土嚢の会 2024.04.29

Lunch20240429.JPG第82回土嚢の会は、祝日ということもあり初の月曜開催。総勢10名が参加しました。途中、草場さんの提案で、「どうぶつドラフツ」というインターナショナルチェッカー/インターナショナルドラフツの6x6盤の大会を行いました。個人的初プレイは「東京ダンガン」、「どうぶつドラフツ」、「たぎる交差」、「我田引水」で、今日遊んだ土嚢(ネスターゲームズ)は「オメガ」です。写真は本日の土嚢ランチ。




東京ダンガン Tokyo Dangan
(説明 10分 プレイ時間 10分)
TokyoDangan20240429.JPGいつかのゲームマーケットで購入してずっと眠っていたゲームです。アブストラクトだと思ったら、割と手軽なファミリーゲームでした。各プレイヤーには東京都区内の5ヶ所の目的地が与えられ、なるべく早くそれらを周るのが目的です。手番は3アクションで、各アクションは手札のタイルを1枚配置するか、タイルを1枚回転させるか除去するか、自分のコマを道路に沿って移動させるか、と言った感じです。道さえ繋がっていればどこまででも進めるので、移動の部分は少し蛇足に感じます。それ以外はちょっとトランスアメリカに似ていますが、トランスアメリカの方がバランスは取れています。

結果:つばさ 5(勝利)、ぴーかん 4、自分 3、中村 2
(スコアは訪ねた目的地数)



大競技場 Circus Maximus (ローマ Rome より)
(説明 15分 プレイ時間 100分)
Circusmaximus20240429.JPG久しぶりに遊びたくなったので、この完全情報レースゲームを持ち込みました。途中まではかなり良い線行っていた(自分の3台が割と満遍なく中位から上位にあった)のですが、ゴール直前のコーナーでかなり失敗したこともあり脱落。トップと最後尾近くと両方あった中村さんが1台ゴールしたあとに後ろをブロックしきれずに堂々1位。結局自分は5位でした。かなり悔しい。

結果:中村 1位、つばさ 2位、ぴーかん 3位、道化師 4位、自分 5位



どうぶつドラフツ International Draughts: 6x6
(プレイ時間 各5−20分)
Draughts6x6-20240429-1.JPG草場さんの提案で、急遽どうぶつドラフツ大会を行うことになりました。「どうぶつドラフツ」とは通常のインターナショナルドラフツ(インターナショナルチェッカーともいう)の10x10を6x6にしたものでルールは同じです。フライングナイトはペガサスのコマになっているのが良いですね(草場さんのアイディアらしい)。今回はこのどうぶつドラフトの初の大会ということになりました。

Draughts6x6-20240429-2.JPGなかよし村形式で、総当たり戦かラウンドロビンにしようという話でしたが、途中で帰らなければならないプレイヤーもいるために、いつもの土嚢の会での大会形式(最低3戦を任意のプレイヤーと自由に対戦し、勝ち越し点を競う、同点なら勝利数)で行いました。インターナショナルドラフツは何度か遊んでいるのですが、このどうぶつドラフツはコマ数が少なくボードも小さく相手のコマとすぐに戦いになるので、通常の10x10や8x8とはかなり勝手が違います。自分は結局9人の相手全員と戦いました。結果は散々で10人中最下位。上位2位は勝ち越し点5とやたらに強かったです。

個人結果:
1戦目:たっくん 勝利、自分* 敗北
2戦目:土井*、自分 引き分け
3戦目:草場* 勝利、自分 敗北
4戦目:タクヤ* 自分 引き分け
5戦目:中村 勝利、自分* 敗北
6戦目:自分* 勝利、つばさ 敗北
7戦目:ぴーかん* 勝利、自分 敗北
8戦目:自分* 勝利、しのだけ 敗北
9戦目:道化師* 勝利、自分 敗北

大会結果:
1位 中村 7勝2敗(5) 優勝
2位 道化師 6勝1敗1分 (5) 準優勝
3位 たっくん 5勝4敗 (1)
4位 しのだけ 4勝4敗 (0)
5位 タクヤ 3勝4敗2分 (−1)
5位 草場 3勝4敗2分 (−1)
7位 つばさ 2勝4敗2分 (−2)
7位 土井 2勝4敗2分 (−2)
7位 ぴーかん 1勝3敗4分 (−2) 最多引き分けで賞
10位 自分 2勝5敗2分 (−3)
(括弧内は勝ち越し点、勝利数マイナス敗北数)



たぎる交差 Boiling Crossing
(説明 10分 プレイ時間 25−30分)
BoilingCrossing20240429.JPG大阪のBGBEJで購入したゲームで、初版は2016年のようです。一種の論理パズルでルールがかなり複雑で最初は戸惑いました。3色3種の模様の棒9本のうち順に1本ずつ配置していきます。それを4手番繰り返すと棒と棒の交点がいくつかできます。各プレイヤーはあらかじめ極秘裏にどの組み合わせの交点がプラスとマイナスになるかを割り当てておき、これを元に対象となる交点数と合計の点数をヒントとして相手に伝えます。この棒の交差とヒントの提示は最大4回繰り返され、相手が自分を当てるよりも早く、相手の点数スキームを当てるのが目的です。

プレイするのは初めてで、最初の数十分はとまどっていましたが、なんとか仕組みが分かりました。ルールの量を交差点の数(3−6カ所)で調整できるのがすごく良いと思います。論理パズルが好きならば楽しめるのではないでしょうか。

結果
1戦目:自分* 勝利、ぴーかん 敗北
2戦目:ぴーかん* 勝利、自分 敗北



我田引水 Gadeninsui
(説明 5分 プレイ時間)
Gadeninsui20240429.JPG2人用のコネクションゲームです。矛盾の内容にタイルを置いていき中央から自分の側の田んぼまで水路をつなげるのです。ただし、水路は中立のものとどちらかのプレイヤーしか使えないものがあり、これがゲームを難しくしています。2人とも全く同じ構成のタイルを山札として持つので、自分しか通れない水路を防御に使うのか相手の邪魔に使うのか、そして相手しか通れない水路をどのように置くかなど、なかなか楽しめます。

ルールがいくつか不明瞭だったのですが、あとで出版元が挙げている動画を見たら解決しました。なので次回はちゃんと正しいルールで遊べそうです。 気になったのは以下の2点です。

タイル配置では置かれたタイルの通路を塞いではいけないのですが、置くタイルの通路は塞いでも良いのか? → 塞いではいけない。つまり通路同士は連結していなければならない。
ボードの端に向かって通路を置けるのか? →置いて良い。

結果:自分 勝利、ぴーかん* 敗北



クッキー チェック Cookie Check
CookieCheck20240429.JPG遊んでいてコンポーネントやルールに既視感があるなあと思っていたら「パステル」のリメイクのようです。箱だったのが円筒のパッケージになり、色合いが変わりました。今回は1回だけ遊んだのですが、、見落としてしまい敗北。

結果:ぴーかん 勝利、自分* 敗北



オメガ Omega
(プレイ時間 35分)
Omega20240429.JPG最後はこの日遊んだ唯一のネスターのゲーム「オメガ」です。初めは2人でやろうとしていたようですが、2人だとボードの半分が自分のコマになるので、理想的なサイズのグループを作るのがかなり難しいです。なのでこのゲームは4人の方が遊びやすいのではないでしょうか?

手番には自分を含めた全員のコマを1つずつ任意のヘックスに配置するだけです。全員が同じ手番数ができないだけの空きヘックスしか残っていなかったら終了です。今回は7x7x7なので127ヘックスあります。4人なので各自が手番を行うには16ヘックス必要なのです、なので残りの空きヘックスが15になったら(つまり各プレイヤー7手番ずつで112ヘックスが埋まったら)終了です。

得点は全ての自分のグループの積なので、理想は大きさが3のグループを多く作ることです。終盤みんなに邪魔されましたが、なんとか勝てました。

結果:自分 672(6.51)、ぴーかん 504(6.22)、しのだけ 352(5.86)、タクヤ 336(5.82)(括弧内は自然対数)



これで4月の土嚢の会は終了です。夕食は初めて行く餃子の店で。

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