ようやくCovid-19も落ち着き始めて、入場制限やマスク義務のないゲームマーケットが再開されました。2年振りに、土嚢の会として出展しました。これまでに2017秋、2018秋、2021春と出展したので、今回が通算4回目になります。目的はもちろんネスターゲームズのゲームを販売すること。2年前のゲームマーケットで売り切れずに眠っていた在庫を売るのです。出展は2日目の5月14日、日曜日のみ。前日は一般で入場しようと思っていましたが、出展の準備などに追われて来られませんでした。
ネスターゲームズがペンケーススタイル(いわゆる土嚢)のゲームの生産と販売を中止してしまったので、おそらく今回が土嚢の会としては最後の出展になるだろうと思われます。今回販売したゲームは22種で在庫はゲームによって1-9個とばらつきがあります。土嚢の会の土井さん、道化師さん、とけいさんが手伝ってくれました。訪れてきてくれた方からは、ペンケーススタイルの終焉を惜しむ声も多かったです。
午後14時以降はかなり落ち着いてきたので、他のブースに行って知人友人に会ったりゲームを買ったりしていました。キノさんは「ライオンになりたくて」というブース名で「ボードゲーム百人一首」を販売。自分も幾つか歌を詠んだので、遊ぶのが楽しみです。
また、テンデイズゲームズのタナカマさんや暮しとボードゲームの河上さんらが運営する「本当に面白いユーロゲーム」も覗いてみました。クラシックなユーロゲームを遊ぶ機会を提供するというのはとても素晴らしいことだと思います。インストラクターとして手伝いをしているレプスルプスの2人に写真を撮らせてもらいました。
時間の関係で試遊はほとんどできませんでしたが、ひとつだけアブストラクトゲームを遊びました。
スライダーズ クラシック Sliders Classic
Sakura-Go-Roundというブースで扱っていたアブストラクトゲームです。4x4x4のヘックスヘックスボードで周囲に交互にコマを置いて開始。手番にはコマをひとつ任意のマスだけ直線上にスライドさせます。4連か6角形(中央のマスは空きますでも誰かのコマでも良い)か対辺を結ぶかのいずれかを達成すれば勝利です。
3回遊んで思ったのは、4連がコマ4個だけなのに対し、6角形は6個、そして対辺を結ぶのは7個以上が必要で、コマ数が9個と固定なので4連を狙うしか有効な手段がなさそうだということです。また先手は初手に中央をとるとかなり有利でそれに対抗する手段もあるにはありますが、後手は受けがずっと続く感じです。また、慣れてしまうとアバロンのように膠着してゲームが終わらなくなってしまうのではと思われることもあります。コマが増減しないのでゲームがちゃんと収束するルールを作るのは大変だと思います。次回までに次のバージョンが出るらしいので、新しいルールに期待します。
結果:不明(3回遊んだ)
6時間はあっという間です。様々な人と会って話せたのがやはり1番の収穫です。ゲームはあまり買わないつもりでしたが、数日前に「ロボトリック」の再販があるという情報を手に入れてこれは買わなければと思い買ってしまいました。入手難だったので嬉しい限りです。あとはアジアのブースから韓国のplayteという出版社からのクニツィア3種や、加利宇知という日本の古いゲームなどを購入しました。(写真はカッコよく決まっている道化師さん)
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購入したゲーム
加利宇知
サーカスフロカティ
ハイソサエティー
イージーカムイージーゴー
ボードゲーム百人一首
ロボトリック
シークレットナンバー
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