ムレム MLEM: Die Astrokatzen
(説明 30分 プレイ時間 80分)
「ムレム」には拡張が3つ含まれています。そのうちUFO拡張は使ったことが1回ありますが、今回は思い切って初めて3つ全ての拡張を入れてみました。
UFO拡張:旅の前にまずコマンダーが探検タイルをめくり、これにより使えるダイスの数が制限される代わりに1回だけ使える目や振り直しなどができるようになる。また探検タイルの示す数だけUFOが最深部から少しずつ近づいてきて、うまくUFOに遭遇するとコマンダーにはボーナス点が与えられる。
調査拡張:楕円形の調査タイルがボード上のタイルで指定されたマスに5枚配置される。これらは得点だったりワープだったり、ダイスが1個コマンダーに戻ってきたりなど、より奥を目指す動機づけになるし、ゲームにアクセントが生まれる。1枚使われるとまた1枚配置する。
極秘任務拡張:ゲーム開始時に極秘任務タイル4枚取りそのうち3枚をキープする。タイルには目的の惑星や衛星が描かれており、達成した数によってゲーム終了時に2、5、10点となる。
感想としては、これらを全部入れるのが一番面白いのではないかということです。それほどルールも複雑ではないし、ちょっとゲーム慣れしているならば全く問題ない範囲です。タイルによってより先に進むモティベーションが生まれます。他のクニツィアの拡張・発展ルール入りゲーム(ベオウルフ、アンギャルドなど)もそうですが、すべて入れるのが大抵は一番面白くできていると思います。
自分は最初の3回の航海に失敗し出遅れましたが、宇宙の最深部になんと初めて2匹も宇宙猫を送り込むことに成功。しかし、8匹全部を宇宙に送ったイズナさんには僅差で勝てませんでした。残念!
結果:イズナ 47(8)、自分 45(5)、たっくん 41(7)、武井 31(6)、ミド 29(5)
(括弧内は着陸に成功した猫の数)
トップ テン Top Ten (ジェリージェリーゲームズ版)
(説明 10分 プレイ時間 80分)
協力ゲームです。各プレイヤーには1−10の数字カードが与えられます。それをディーラーが選んだ与えられたテーマ(例えば最も面白いドキュメンタリーと最もつまらないドキュメンタリー)に沿ってこの数字ならこのくらい、という答えを言っていき、ディーラーは自分のカードも含めて昇順になるようにひとりひとり当てていく、というゲームです。降順になってしまうごとにペナルティー点が課され、それが一定になるとゲームオーバーです。ディーラーを順番に行い5ディール行います。
問題点は色々あります。「自分の持った数字を連想させることを言ってはいけない」という曖昧なルールもそうですが、テーマの1と10にあたる方向性がちゃんと逆になっていないこともあり困ります。まあゲームではなくアクティビティーなので、そうと割り切れば良いのだと思いますが。「イト Ito」に似ています、というかほぼ同じゲームの気がします。
結果:敗北
ドブル360 Dobble 360
usalapbitさん持ち込みの「ドブル360」を少しだけ遊びました。モーターでくるくる回るカードの両側で同じシンボルを宣言して取るという遊び方がこのゲームの一般的な遊び方だと思います。あとは、カードだけ使って全員でカードを手のひらに乗せて合致したシンボルをみつけたら宣言してそのプレイヤーの手に乗せて最後まで残った人が負けという、いわゆる「ホットポテト」を遊びました。
マインド アップ! Mind Up!
(プレイ時間 15分)
エレガントなルールの同時出しゲーム。今回は最大の6人で遊びました。6人だと60枚中48枚を使うので、そこまでスートの枚数の差は出ないので、1ディール目からやりやすいかもしれません。しかし今回は結構差があり、うまく手札に多かったスートを集めるようにして勝ち切りました。写真は確か第2ディール。偏りすぎた手札は2スート!
結果:自分 86、ミド 78、トミー 76、イズナ 73、たっくん 70、usalapbit 65
プラネット アンノウン Planet Unknown
(説明 20分 プレイ時間 70分)
回転式のタイル置き場が目を引くタイル配置パズルゲームです。タイル置き場は12種類のポリオミノ(ドミノ1種、トリオミノ2種、テトロミノ5種、ペントミノ4種)が積まれており、それぞれに2種類の地形が描かれています。ただ、積まれているので下にあるタイルは同じ形ですが地形の組み合わせは異なります。手番プレイヤーはこの12種の一番上の12枚から自由に1枚選び、残りのプレイヤーは手番プレイヤーからの相対的な位置で2種類2枚から1枚選びます。この相対的な位置や選択可能なタイルを示すために、タイル置き場ごと回転するようになっているのです。
選んだタイルは個人ボードに並べます。並べた地形に対応するパラメーターを伸ばし、それによりアクションが発生し、ローバー(車)を動かしたりカードをもらったり1x1のモノミノタイルをもらったりなど色々なことが起こるわけです。
プレイヤー間のインターアクションはこのタイル選びと隣接プレイヤーとの目標カードです。非常に薄いインターアクションで、これならばいっそのこと「フィット」みたいに純粋なパズルにすれば良かったのではと思えるくらいです。
今回はこの隣接プレイヤーとの目標の一つ「なるべく多くの文明のエリアを作る」を勘違いして、大きな文明のエリアを頑張って作ってしまいました。途中で気がつき、慌ててその後は文明タイルを散らせて、なんとか同数に追いつきました。隣りのプレイヤーだけと争うというのは「世界の七不思議」と同じで、つまり向かい側のプレイヤーのことなんか見る時間がないということなのかもしれません。「世界の七不思議」と同じような感覚です。
2023年DSP1位だというゲーム(2位もソロプレイ感満載のドルフロマンティック)。新規性がほとんどなく、これがよく賞を取ったなあというのが正直な感想です。色々ネガティブなことを書きましたが、一般的には受けが良いゲームだと思います。なので一度試してみるのも良いかもしれません。
結果:自分 62、トミー 52、ミド 51
ゴールド ラッシュ Gold Rush (サニーバード版)
(プレイ時間 10分)
時間調整に「ゴールドラッシュ」を遊びました。ルールも簡単だし、重宝するゲームです。トミーさんが大金脈14点を独り占めすることに成功して勝利! 次回こそこのバージョンで人数分のディールを遊ぶ戦いをしたいです。
結果:トミー 24、自分 16、ミド 15
スペース ワーム Space Worm
(プレイ時間 25分)
あまり時間がなかったのですが、最後に5人で「スペースワーム」を遊びました。今回は3種類の果物をクリアしたものの、惑星を4つも残してライフを失ってしまい。惑星のペナルティのマイナス10点が大きく響いて最下位。イズナさんとusalapbitさんによれば、ラリーXのようだとのことです。そういえばそんなビデオゲームが昔あったなあ。
結果:トミー 15、ミド 12、usalapbit 11、イズナ 9、自分 4
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