川崎テーブルゲーム会シャッフルは、以前は武蔵小杉の川崎市国際交流センターで開催されていたのですが、Covid-19の影響で2020年2月15日の第71回をもって中断されていました(以下はそのときのレポート)。
https://www.gamers-jp.com/playgame/archives/002076.html
しかし、今年の2月にシャッフルNEXT!と名前も新たに復活したのです。主催の谷町さんと朱里さんに子供ができたこともあり、次世代につなげるという意味でのNEXTだそうです。会場も武蔵溝ノ口になり、今回が第3回です。
ピックアペン 石碑 Pick a Pen: Crypten / Crypts (999ゲームズ版)
(説明 5分 プレイ時間 25分)
「ピックアペン」シリーズの3つを見せたら、「これがやりたい」というリクエストで「石碑」を遊びました。一番シンプルそうに見えて一番難しいような気がします。そしてルールが少なくて実は一番大変なんじゃないかと思っているレベル1を遊びました。
縦5列と横5列ですべて点数を得られたのでボーナスも勝ち取って勝利。だいぶ慣れてきた石碑ですが、難しいですね。
結果(レベル1):自分 42、Ohashi 34、笹親爺 24
島の完熟バナナ Reif für die Insel + 無法者 Die Ganoven
(プレイ時間 50分)
フジマキさんと久し振りに一緒に遊びました。選んだのはもちろん90年代を彷彿とさせる苦しい競りゲームの「完熟バナナ」です。タイルの出方でかなり競りの相場も変わってくるのが悩ましいところです。ときには高得点のバナナを争い、ときには悪いバナナやオウムを避けたりと熱い戦いでした。勝者は笹親爺さんとOhashiさんが同点1位で、タイブレークの手札の最高値でも同じでした。こういうこともあるのですね。
結果:笹親爺 84(7)、Ohashi 84(7)、自分 67、フジマキ 55
クアンド Quando
(説明 10分 プレイ時間 50分)
表裏で異なる数字(0-10)が書かれている両面カードを使ったシェディングゲーム(ゴーアウト系ゲーム)です。全ての組み合わせがあるので55枚のカードがあります。7枚の手札が配られたら裏側は見てはいけません(とは言っても一番上は見えてしまいますが)。目的はカードをなくすこと。手番では同じ数字を複数枚か、連番3枚を出して1枚補充します。補充は山札の一番上のカードをそのまま手札にするか、裏向きにして見えていない方を手札にするかのどちらかです。なるべく複数枚出していけばだんだんカードは減っていきます。
同じ数字3枚を出すと「攻撃」になり、他のプレイヤーは順に山札から1枚ずつ補充していきます。ただし0のカードを持っているときは補充せずに0をひっくり返して別の数字にします(0が他のプレイヤーに見えるようになります)。そのあと攻撃したプレイヤーも補充します(これは正しいのか?)
自分の失点が一番小さいと思ったら、ゲームを終わりするためにノックができます。ノックをしたプレイヤー以外が1回ずつ手番を行なって終了です。全員カードの数値合計が失点になります。最小のプレイヤーは0点です。ノックをしたプレイヤーが最小でなければペナルティーで5失点が追加されます。また、手札が全て0ならばそこでサドンデス終了というルールもあります。
「ヤニブ」に攻撃の要素が加わったゲームですが、プレイヤーの捨札を取るのではないのでその部分の面白さは無くなっています。ノックした後も攻撃ができるのはゲーム的にどうなんだろうと思ってしまいます。両面カードの良さがあまり活かされていないのは残念です。リシャッフルをしなくて良いというくらいしかメリットを感じません。
結果:Ohashi 35、河野まろ 40、笹親爺 44、軍師 45、TKS 53、自分 57
コーンホール Cornhole
(プレイ時間 10分)
アクションゲーム、というよりはモルックのようなスポーツに近いゲームです。大きなお手玉のような袋を交互に投げて、的である台の上に乗れば1点、穴に入れば3点です。自分は2回くらいこの3点を取りそうになりながらも、コントロールが悪く場外ばかりでした。
結果:Ohashi 13、自分 3
ゴーストリフト The Ghost Lift
(プレイ時間 15分)
1−10の数字が書かれたカードを出し、最初は5以下なら昇順、6以上なら降順に次のカードを出しますが、カードには方向を変えるもの(偶数は下、奇数は上)があり、昇順か降順かは刻々と変わります。うまく流れを読んで手札を調整してカードをなくすのが目的です。そのとき、残ったカードの数字を記録して、以降のラウンドで同じ数字が3回残ってしまうか異なる3種の数字が2回残ってしまうと負けなのです。
9の上昇を出されたとき最後の1枚が10で上がる、というパターンが3回くらいありました。手札調整が思いの外楽しいです。敗者を決めるゲームなのですが、勝者も決められれば良いのにと少し思いました。
結果:Ohashi 敗北。(他、ひるた、TKS、自分)
ゴー アウト ガール Go Out Girl
(説明 10分 プレイ時間 25分)
特殊能力があるシェディングゲーム(ゴーアウト系ゲーム)です。パスをするとそのとき場に出ているカードに応じてダメージを受けますが、そのダメージに等しいだけ手札を入れ替えるところができるというのが面白いです。これに加えて、各プレイヤーは手札を見てから役立つと思われるキャラクターを一人選べるのです。最初はこのキャラクターが結構面倒に感じましたが、慣れてきたらだんだん面白さがわかってきました。誰かが2勝したら勝利で、今回は3ディールで終わりました。自分が使ったのは写真の3枚のキャラクターです。
結果:TKS 2、ひるた 1、Ohashi 0、自分 0
ピューマフィア Pumafiosi (デラックス版)
(プレイ時間 40分)
持ち込みの中から「ピューマフィア」です。先週クニツィア会で「ニワトリ大混戦」を遊んだのですが、やはりこちらの方がゲーム展開に膨らみがあります。ルールブックを置いてきてしまったので、記憶で説明したのですが、ルールを1つだけ間違えていました。今回は手札11枚(つまり全て配る)で最後の1枚は使わないとしていましたが、本来は手札は10枚で使い切りでした。どうもすみません。
結果:ひるた 35、Ohashi 29、自分 20、しゅだっち 23、TKS 18
ミスター ダイヤモンド Mister Diamond (ハナヤマ版)
まさか、あの「ミスターダイアモンド」が再販されるとは! と驚いたゲームです。その再販のハナヤマ版を初めて遊びました。カードがついており、一定得点を得れば勝利です。カードなんかついていたかなあと思っていたのですが、確かに以前の版にもありましたね。しかしカードを使ったことがほぼ無かったので存在を忘れていました。
旧版とほぼ変わりがないのですが、何度か遊ぶと場所を覚えてしまうので、なんとかして固定されたダイアモンドの場所を変えられるギミックが欲しかったです。コストはかなりかかりそうですが。
これで終了です。また時々参加したいと思います。
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