千葉のスコットさんの自宅で1泊2日のゲーム会です。まずは1日目のレポート。
ラマ ダイス L.A.M.A. Dice
(プレイ時間 45分)
久し振りの「ラマダイス」。考えてみたらこのゲームは「シャットザボックス」にちょっと似ているかもしれません。5人だとどこまで粘るかも考え所があって楽しいですね。一度は手持ちの3枚(ラマ、3、6)を一気に捨てて上がれたのですが(写真)、それ以降は不調で敗北。
結果:ジム 24、ギンガ 35、スコット 38、自分 40、タイヨウ 41
エレベータ前で In Front of the Elevators
(説明 5分 プレイ時間 40分)
キャラクターの割り込みのルールをうまく使って、自分のキャラクターをエレベータの列に並ばせるゲーム。あとから乗った方が良いので、一番前よりも少し後ろの方が点数が高いです。しかしそれより後ろは乗れないのですべて0点です。時間の関係でラウンド1と3だけをプレイしました。
結果:スコット 33、ジム 26、自分 18、デイブ 17
ズー ヴァディス Zoo Vadis
(説明 20分 プレイ時間 75分)
6人で交渉ゲームの「ズーヴァディス」です。ランダムに動物を配り、今回自分はアルマジロになりました。トンネルを通る権利を交渉で売り渡します。アナが素晴らしい交渉術で、最初に自分のコマを同時に2つも最上段に送り込みました。さらに孔雀もさいじょうだんを1マス占拠し、残りは4マス。これは1人は脱落が確定ということです。このあとはみんな焦り始めて、懸命に上を目指します。結局勝利したのは終始うまく交渉をまとめて行ったデイブでした。前回もハイエナが勝ったし、ハイエナは強いのかもしれません。
結果:デイブ(ハイエナ) 30、ガビィ(トラ) 20、自分(アルマジロ) 17、スコット(サル) 12、アナ(ワニ) 11、ジム(サイ) 16(脱落)
ボツワナ Botswana (ニューゲームズオーダー第2版)
(プレイ時間 50分)
シンプルな「ボツワナ」です。スコットさんによれば、このニューゲームズオーダー版は動物が木製のコマなので海外でも人気があるそうです。確かにこれ以前はすべてプラスチックの動物か、プラスチックのチップでした(「クアンダリー」はタイルなのでちょっと違うかも)。
他のプレイヤーと相乗りしつつ、ちょっとだけ自分だけの利益を求めるということが大切なゲームです。終わるタイミングの見極めが非常に大切で、それが少しずれても点数を確保できるようにしておくのもまた大切です。今回は自分が勝利。
結果:自分 84、ガビィ 70、スコット 69、アナ 63、デイブ 54
ホエール ライダーズ Whale Riders
(説明 10分 プレイ時間 45分)
4人になったので「ホエールライダーズ」です。今回は場にある真珠タイルを積極的に撮りに行きました。スピードもうまく調整できて最初にゴールに到着したのですが、そのすぐ後に辿り着いたアナと最後の真珠を取り合って同点1位。そのうち13点は真珠タイルです。タイブレークは残金なので、5コインもっていたアナが勝利しました。
結果:アナ 29(5)、自分 29(1)、スコット 25、デイブ 24
(括弧内はタイブレークの残金)
キャット アス トロフィー Cat Ass Trophy
(プレイ時間 55分)
「ゼロ」に猫のイラストが描かれ、代わりに緑1のカードがなくなってしまったという不思議なバージョンです。1枚欠けても、もともと何枚かは使わないためにそこまでゲームに影響はないですが、でもしっくりこないことは確かです。せっかく可愛いイラストなのにちょっと勿体無い気がします。
2ディール目で17点と大量失点してしまい、この時点ではスコットさんが10点、自分が23点、ガビィが24点という順位でした。しかしこのあと、ガビィがなんと3ディール連続でゼロを達成し、24点のまま逆転勝利。これはすごい。
結果:ガビィ 24、自分 32、スコット 33、アナ 54、デイブ 77
マカオ Macao
(説明 45分 プレイ時間 175分)
最後は以前から遊ぼうと約束していた「マカオ」です。ようやくプレイすることができました。自分は10年ほど前に2回遊んだことがありますが、フェルトが好きなスコットさんがぜひ遊びたいというので、カードを英語化したのです。
フェルトにしては、骨格がわかりやすくて自分でも楽しめました。12ラウンド制で、カードを選んだあとに振ったダイスでリソースを獲得するのですが、このシステムがなかなか面白いです。6色のリソースに対応した6個のダイスが振られ、全員その中から2個を選び(他のプレイヤーと重複して良い)出目に等しい個数のリソースを取ります。しかし出目の数だけあとのラウンドにならないと、それらのリソースを使えないのです。例えば出目が1だとリソースは1個だけですがすぐに使えます。しかし2の目だと1ラウンド後、3の目だと2ラウンド後、というようになっており、6の目だとリソースは6個と多いものの、使えるのは5ラウンド後まで待たなければなりません。これらの未来のリソースは各自が7角形のタイルを使うことによって管理します。カードには1−4色の必要なリソースが描かれているのですが、4色のリソースを同じラウンドに使えるようにするのは至難の業です。しかし、よくあるゲームのように、いくつかの同色リソースで他の色にできるなどという甘いこともないのは好感が持てます。
カードの能力で選ぶというよりは、カードが要求するリソースの組み合わせで選ぶことが多かったです。また、2人以上が同じリソースを選ぶことができるし、それらは当然同じタイミングで発動するので、思ったよりも手番順が大切なのかもしれません。ボードの大半を占める航路はゲームが半分くらい進むまではほぼ休眠状態なのですが、終盤はやはり大切です。
もうすこしカード構成など色々と推敲する余地があるのではと思ってしまいますが、この辺がフェルトなのでしょう。フェルトマスターのスコットさんが1位、自分は2位でした。途中で何度もルール確認をしていたので、3時間近くかかりましたが、次回はずっと短くなりそうです。
結果:スコット 88、自分 80、デイブ 57
2日目に続く。
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