マラブンタ Marabunta (スペースカウボーイズ版)
(説明 5分 プレイ時間 40分)
最近よく遊ぶ「マラブンタ」です、シミーズさんは初プレイ。中央ボード、個人ボードともに上級で遊びました。今回はボードの端の方にはまったく関われず、そのあたりでダイスの選択肢に制限ができてしまったのが良くなかったです。それにしても難しい。終盤にはシミーズコンピューターが働いて1点差で敗北。
結果:シミーズ 13、自分 12
クソゲー トリック Kusoge-Trick
(説明 5分 プレイ時間 35分)
北海道の冬の汲み取り式トイレを題材としたノートランプ、マストフォローのトリックテイクです。5スート8枚ずつあり、数値はプレインスートが1-8、失点のスートは1-4が4枚ずつで後出しがちです。ハーツにかなり影響を受けているとおもれ、失点スートがプレイされるまで失点スートでリードできません(ハートブロークンルール)、そしてそれ以外にプレインスートの6(つまり上から3つ目、ハーツと同じ)が1枚だけ失点10になります。冬の始まり、伝説の棒、冬の贈り物、春の訪れ、という4ラウンドを通して遊び、ラウンドごとにルールが少しずつ変わります。第2ラウンドではトリック数が最多なら失点を返せる、第3ラウンドでは左隣りのプレイヤーの点数が自分の点数になる、というものですが、最後の第4ラウンドは何と失点スート16枚だけを配るという凄いゲームです。ゲーム性が大きく変わっています。
結果:シミーズ 3、一味 4、名人 6、自分 6
プエルト バナナ Puerto Banana
(プレイ時間 15分)
本来はコンポーネントがあるみたいですが、紙ペンでできるというので遊びました。10本ずつのバナナを持ち、目的は200本以上のバナナを獲得することです。毎ラウンド、プールには最も多くバナナを持つプレイヤーと同じだけのバナナがあります(つまり最初は10本あります)。全員が1以上の任意の整数を書いて一斉公開。最大の数字を書いたプレイヤーはプールにあるバナナの点数を獲得できます。そして2番目に大きな数字を書いたプレイヤーは最大の数字との差分を最大の数字を書いたプレイヤーからもらえるのです。つまり、僅差で1位になりたい、そして2位になるならなるべく1位と差があるようにしたいけど3位以下にはなりたくない、というゲームなのです。ここで注意したいのは、ラウンドでの得失点はプレイヤーの書いた数字ではなく、プールにあるバナナの数と1位と2位の書いた差分だけだということです。なので、相場を何となく読んでいくしかありません。QEと同じです。とにかくとっかかりがないのです。
7ラウンドくらいで終了。自分は10→21→25→52→83とバナナを増やしましたが、3位や4位になってしまうことが多くてダメでした。どうも囚人のジレンマっぽさを感じます
結果:一味 207、シミーズ 151、自分 83、名人 70
華曼荼羅 Flowers : A Mandala Game
(プレイ時間 50分)
「マンダラ(曼荼羅)」を多人数で遊べるようにしたゲームです。ややこしいのは、漢字表記の「曼荼羅」は別のゲームで、カタカナ表記の「マンダラ」がこのゲームの元のゲームだということです。数字のない6スートの花カードが15枚ずつあり、3ヶ所で2枚の花タイルを巡るマジョリティ争いをします。手番には同スートを任意枚数1ヶ所にプレイします。このとき、まだそこにはないスートならば1枚は表にしておきますが、そうでなければ見せた上で裏向きに出します。その後、プレイした枚数が1枚ならば最大4枚まで、そして手札が6枚までという範囲で補充しますが、プレイ枚数が2枚以上だと補充はありません。また手札を0にしてはいけません。
こうして2枚の花タイルも含めて6スートが揃うと決算で、強いプレイヤーから花タイルを獲得します。まず、最低1枚は表向きに出していなければなりません。そして枚数が多い方が強く、同枚数ならば表向きの数が多い方が勝ちます。それも同じだと、なんとタイでキャンセルとなり、タイのプレイヤーは無視されるのです。なんというラスベガス。
お面白いのは勝負で負けるとカードが手札に戻ることです。これにより一時的に手札は6枚を超えることになり、うまくコントロールすれば同種のカードを多数手に揃えられるのです。
花タイルは2、3、4、5、7、x3が1枚ずつあり、同種の花タイルを2枚で花が完成します。そのとき少ない方の花タイルの数値が倍になります。最高は7とx3の組み合わせの21点。次が17、15、13、12・・・となっています。誰かが花を3つ完成させるとサドンデスで終了です。あと数手番で21点が完成しそうでしたが、その前に一味さんが3つの花を完成させて勝利。
結果:一味 53、シミーズ 34、自分 29、名人 28
がらくた市 Benjamin Blümchen: KrimsKrams
(プレイ時間 5分)
たまたま前回のクニツィア会で使ったまま持っていたゲームで、みんな「カスカディロ」や「砂漠を越えて(拡張4種入り)」などには目もくれずに、これをやろうと言われて遊びました。今回はバリアント2、つまり10点先取り勝負です。選択肢が無いとシミーズさんはぼやいていましたが、まあその通りです。少しだけあるけどね。今回は正しいルールで遊べました。そして、初勝利。
結果(バリアント2):自分 10、一味 9、名人 8、シミーズ 6
ぜいにぃ ぺんぎんず Zany Penguins/Pingvasion (英語版)
(プレイ時間 20分)
遊ぶのは5年振り2回目。左右のプレイヤーと手札を1枚交換してから、手札から1枚選んで公開して自分の前に加えます。最後にスートごとに数値合計が一番大きなプレイヤーが同じスートの手札を得点にできます。それ以外で1枚でも出していれば、同じスートの手札で一番低い数字1枚を得点にできます。
低い数字は最後に持っていると足枷になることも多いので、隣りに回してしまいがちです。その結果、似たようなカード同士を交換していくというあまり意味のない展開になるのです。出している数値合計で勝っているスートなら集めていきたいものですが、そういうスートは回ってきません。あとは爆弾やら2枚出しやら後出しやらの特殊能力が低い数値についています。
5スート中2スートでトップを取って勝利。記録を見たら前回も勝っていたので、勝率100%のゲームということになります。
結果:自分 46、一味 33、名人 30、シミーズ 19
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