第73回の土嚢の会です。今回は初参加のうるまさん、しろねさんを加えて、総勢11名でした。個人的初プレイは「ソーラウィン」「トレス」「ステア」「アグレッション」「バイソン将棋」「ビードロ」の6種。それ以外はおもにネスターの旧作名作を楽しみました。
写真は今日のマーブル特製ランチ。
ソーラウィン Soulaween
(説明 5分 プレイ時間 15分)
4目並べです。コマは表裏で2色になっていますがプレイヤーの色というのはなく、どちら側を表にして打つかは自由です。そして打った石に縦横で接した石は全て裏返ります。この時に4連が並べばそれらを取り除き1点となるわけです。先に3点獲得すれば勝利です。
ギプフシリーズの「インシュ」を思わせるルールです。4連が完成したかの判断はコマを置いたときではなく周囲を裏返したあとなのが良いですね。
2戦目は「トレス」のあとに中村さんと遊びました。
結果
1戦目:自分 3、ぴーかん 0
2戦目:自分 3、中村 2
ダカーポ Dakapo
(説明 5分 プレイ時間 各20分)
正方形の4つの頂点になるように同じ色の4つのコマを配置するゲームです。自分が置いたコマと同じ色を相手は直後に置けず、また同じ色のコマが縦横に接してはならないので、それを利用してうまく相手を詰めていきます。
結果
1戦目:自分* 勝利、ぴーかん 敗北
2戦目:ぴーかん* 勝利、自分 敗北
ラオコーン Laocoon
(説明 5分 プレイ時間 各20分)
4色のうちそれぞれが1−2色をコントロールしています。お互いに相手にコントロールされていない色のコマの上を移動して、適度にコントロールする色を変えながら相手を手詰まりにしていきます。序盤はつかみどころがなく、やはりよくわからないゲームだなあという印象が強いです。面白い要素もあるのですが、ゲームがちょっと長すぎるのかな。
結果
1戦目:自分 勝利、ぴーかん 敗北
2戦目:引き分け
トレス Tres
(プレイ時間 各15−20分)
1−3の数値が書かれたコマを相手の辺に到達させるというゲームです。動かすコマの数値以上の数値のコマは飛び越えられますが、動かすコマの数値未満の数値のコマの上か空きますにしか移動できません。合計で15以上の数値を到達させれば勝利です。
慣れるまで少し大変ですが、なかなか面白かったです。また遊びたい。
1戦目:ぴーかん 16、自分* 10
2戦目:ぴーかん* 15、自分 5
グレーシャー Glaisher
(プレイ時間 各20分)
初参加のうるまさんといくつかゲームをしました。まずは「グレーシャー」です。先手と後手を1戦ずつ遊びました。経験の差でこちらが2勝しましたが、楽しんでくれたようで良かった。
結果
1戦目:自分 勝利、うるま* 敗北
2戦目:自分* 勝利、うるま 敗北
デュプロヘックス Duplohex
続けて「デュプロヘックス」です。「ヘックス」を二重構造にしたマニアックなゲームで、慣れてくると非常に面白いゲームです。でもあまり「ヘックス」に慣れていないと難しいかもしれません。
結果
1戦目:自分 勝利、うるま* 敗北
2戦目:自分* 勝利、うるま 敗北
ヘックス Hex (9x9)
(プレイ時間 各10−15分)
「ヘックス」は遊んだことがにというので、「デュプロヘックス」のボードを使って「ヘックス」の9x9を遊びました。このサイズだと小さすぎて、パイルールがないとやはり先手が圧倒的に有利です。うるまさんは初めてだというのですが、見事に2勝。(写真撮り忘れ)
結果
1戦目:うるま* 勝利、自分 敗北
2戦目:うるま* 勝利、自分 敗北
ステアー Stairs
(プレイ時間 各10−15分)
チェッカー模様にコマを配置してスタート。目的は最も高いスタックの一番上に自分のコマが置かれていること。手番には縦横斜めに隣接するスタックの上に自分のコマ(スタックの一番上だけ)を移動させますが、必ず1段だけ登るようにしなければなりません。また移動可能なうち最も低いものから動かさなければならないという制限があります。この制限が非常によくできて言えます。
よくありそうに見えて、ルールが素晴らしいゲームだと思います。今日遊んだ新作の中で一番面白かった。カナレ・アブストラクトのなかでは、一番好きです。
結果
1戦目:自分 5、土井* 3
2戦目:自分* 5、土井 4
アグレッション Aggression
(プレイ時間 30分)
アボットの書籍に載っているゲームで、自分もどこかで読んだことがあります。紙とペンを使い、適当に国を書いていき、そのあと100ずつの戦力を順に振り分けます。その後は、相手の国ひとつに対して隣接する自分の国すべての戦力が上回れば、相手を滅亡させられます。これを繰り返し、最後に残った戦力が大きい方が勝利です。思っていたよりも難しいです。地図の書き方も大切ですね。
結果:自分 5、たっくん 2
バイソン将棋 Bison
(プレイ時間 各5−10分)
名前はよく聞くのですが遊ぶのは初めてです。バイソンと酋長わかれる非対称アブストラクトゲームで、バイソンは相手の列に到達すること、酋長はそれを防ぐことを目的とします。「ドラゴン(オリオンより)」でこの手のゲームは結構慣れていたので、バイソン側と酋長側の両方で勝利。ボードが大きいですが、ゲームの雰囲気としては「流氷に乗って」くらいの感じです。
結果
1戦目:自分(バイソン) 勝利、たっくん(酋長) 敗北
2戦目:自分(酋長) 勝利、たっくん(バイソン) 敗北
ビードロ Vidro
(プレイ時間 各10分)
3目並べの一種で、手番は自分の石を置くか、既に置かれた石を移動するかのどちらかです。石を新たに置くときは既に置かれた自分の石に縦横斜めで隣接するマスには置けません。また移動するときは他の石がある場所まで移動し、おはじきのように当てられた石も可能な限り移動します。
一応2−4人用ですが、まあ2人がベストだと思われます。とけいさんと遊んで2戦2勝。
結果
1戦目:自分 勝利、とけい* 敗北
2戦目:自分* 勝利、とけい 敗北
ディヴォック Divoc
(プレイ時間 15分)
コーヴィッド Covid の逆で、ソーシャルディスタンスとは逆にコマをすべて集合させるというゲームです。手番になったら自分のコマを縦横に任意のマス目だけ動かします。意外と時間がかかります。
結果:自分 勝利、とけい 敗北
デュプロライン Duploline
(プレイ時間 各5分)
しのだけさんが未プレイだというので「デュプロライン」を遊びました。つい「デュプロヘックス」の方を遊んでしまいますが、こちらもファンは多いみたいです。配置の隣接ルールが異なる以外は「デュプロヘックス」と同じなのでとっつきやすいと思います。2戦遊んで1勝1敗。2回とも後手が勝利。(写真撮り忘れ)
結果
1戦目:自分 勝利、しのだけ* 敗北
2戦目:しのだけ 勝利、自分* 敗北
どーけしさん、タクヤさん、しろねさんとは残念ながら同卓できませんでしたが、またの機会に!
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