります。そして次の手札はこの失点と同じ枚数になります。

「五本のきゅうり」の感覚をすっかり忘れていて大敗してしまいました。面白かったので、次回のトリテ会でやってみようかな。

結果:かーん 0(勝利)、はっくつ 12、自分 24

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