ディアシュピール 2024.03.13

スプーキー ウーキー Spooky Wooky
(説明 5分 プレイ時間 5分)
SpookyWooky20240313.JPGタイルにはお化けが色々な色と形の布切れを何枚か持っている姿が描かれています。形は7種、色は3色、そして枚数は1−3枚ですべての組み合わせがあるので合計63枚のタイルがあります。

手番では1枚めくり、布切れの形が同じタイルが既に表になっていたらそれを早い者勝ちで取ります。なければそのまま表にしておきます。間違えたタイルをとってもペナルティはありません(とルールに明記されている)。これを繰り返すだけです。基本ゲームでは布切れの形だけが大切で色と枚数は無視します。なので7種類のタイルが9枚ずつあると考えられます。バリアント1では形と色、バリアント2では形と枚数が同じものを取るので、それぞれ21種類のタイルが3枚ずつと、かなり大変になります。

今回はバリアント2の形と枚数をプレイ。色は無視します。本当に少しの記憶と反射神経だけのゲームです。やぎのさんと自分が同枚数で1位。

結果:やぎの 15、自分 15、はっくつ 12



バブルとパドル Bubble and Puddle
(プレイ時間 5分)
BubbleAndPuddle20240313.JPG24枚のタイルは表面はバブル(泡まみれのアヒル)、裏面はパドル(水溜りのアヒル)になっていて、「バブル」と「パドル」のどちらのゲームを遊ぶかでどちらの面を使うかが決まります。2−3人で遊ぶ時は各プレイヤー8枚、4人の時は6枚を自分の前に弧状に並べ、全体で円を描くようにします。

スタートプレイヤーはアヒルを自分の列の中央に置き、ダイスを振ります。ダイスは1、2、3、4、5、アヒル、の6面で出目の数だけ時計回りにアヒルを進め、そこにあるタイルを取り除きます。出目がアヒルのときには取り除かれたタイルをアヒルがいる場所に1枚戻します。次の手番はアヒルが止まったタイルのプレイヤーなので、連続で手番を行うことや手番がスキップされることもあります。「バブル」を遊ぶ時は最後までタイルが残っていたプレイヤーの勝利、「パドル」の場合は最初にタイルを全て無くしたプレイヤーの勝利です。それ以外にこの2つのゲームに違いはありません。バブルバスには長く入っていたいし、水溜りからは早く抜け出したい、ということなのでしょう。

今回は「バブル」をプレイ。収束は割と早く、自分が最初にタイルを無くして脱落(もし「パドル」だったらここで終了し、自分は勝っていた)、その後はっくつさんも脱落し、最後まで残ったやぎのさんの勝利です。

結果:やぎの 勝利、はっくつ 2位、自分 3位



マックマルチ McMulti (2012年ペガサス版)
(説明 15分 プレイ時間 125分)
McMulti20240313.JPG現時点での最新版の「マックマルチ」です。とはいっても、2012年出版で、自分が以前所有していたのはヘクサゲームズの第2版(1988年)、そして実物を見たことがない初版は1974年でちょうど50年前です。

目的は原油を掘り当ててそれをガソリンにし、ガソリンとして市場に売って儲けることです。第2版とは細かいところで色々ルールが変わっていて、目標金額は1000でなく750になったり、掘削機の基本値が10から5になっていたりしました。また一番異なるのは経済状況の変化がゾロ目によって起こるのではなく、ダイスの出目の差の累積が8を越えるたびに起こるということです。出目の差の期待値は1.94なのでだいたい4手番ごとに経済状況が変わることになります。以前の版ではゾロ目が出ないと経済状況が変わらなかたので、場合によってはゲームが停滞することも多くデッキオブダイスを使ったものですが、もうその必要はなさそうです。

McMultiCommonBoard20240313.JPG経済状況があまり悪くならず、悪くなりかけると好景気になるので設備投資がしづらい状態が続きました。最後にはようやく不況になり、ここで一気に設備投資をしてゲームは収束にむかいました。

リメイクを機にもうすこしルールを変えても良かったのではと思う部分もありますが、なかなか楽しめました。1位は持ち主のかーんさん。

結果:かーん 1223、自分 1194、やぎの 1158、はっくつ 840



ゴールデン チケット The Golden Ticket Game
(説明 10分 プレイ時間 25分)
GoldenTicketGame20240313-1.JPG「チャーリーとチョコレート工場」という映画をモチーフにしたゲームです。ウィリー・ウォンカという工場長がウォンカバーというチョコレートの中にランダムに3枚仕込んだゴールデンチケットを獲得するのが目的です。このチケットでチョコレート工場が見学できるそうです。

プレイヤーはなるべく多くのチョコレートを集めるべく、3x3の9マスの世界で2アクションを駆使してチョコレート集めに奔走します。ここは割と普通のゲームです。

GoldenTicketGame20240313-2.JPGすべてのチョコレートがプレイヤー間に行き渡った後が本番です。ひとつひとつ、チョコレートを開けて、ゴールデンチケットがあるかを確かめていくのです。この確率を上げるためだけにチョコレートを集めるというのがなかなかすごい。自分が集めた15枚くらいのチョコレートの中に1つだけゴールデンチケットが入っていました! やぎのさんは何と2つ! これを他のプレイヤーにあげることもできるそうです。ちょっと「ファンフェア」っぽいですが、こちらの方が短くて良いですね。

結果:やぎの 勝利、自分 勝利、はっくつ 敗北、かーん 敗北



ピックアペン 石碑 Pick a Pen: Crypten / Crypts (999ゲームズ版)
(説明 5分 プレイ時間 35分)
PickAPenCrypten20240313.JPG最後に「ピックアペン」シリーズから「石碑」を遊びました。自分はレベル1を遊んだことがあるので、自分の意向でレベル2を遊びました。縦は6列になり最下列はペンのシンボルで、他のシンボルの代わりに埋めることができます。またレベル1ではペア(2連続同色)が得点になったのですが、今度は3連続同色、または5色すべてを使うと得点になります。縦列だと3連続を2つ作って6点という可能性もあります。

あるシンボルを埋めたら以降はそのシンボルはワイルドになる、という重要なルールを途中まで忘れていました。申し訳ない! きれいに3連続同色と5色で埋めていったはっくつさんが1位。自分は前回に引き続き最下位でした。

結果(レベル2):はっくつ 33、かーん 30、やぎの 25、自分 24

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