忍のがっこう Shinobi no Gakko
(説明 10分 プレイ時間 60分)
昨年秋のゲームマーケットで手に入れたカードゲームです。シェディングゲーム(ゴーアウト系)で、目的は手札を全て無くすことです。場には初め2枚のカードが並び、手札(3人だったので15枚)を公開(地)と非公開(天)に分けて、公開する手札を全員で表向きに自分の前に表向きに出します。この分けるというのが、どういう意味を持つかが難しいのですが、手番には非公開と公開のそれぞれについて、カードを出す、カードを取る、パスするを選べるので、おそらく非公開と公開の分け方は色々と戦略がありそうです。
カードを出す時には場に数値順に並んだカード(最初は2種類の数値)の両端どちらかの隣りに出します。最大数値のカードに隣接してより大きい数値のカードを出すか、あるいは最小数値のカードに隣接してよりに小さい数値のカードを出します。いずれにせよ、出す枚数は隣接するカード枚数以上(同枚数可)でなければなりません。例えば最初の2枚が5−8だったら、5に隣接して4以下の数値のカードを1枚以上か、8に隣接して9以上の数値のカードを1枚以上だせるわけです。カードを取るときは両端の最小か最大の数値カードのいずれかから同数値のカードをすべて取ります。
カードを出したり取ったりすることで、両端のカード枚数に差が出たら、ただちに(手番の途中でも)封印トークンをカードが多い側に置き、同数になったら封印トークンを取り除きます。封印トークンがある側はカードを出したり取ったりできません。また3枚以上だと封印に関わらず取ることはできません(出すことはできます)。このルールが最初はややこしいです。
自分以外が全員連続してカードを出さなかったら(カードを取るかパスだけだったら)場のカードがすべて流れて、自分から次のラウンドを始められます。こうして同数値のカードを上手く集めながら、非公開と公開の手札を処理していきます。誰かが手札を無くしたらボーナスで+5点、その時点で他のプレイヤーは手札(公開&非公開)で同数値のカード枚数に対応した三角数で失点となります。
同人ゲームなのはわかるのですが、ルールの解読が難解でした。今回は、場には数値が1種類だけになっても良く、そのときは封印は解かれるという解釈で遊びました。
シングルトンは手札(非公開)にし、ペア以上を公開するとやりやすいのでは、というのが3ディール遊んだ感想です。慣れてくるとなかなか面白いです。
結果:自分 3、シミーズ −9、キノ −18
ドラゴン ダービー Dragon's Derby
(説明 5分 プレイ時間 20分)
辰年ということで、ドラゴンのゲームをキノさんが持ってきてくれました。何を持ってくるか(ドラゴンイヤーか、ダンシングドラゴンか?)とワクワクしていたら、見知らぬ1995年のハインツマイスターのゲームとのこと。おお、期待が高まります。正方形から正方形を切り取ったようなボックス、そして半円形の大きなレーストラック、さらになんとそのレーストラックは6マスしかなく、いっぱいマスがあるように見れるのはただのフレーバーだという驚きです。
ドラゴンは全部で5匹。それに対応するカードが6枚ずつ計30枚あり、最初の手札として4枚持ちます。ここでプレイヤーは全員ゴールできる3匹のドラゴンを予想して任意の賭け金を置きます(最初は600持ち)。あとは手札を1枚プレイしてドラゴンを進め、1枚補充するだけです。1位だけ当たると掛金が戻ってきますが、2位、3位まで当てると掛金が2倍3倍になって戻ってきます。とはいっても掛けた3匹のドラゴンの1位から3位の順番は問わないので、結構当たります。
プレイ感覚としては「オールザウエイホーム」や「はちみつくまさん」に似ていますが、よりギャンブル性があります。全部で4ラウンド遊びました。確か3ラウンド目だったと思いますが、シミーズさんはこちらを止めるために自分を犠牲にするという上級手段にでたのはさすがです。6枚のカードでゴールまで5歩なので、2枚を握りつぶされてしまえばゴールできないというのが良いですね。
結果:シミーズ 1900、キノ 1800、自分 1800、名人 600
パタパタくるりん Patapata Kururin
(プレイ時間 10分)
サンリオのキャラクター(マイメロディ、ポムポムプリン、ポチャッコ、シナモロール)を題材にしたダイソーで売っているゲームです。各プレイヤーは極秘裏にどれかひとつのキャラクターを受け持ちます。目的はゲーム終了時にできるだけ多く自分のキャラクターが見えていることです。手札はキャラクターカード2枚。手番には1枚補充して、1枚プレイします。カードには直交か斜交の4方向に矢印が書かれており、隣接するカードを裏返します。裏返ったカードの上にもプレイすることができ、あたかも両面のカードとして扱うのはちょっと面白いと思いました。
こういうゲームは徐々に確定させて行くことが面白さだと思いますが、凶悪なキティーカード(場のカード1枚を捨てられる)もあり、なかなか確定しません。なのでどうしょうもない展開になりがちです。収穫はサンリオのキャラクターの名前を知れたことかな。
結果:キノ(マイメロディ) 5、自分(ポムポムプリン) 4、シミーズ(シナモロール) 3、名人(ポチャッコ) 1
チーズ トリックス Cheez-Tricks
(プレイ時間 2ディール20分)
10ランク4スートのノートランプマストフォローのトリックテイクです。目的カードが3枚あり(N番目のトリックに勝つ、特定のスートを誰よりも多く取る、など)、これを0、1、2、3枚達成すると、それぞれ基本点が2、1、0、3点になります。なので全く達成しないか、全て達成すると良いわけです。ちょっとこの点数体系が「ウィリー」っぽいですね。この基本点と獲得トリック数の積がラウンドでの得点になります。なのでトリックは多く取りたいのです。
結果:自分 10、名人 8、キノ 4、シミーズ 4
スペース ワーム Space Worm
(説明 10分 プレイ時間 各35−40分)
最後はクニツィアの紙ペンの「スペースワーム」です。プレイ回数が少なかったレベル3と4を遊びました。レベル3は赤いフルーツの代わりにワープが4回できますが、フルーツの数が9個しかないのでフルーツを全て取って終わるということが多い気がします。ルールが多少曖昧なのですが、ワープもゲーム終了条件においてはフルーツと同じ扱いにした方が良いのかも知れません。ギークで質問することにします。
レベル4は悪魔マークの上で移動を終えると1ライフ失うのですが、ライフが7もあるのであまり恐れずにライフを失いながら進めていきました。惑星を潰す方が大切です。それが功を奏したのか、自分がライフを失ってゲームが終わったものの、多くフルーツを取ったというタイブレークで勝利しました。
結果
1戦目(レベル3):自分 5、キノ 4、名人 2、シミーズ −13
2戦目(レベル4):自分 13(勝利)、キノ 13、名人 12、シミーズ 7
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