メープルゲーム会 2024.01.02

新年メープルゲーム会の2日目です。スコットさんが好きなSaashi&Saashiのゲームを2作とクニツィア4作を中心に遊びました。



キック Kick
(プレイ時間 60分)
Kick20240102.JPGシュピールボックスの付録「キック」をkizuさんと2人で遊びました。結構白熱して、ダイスの目が悪いのを上手いタイミングで振り直して、そこからパスが続いたりと楽しめました。一応3点先取なので、自分が3点取ったところで終了。

結果:自分 3、kizu 1



ニュースボーイ Newsboys
(説明 20分 プレイ時間 35分)
Newsboys20240102.JPGSaashi&Saashiの紙ペンゲーム。カードとダイスを使ったドロー・ロール&ライト方式で、今めくったカードと次のカードの裏側のシンボル、それに3個のダイスを振って出たシンボルのうち1種類を使って自分の地図をマーキングして行きます。ダイスは個人のダイスなので各自で目が異なりますがカードは共通というわけです。

ボードの小さなエリアをちょうど埋めたらボーナスアクションがあります。このボーナスアクションは連鎖するので、後半はうまく準備すればあっという間に埋まって行きます。各色のエリアをすべて埋める競争、そして4分割された区域を埋める競争など、いくつかの分野で他のプレイヤーとのインターアクションがあります。

今回は、自分がAとCの区域を最初に埋めてそれだけで14点。これが大きい要因となり勝ち切りました。

結果:自分 37、kizu 32、スコット 28



ギャップ Gap
(説明 10分 プレイ時間 30分)
Gap20240102.JPG場には常に4枚のカードが表向きに並んでいます。手札は6枚。手番には手札から1枚出して、場のカードを獲得します。

このとき、優先順位は以下の通りです。

1.同じ数字があればそれを全て取る。
2.さもなければ、連番になるように一つ上と下のカードを1枚ずつ取る(どちらかだけでもあれば取る)
3.さもなければ何も取らず、このときに限り出したカードを場に加え(場は一時的に5枚以上になります)

1と2の場合は出した手札も取って自分のものになります。これをスート別に自分の前に並べて、最大枚数のスートの枚数から最小枚数のスートの枚数を引いたものが得点になります。ただし0枚のスートは最小とは数えません。また複数あるとそれらも全て数えるので、マイナス点になることもあります。

例えば各スートの枚数が、5、5、4、4、3 ならば最大が5枚で2スーと(10)から最小3枚の1スート(3)で差は10−3で7点です。しかし5、4、3、3、3だとマイナス4点になってしまうのです。ただし、全て同じ枚数ならば失点はありません。たとえば4、4、4、4なら16点です。

今回は場札6枚、手札7枚という間違えた枚数で遊んでしまい、さらに上にあげたケース3の場合でも出したカードだけは獲得するというように遊んでしまいました。正しいルールの方が戦略的な気がします(手札を捨てるチャンスがあるので)。次回は正しいルールで遊んでみたいです。

結果:スコット 17、kizu 14、自分 10



ミルフィオリ Mille Fiori傑作 Die Meisterwerke
(説明 25分 プレイ時間 100分)
MilleFiori20240102-1.JPG漸くミレフィオリの新しい拡張込みを遊ぶことができました。遊んだことがあるというスコットさんにルールを確認してもらいながら説明してもらいました。

拡張ボードは評議会と船の航路の続きになっており、評議会は6枚のタイルをランダムに並べます。これまで船の航路で終点についてしまうことが多かったのですが、航路を延長することによりさらに船の恩恵が得られるようになったのです。

カードはデッキに入るドージェカードのほか、強力なアクションのドージェレスカードと傑作ガラス細工の傑作カードがあります。ドージェカードをプレイするとスタートプレイヤーになり、次に誰かがドージェカードをプレイするまではスタートプレイヤーは変わりません。ドージェレスカードは獲得したら自分の前に置いておき、以降の任意のタイミングで自分のカードをプレイする代わりにそれを捨ててドージェレスカードをプレイすることができます。これは終盤に不要なカードが多くなってくるときにとても有効です。傑作カードは3種3色が4枚ずつあり、各自3x3の形に並べて行き同色や同種が同じ列になるようにするとゲーム終了時にボーナスになります。

MilleFiori20240102-2.JPGさらに評議会を進めていくと、ドージェレスや傑作カードが獲得できたりと様々な恩恵があり、もちろん最初に一番上まで辿り着けばボーナス点が入ります。

序盤はkizuさんが鍵を連続で獲得して行き大幅にリード。しかし中盤以降は傑作カードの収集やさまざまなエリアでのボーナスなどの影響で、最後はスコットさんが1位に躍り出ました。よくできた拡張です。また遊びたい。

結果:スコット(橙) 364、自分(緑) 315、kizu(赤) 306、ジム(紫) 295



サヴェッジ ボウル トリック テイキング ゲーム Savage Bowl: Trick Taking Game
(説明 10分 プレイ時間 55分)
SavageBowlTrickTakingGame20240102.JPG途中から、ルールが変わるマストフォローのトリックテイクです。4人プレイの場合、プレーンスートが4スート各11ランクと切り札スート8ランクの合計52枚を使います。手札は13枚。13トリック中3回勝つことが目的ですが、4回目に勝ってしまうと途中で脱落します。

ゲームの前半(最初の5トリック)と後半(6トリック目以降)でルールが変わります。前半では2番目に強いカードがトリックに勝ち次のトリックをリードします。最も強いカードにはイエローカードが与えられ、ただちに手札から1枚を裏向きにして場に出し、次のトリックには参加できません。後半はこのルールがなく、通常のトリックテイクのように最も強いカードがトリックに勝ちます。

5ラウンド制で3トリック獲得に成功するとラウンド数に等しい点数が得られます。また、各ラウンドで最初に3トリックを獲得し、4トリック以上とらずに終わればボーナスでさらに2点得ます(暴走王)。

今回は4人プレイ。前半で最も強いカードを出すと1枚任意のカードを裏向きに捨てられるというのが強力に思えます。しかしこれによりリボークがわかりづらくなりそうなのが気になりました。序盤は自分が暴走王になりかなりリードしていましたが、後半はさっぱりでした。

結果:kizu 10、ジム 6、自分 5、スコット 3



旅のあと Remember Our Trip
(説明 25分 プレイ時間 60分)
RememberOurTrip20240102.JPG旅行中の記憶を頼りに街を再現していくという、面白いテーマのゲームです。中央に全員が共有する正しい地図が徐々に作り上げられて行きます。この地図と矛盾しないように記憶を再現すれば、それが正しいと主張して得点を得ます。

毎ラウンド、カードがめくられ、今回チップを置かなければならない4区画のパターンが示されます。プレイヤーは順番にチップの組み合わせを選び、示されたように自分のボードにチップを並べていくのです。チップは、公園、ホテル、店、レストラン、ツーリストスポットなどがあり、形と大きさが合えば、「ここにはマーライオンがあったよね!」というように主張して、正しい地図にそれを記せるというわけです。ただし、すでに同じ場所に別のものがあればその主張は認められないので、他のプレイヤーのボードをよくみながらうまく協力していくのも大切に思えます。

パズルチックな側面もありつつ、みんなで街を再現するという楽しさがありとても楽しめました。また遊びたい。

結果:kizu 43、ジム 42、スコット 42、自分 39



ラー Ra (25世紀ゲームズ版 ファラオエディション)
(説明 10分 プレイ時間 60分)
Ra20240102.JPGジムの提案で「ラー」を遊びました。25世紀ゲームズ版は、全体としては使いやすいと思います。タイルを置くボードでなく、ニューゲームズオーダー版のようにタイルを並べるガイドラインなので、視覚的にはわかりやすいです。

スコットさんが低い数値のタイルでとても良い組み合わせをとっていく、ということが2−3回あり、ここで圧倒的な差がついてしまいました。20点差とは、これは悔しい!

結果:スコット 59、自分 39、kizu 25、ジム 19



ムレム MLEM: Die Astrokatzen
(説明 15分 プレイ時間 60分)
MLEM20240102.JPG最後は4人で「ムレム」を遊びました。今回は拡張なしの基本ゲームです。拡張なしだとシンプル過ぎるように感じてしまいますが、導入ゲームとしては楽しめます。共通の目標である「4惑星に1匹ずつ」と「1惑星に3匹」を両立させたミユキさんが他を大きく引き離して1位になりました。やはり8匹全てを着陸させたのが大きいですね。

結果:ミユキ 27(8)、スコット 18(7)、自分 16(4)、kizu 14(5)
(括弧内は着地した猫の数)



これで新年のメープルゲーム会は終了です。今年もたくさん遊べると良いですね。

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