メープルゲーム会の2日目です。この日は14種18ゲームを遊びました。
デュエル Duell
(プレイ時間 25分)
「デュエル」は「アンギャルド」の変形で最近結構気に入っているゲームです。前進攻撃はありませんが、その代わりに毎ラウンド異なった条件の下で戦います。今回は1戦目(通常ルール)、2戦目(通常ルールx2)を自分が取り3対0に。その後は3戦目(手札3枚)をスコットさんが、4戦目(手札公開)を自分が、5戦目(手札10枚)をスコットさんが取り、4対2になりました。6戦目はまたしても通常ゲーム。これを自分が勝ち取って5点先取。白熱した戦いでした。
結果:自分 5、スコット 2
菊花賽 Kikkasai
(プレイ時間 各15−20分)
シンプルで面白いダイスゲームの菊花賽です。3色のダイスで連番か同数値をつくり、さらにダイスは全て同じ色かすべて異なる色を目指します。手番になったら袋からダイスを1つ引いて振り、それを自分の手持ちのダイスと交換するかそのまま捨てるかです。相手の捨てたダイスでも上がることができます。前回は自分が2勝しましたが、今回はスコットさんが2勝です。
結果
1戦目:スコット 7、自分 4
2戦目:スコット 6、自分 2
スカラベ ロード Scarab Lords
(説明 10分 プレイ時間 各25−40分)
結構久し振りに遊ぶクニツィアのロードシリーズの第1作です。6カ所での数値比べですが、左右の2エリアに分かれており、それぞれのエリアで軍事、宗教、経済の3カ所で数字比べをします。自分の手番の最初に各エリアで3カ所中2カ所を制圧していれば勝利です。また、軍事を制圧していると相手の山札の一番上のカードを捨てさせることができ、宗教は相手側の同じエリアのカード1枚に呪いをかけられます(スカラベトークンを置きます)。そして経済ではカードを1枚補充できます。これらがいろいろと絡み合っていて、独特の面白さを生み出しているのです。
テキストが多く、日本語化をしていないのでなかなか遊ぶチャンスがありませんでしたが、久し振りに遊ぶとなかなか独特の面白さです。スコットさんが青のAnkar、自分が赤のTemet を受け持ち、理解を深めるために2回同じデッキて遊びましたが、0勝2敗です。昔のレポートを見ると、やはりTemetが負けているのでTemetの方が弱いのかもしれませんね。
参考:https://www.gamers-jp.com/playgame/archives/000923.html#scarablord
結果:
1戦目:スコット(Ankar青) 勝利、自分(Temet赤) 敗北
2戦目:スコット(Ankar青) 勝利、自分(Temet赤) 敗北
ラインレンダー Rheinländer (パーカーブラザーズ版)
(説明 15分 プレイ時間 45分)
昨日に引き続き「ラインランダー」を遊びました。今回は5人です。ようやく5人プレイができました。以前5人で遊んだ時には、プレイヤーあたりの騎士タイルが17枚は少なすぎなのではと思っていたのですが、今回はそうは思わずちょうど良い長さだと感じました。色々とみんなの思惑が絡み合う中、デイブの勝利。5人プレイも良いですね。
結果:デイブ 35、ガビィ 29、自分 29、ジム 24、アナ 21
ペアーズ Pairs
(プレイ時間 各10分)
すごく久し振りに遊ぶ気がする「ペアーズ」です。山札からめくってこれまで取ったカードと同じカードをめくってしまったら(つまりペアになってしまったら)負けです。そうなるまえに、早めに降りて、みんなが持っているカードの一番低い数字をマイナスとすることもできます。基本的にはほぼ運のゲームです。これはゲームなのか?
結果
1戦目:アナ 敗北
2戦目:アナ 敗北
トランスヨーロッパ TransEuropa
(説明 5分 プレイ時間 30分)
シンプルだけど面白い「トランスヨーロッパ」です。「トランスアメリカ」と両方持って行ったのですが、今回はヨーロッパ人の意見が通って「トランスヨーロッパ」を遊びことになりました。どのタイミングで大きな路線網につなげるかが悩ましいゲームです。1ラウンド目は自分が、2ラウンド目はスコットさんがあがりました。2ラウンドで2人脱落して終了。
結果:スコット 9、自分 9、ガビィ 7、デイブ 3、アナ 0、ジム 0
パス ザ ボム Pass the Bomb
(プレイ時間 20分)
単語の一部のスペリングがカードに書かれており、これを含む単語を順番に言って時限爆弾を回します。爆弾にはタイマーが仕掛けられており、爆発音がした時に爆弾を持っていたらアウト、というシンプルなパーティーゲームです。カードをめくったらダイスを振り、そのダイスの目によって指定されたスペリングが単語の最初なのか最後なのかどこでも良いのかが決まります。組み合わせによってはかなり難易度が高いと思います。4人が失点1点での同着1位となりました。爆弾のコンポーネントが良いですね。
結果:ガビィ 1、アナ 1、デイブ 1、自分 1、ジム 3、スコット 4
すきもの Sukimono
(プレイ時間 40分)
久し振りに遊ぶ「すきもの」です。グランディングのゲームの中では一番好きなゲームです。選んだデッキから目当ての焼き物を見つけ出し、そして将来のためにめぼしい焼き物を覚えておきます。スピードと記憶力と的確な経済判断が求められます。今回は日本語ネイティブは自分だけでしたが、みんな漢数字は問題なく読めるので、ゲームはスムースに進みました。一点物を売ろうと思って先を越されたときは悔しさひとしおのようです。何度か売り損ねて不良在庫を抱えたものの勝利。
結果:自分 53、デイブ 44、ジム 42、アナ 16、スコット 16、ガビィ 6
ポートランド Portland (ブレイジングエース! Blazing Aces! より)
(説明 10分 プレイ時間 50分)
ひとり52枚のトランプを使って6回のポーカーハンドを作っていくゲームです。今回は6人なので合計315点。平均すると52.5点です。しかし、平均を超えたのは2人だけでした。序盤はまずまず調子が良かったものの、第3&4ラウンドでポートランドの沼にハマってしまい、引けども引けども欲しいカードが来ずに大量のカードを消費して0点。これは非常に痛いです。ジムは第2、3、6ラウンドで首位になり勝利。2位のデイブは第5ラウンドで、3位のアナは第4ラウンドでそれぞれ首位でした。第1ラウンドで首位だったガビィは終盤にカードが尽きてしまい第5&6ラウンドで無得点になってしまいました。
結果:ジム 77、デイブ 69、アナ 52、スコット 47、ガビィ 36、自分 34
適当なカンケイ Pluckin' Pairs
(プレイ時間 45分)
数年前に山形で遊んで以来です。ランダムな写真11枚から5つのペアを考えてカードで指定し、それが他の人どどれだけ合致しているかで得点が入ります。このゲームはとにかく苦手で、全く他の人と噛み合いません。これはプレイしているうちで日本人が自分だけだからか? 文化の違いか? とも思いましたが、前回の山形の時も最下位でした。あらら。
結果:ガビィ 83、ジム 74、スコット 73、デイブ 71、アナ 60、自分 36
リサイクル Lixo?
(説明 10分 プレイ時間 25分)
6人が面白い競りゲーム。手札はマイナス1点。競りで使って負けてもマイナス1点なので、なるべく勝つときは多くの手札を使う方が良い、というこのゲーム独特でわかりづらいところを説明してから始めました。序盤でカードをちょっと使いすぎて息切れしてしまい、その後がうまくいきませんでした。序盤はカードが不足し、後半に補充カードが連続して出てきてリッチな展開になりました。
結果:スコット 8、ガビィ −3、アナ −10、ジム −10、デイブ −11、自分 −11
魔法にかかったみたい Wie verhext!
(説明 15分 プレイ時間 75分)
5人プレイ。拡張なし。スコットさんは「ブルームサービス」は遊んだことがあるけれどこちらはないそうです。やはり大きな違いは打ち出しのプレイヤーは必ず「私はXXである」というように強気のほうを選ばなければならないことです。
自分のコピーは拡張を含めた6人用でセットアップされていたのですが、そこから5人用に戻すのに6人用の拡張のカードがどれなのかがわからずに戸惑いました。少し久しぶりなのでルールも結構戸惑いました。鍋を完成させると雫1個で追加点1点もらえるというルールは忘れそうです。英語だと "I am xxx!!" "So be it!"って言い合うのが楽しいです。結構頑張ったのですが3位でした。スコットさんとアナが同点1位でしたが、タイブレークでアナの勝利。
結果:アナ 24、スコット 24、自分 17、デイブ 16、ジム 9
頭脳絶好調 ダイスゲーム Einfach Genial: Das Würferspiel
(プレイ時間 各20分)
スコットさんの家でよく遊ぶ「ケルトダイスゲーム」の姉妹版「頭脳絶好調ダイスゲーム」です。相手が直前に振ったダイス目と同じ目を出せばその分得点になります。また、2、3、4個の同じ目を出すと1、2、3個分のワイルドになります。今回は2人プレイで推奨されているバリアントを用いで最初のプレイヤーは相手のダイスなし。つまりワイルドのみしか狙えません。これによって先手有利が軽減されるようです。
1点、4点、7点で敷居があるので一気に大量点ということは難しくなっています。シンプルなようでよくできています。1勝1敗。
結果(*は先手プレイヤー)
1戦目:スコット 7、自分* 6
2戦目:自分 7、スコット* 6
コビト Kobito
(プレイ時間 40分)
前から2人プレイを試してみたかった「コビト」です。ラミー系で場がコロコロ変わるので、2人なら多少は読みやすいのではと思いました。3点のペナルティーを受けることもなく、最大2スタジオ(手元のシークエンス2つ)でうまくゲームを進めていき、2点差という接戦で勝利。結構時間がかかるので2人ならもう少し目的カードを減らしても良いかもしれません。
結果:自分 38、スコット 36
3日目に続く。
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