2024年の元旦は夕方から千葉のスコットさんの家で2日間のゲーム会です。初日はkizuさんと3人で「炭鉱讃歌」、「エルファーラウスボードゲーム」、「トリックテイカーズキングス」を遊びました。
炭鉱讃歌 Glück Auf / Coal Baron
(説明 20分 プレイ時間 95分)
パッケージはよくみたことがある2013年のゲームです。英題は「石炭王」、独題は「幸運を」というような意味の炭鉱夫の挨拶だったようです。舞台はなんとルール工業地帯のエッセン、シュピールの開催地エッセンです。おそらくボックスアートに描かれているのはエッセンにある世界遺産のツォルフェアアイン炭鉱だと思われます。参考:Glück auf という挨拶について (Wikipedia より)
各プレイヤーは個人ボードを持ち、これが各自の炭鉱を表しています。ワーカープレイスメントで、炭鉱からお金を払って石炭を掘り、地上に運び、契約書を達成させて、最後にさまざまな交通機関で運ぶことで得点になります。ワーカーを置けるのは石炭を掘る8カ所、お金が3カ所、石炭を地上に運ぶエレベーターのアクション3カ所、契約書が4カ所、交通機関が4カ所と多くの場所があります。同じところにワーカーを置くときにはひとつ多く置けば実行できます。
契約書に沿ってお金と炭鉱タイルで石炭を掘り、あとは効率を重視していけばなんとかなります。ときどき、他のプレイヤーがやりたいことを考えなければなりませんが、全体的にインターアクションが少ないのが気になります。個人ボードでなく、全員で一つの炭鉱で色々やっていくようなゲームが遊びたいです。
結果:自分 134、スコット 129、kizu 100
エルファーラウス ボードゲーム Elfer raus!: Das Brettspiel
(説明 5分 プレイ時間 3ディール80分)
次に、たまたま持っていた「エルファーラウスボードゲーム」を3人で遊ぶことになりました。8枚あるシンボルタイルを使います。これによって少し上がりやすくなった気もします。3ディール中1度もあがれませんでしたが、そこまで点差は開かずでも最下位でした。
結果:kizu 12、スコット 16、自分 20
トリックテイカーズ キングス Kings: Tricktakers
(説明 20分 プレイ時間 50分)
マストフォローのトリックテイクで、どうも前作「トリックテイカーズ」をアレンジしたものらしいです(自分は未プレイ)。使用するのは4スート各6枚で24枚、それに特殊カード(白旗・レア)を4枚加えた計28枚です(3人プレイの時)。ここから5枚ずつ配るので28枚中15枚しか使いません。これとは別に、各スートでJQKがセットになっていて、それらの3枚組と、さらに特殊能力カード3枚をドラフトします。これら6枚は自分の前に表に並べますが、特殊カード3枚のうち1枚はビッドカードとして裏向きにし、それによって何トリック取れるかの予想をするというわけです。それぞれに異なる特殊能力があるので結構大変です。
世界観などはしっかりしていますが、なにぶんプレイが大変です。トリック数をちょうど予想するタイプのトリックテイク(ナインティーナインなど)では緻密な計算が求められますが、なにしろ特殊カードが多すぎてそれについていくだけで大変です。さらに、ちょうど出なくても色々なカードにXトリック取ればX点というカードがあるので、結局何をやってもそれほど変わらないという気もしてしまいます。おそらく4人以上で遊ぶ方が面白いのだと思いますが、ちょっとゴテゴテし過ぎていて鋭さに欠けました。
結果:自分 220、kizu 160、スコット 140
ここでもう夜の1時で自分はダウン。kizuさんとスコットさんの2人は「ケルトダイス」を遊んでいたようです。翌日に続く。
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