メープルゲーム会の3日目です。この日は9種9ゲームを遊びました。
スケアリー テイル 赤ずきん 対 ピノキオ Scary Tales: Little Red vs. Pinocchio
(プレイ時間 10分)
スケアリーテイルシリーズの1作目です。このシリーズは本来4作ある予定が3作で打ち切りになってしまったというもので、ラベンスバーガーの指輪物語カードゲームシリーズや、クリプトゾイックのホビットシリーズや、ファンタジーフライトのロードシリーズを思い起こさせます。
ゲームとしてはダイスとカードを組み合わせた戦いで、お互いの得点カードを奪い合います。自分の手番開始時に7点以上あれば勝利です。つまり相手には1回だけ反撃のチャンスがあるということで、今回もピノキオの自分が9点を持っていたのに3点奪われてそれを奪い返せず赤ずきんちゃんのスコットさんに敗北。
結果:スコット(赤ずきん) 9、自分(ピノキオ) 6
スケアリー テイル 白雪姫 対 巨人 Scary Tales: Snow White vs. The Giant
(プレイ時間 15分)
スケアリーテイルシリーズの2作目です。1作目よりもカードの効果が多くなっている気がします。もう少しやり込めば色々とデッキの間での特徴など見えてくるのかもしれません。自分は巨人を担当し、白雪姫のスコットさんに僅差で負けてしまいました。最後は相手から得点カードを奪って、奪い返されずに7点以上あれば勝利、という構造で、自分は直前まで8点あったのに3点減らされて敗北です。
このシリーズは、結構テキストが多めなのでプレイ機会があまりありません。手軽ですが、なかなか楽しめると思います。複数のセットを使えば3人以上6人まで遊べるので、いつかは試してみたいものです。
結果:スコット(白雪姫) 7、自分(巨人) 5
滅茸 Metsutake
(プレイ時間 5分)
マッシュルームの絵柄が可愛いゲームです。各自の手持ちのマッシュルームには1枚だけ滅茸という、他のマッシュルームをすべて腐らせてしまうものが混じっています。目的は滅茸をめくらずにできるだけ多くのマッシュルームをめくることです。お互いに自分の前にマッシュルームを裏向きに配置してから、幾つかの列をめくります。これはゲームなのかどうか、危ういところです。
結果:自分 27、スコット 18
リスク スター ウォーズ エディション Risk: Star Wars Edition
(説明 30分 プレイ時間 50分)
ボードは3か所に分かれていて、中央のボードがデススターをめぐる争い、右側が帝国軍が反乱軍に向かって乗り込んでくる争い、そして左側がルークスカイウォーカーとダースベーダーの個人対個人の争い、というように分かれています。
右側のボードは帝国軍がどんどんと反乱軍に向かって近づいてきます。それを阻止するべく、反乱軍は邪魔トークンを置いていきます。到達すると、中央のメインボードで帝国軍が一気に大軍を発動させることができるので、反乱軍はできるだけ時間稼ぎをしなければなりません。左側のボードは1対1の戦いですが、勝てば4回フリーアクションができます。しかし他のボードに比べて重要度は低いみたいです。
お互いに3手番分のカードをプロットして、それを1枚ずつ開けていきます。そのカードによっていずれかのボードに有利な影響を与えられるのです。コマが多すぎて1マスに入りきらなくなったり、後半には不要なアクションが出てきてカードの処理に困ったりなど荒い作りなところはありますが、なかなか楽しめました。最後はスコットさん率いる反乱軍がデススターを破壊して勝利。
スコットさんによれば、前日5月4日は May the Fourth (Force) でスターウォーズの日だそうですが、カナダ時間ならば時差の関係でちょうど今がそのときだったのかもしれません。
結果:スコット(反乱軍) 勝利、自分(帝国) 敗北
バイツ Bites
(プレイ時間 15分)
以前土嚢の会で遊んだアブストラクト。「ツタンカーメン」と「ケルトスパイラル」を合わせたようなルールです。どのコマをめてもよく、進めた先に隣接する(ひとつ前かひとつあと)のタイルを取れます。そして、コマがゴールに足した順に対応する色のタイルの得点が4、3、2、1、0点となるので、集めているタイルの色のコマを早くゴールさせたいのですが、なかなかそうはいきません。ルールが色々あり、これらを変更することで長く遊べるみたいです。
結果:自分 35、スコット 32、kizu 28
ラインレンダー Rheinländer (パーカーブラザーズ版)
(説明 15分 プレイ時間 60分)
3日連続でのラインレンダーです。さすがに連続して遊ぶと色々と見えてきます。今回は下流の9−13の自分の赤の勢力を保つために、キーカードの13番をずっと持ち続けて繋がせないようにしたりと、ハラハラする展開でした。3と4の都市を抑えていった黄色のスコットさんが勝利。3人は3人の、5人は5人の面白さがある傑作です。
結果:スコット 52、自分 46、kizu 41
パラッツォ Palazzo
(説明 25分 プレイ時間 45分)
アレアから出版された中ではクニツィア最後のゲームです。クニツィアのアレアのゲームは4作ありますが、他の3作(ラー、タージマハル、ロイヤルターフ)と比べると知名度は今一つでプレイ機会もそれほど多くありません。今回も久し振りすぎてルールを結構忘れていました。
手番ではお金を補充するか、タイル購入/競りを行うかです。後者の場合は新たにタイルが置かれますが、それを見てから購入にするか競りにするかを決められます。
購入は割高なのですが、今回は購入をする機会が多かったと思います。おそらくうまいプレイヤーはあまり購入をせずに競りを始めるではと思われます。購入ばかりしていたのでお金が貯まらず、同数字の同色(あるいは3色)3枚で15の価値になるというルールを殆ど使いませんでした。このルールが結構大切だった記憶があるので、忘れないうちに再戦したいものです。
結果:自分 35(16)、スコット 35(12)、kizu 31
シージ オブ ルーンダー Die Schlacht von Runedar
(説明 25分 プレイ時間 100分)
3人プレイです。kizuさんは初プレイ。あまりデッキ構築をやりすぎるとトンネルを掘る時間がなくなってしまうのが難しいところです。前半はダイスの運もよく敵をばったばったと倒していきましたが、後半にトンネル採掘が停滞してしまい、最後の瓦礫1個を残してデッキが尽きて時間切れで終了です。あともう少しだったのに、と思いますがもし瓦礫を取り除けてもそのあと最後のゴブリン2匹の戦いまでは持たなかったと思われます。
結果(初級):敗北 ゴブリン8匹、 残りの金塊3
ギャング オブ ダイス Gang of Dice
(説明 5分 プレイ時間 25分)
最後は、多くのダイスを稼いでいく「ギャングオブダイス」です。目の合計値の高さを競うのですが、各ラウンドで出してはいけないで目の組み合わせや制限があり、一般的に多くのダイスを振るほどリスクが高まります。最初にいくつ触れるかを決められるのが面白いルールです。また、同じ出目の合計だとダイスの数が多い方が勝つので、ヒゲの目がかなり有効になります。今回は大差で勝利しました。このゲームは3人で遊ぶのは初めてですが、4人の方が良いかもしれませんね。
結果:kizu 80、自分 52、スコット 30
これで3日間にわたるゲーム会は終了です。またの機会を楽しみにしています。
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