川崎18XX会 2023.03.12

1841 イタリア北部 1841 Northern Italy (1841ライト 1841lite)
(プレイ時間 435分)
1841litetile20230312.JPG久し振りの1841です。ルールの後ろには色々とバリアントが載っており、今回は何かバリアントを使おうということになりました。話し合いの結果、これまで試したことがなかった「1841ライト 1841lite」という簡易版を遊ぶことになりました。マップからトスカーナがなくなり、その結果、史実会社の2、4、6がなくなります。これによって、ややこしいトスカーナ強制合併のルールがなくなるというメリットがあります。列車の数も少しずつ少なくなります。最初の所持金は4人だと630です。免許は1、3、5、7、8番の5枚のみで、そのうち1番は年金で3番は卵なので、実質3社だけです。今回は4人なので序盤はインベスターになるプレイヤーが現れることになります。1841はバージョン1と2があり細かいルールが異なります。今回は概ねバージョン2のルールを用いましたが、IRSFF分割は2つのマイナー会社に分割することになりました。また、最初の競りはバージョン1のように記述式同時だしとしました。なぜなら1つずつ順に免許を競るとどうしても最初のものが価格が高くなる傾向にあるという心理的な理不尽さがあるからです。

自分は人気がある7番(トリノ南)は諦めて5番(トリノ北)か8番(ミラノ・ベネチア)のどちらかを競り落とそうと金額を書いたのですが、結果両方とも競り落としてしまいました。

競りの詳細結果(同時ビッドを採用)
1番年金:がとぅ 31、自分 27、とけい 20、さたもと 0
3番TC:とけい 20、がとぅ 0、さたもと 0、自分 0
5番TN:自分 101、さたもと 40、がとぅ 21、とけい 0
7番TG:とけい 130、さたもと 100、がとぅ 51、自分 0
8番IRSFF:自分 123、がとぅ 101、とけい 100、さたもと 58

株式ラウンド1:さたもとさんと話し合って5番TN(トリノ来)の免許を100で買ってもらうことになりました。これはルールにちゃんと明文化されています。

設立した会社(設立順)
TGトリノ南(とけい)144x3
IRSFFミラノベネチア(自分)144x3
TNトリノ北(さたもと)144x3

ここで、とけいさんはトークンを2つしか買わないという致命的なミスを犯してしまい、これによって将来ミラノにトークンを置けなくなってしまいます。これがのちのちまでプレイに響くことになります。

運行ラウンド1:各会社は列車を購入します。
TGトリノ南(とけい)2列車x2
IRSFFミラノ・ベネチア(自分)2列車x2
TNトリノ北(さたもと)2列車x1

株式ラウンド2:投資家となったがとぅさんは我がIRSFFの株を買い集め、自分は3株社長、がとぅさんは4株副社長というねじれの状態が起こりました。免許制度のためにそのまま自分が社長ですが、この体制は好ましくありません。

運行ラウンド2:各社、初の収益。IRSFFは2列車を1つ買い足します。これで2列車x3という体制になりました。

株式ラウンド3:何も起こらず。

運行ラウンド3:収益はIRSFFが240、TGが270、TNが100です。我がIRSFFは分割に備えてさらに最初の3列車を購入しフェイズ3へ。しかし、このまま4列車が買われないと、ミラノ・ベネチアの分割がなくなります。

株式ラウンド4:動きなし。

1841lite20230312-1.JPG運行ラウンド4−1:IRSFFは収益570という恐ろしい優良会社になりますが、列車を2−2−2−3と持っているので当たり前です。フェイズ2&3の時代が長かったため、ミラノとベネチアをつなぐ路線が完成してしまいました。これで分割は無くなりました。こんなことは初めてです。各社とも340x3で子会社を設立します。

IRSFF(自分)はボローニャにILTFを設立。
TN(さたもと)はモデナにAIを設立。
TG(とけい)はパルマにCTSを設立。

1841lite20230312-2.JPG運行ラウンド4−2:ILTFはIRSFFから2列車と3列車を購入。その直後、AIが3列車と4列車を購入しフェイズ4に入ります。しかし、免許が消えるだけで、フェルナンディア分割もなく、また1841ライトなのでトスカーナ併合もありません。こんなにシンプルなフェイズ4への移行は初めてです。

その後、TNが4列車、IRSFFが5列車購入し、早くもフェイズ5へ。3列車は破棄されます。AIの3列車は一度も走らず。

株式ラウンド5:がとぅさんが持株を売ってブストアルシアにSFを216x4で設立。これでようやくIRSFFは自分のものになったという感じです。

運行ラウンド5−1:各子会社は運行後に自社株を売却し、孫会社を設立します。すべて340x4です。

ILTF(自分)はフェレーラにCGTFを設立。
AI(さたもと)はジェノバにRSを設立。
CTS(とけい)はパビアにAFIを設立。

そして、とけいさん直営のTNが6列車を購入。これで4列車は破棄されます。

1841lite20230312-4.JPG運行ラウンド5−2:これら新会社が次々に列車を購入します。ILTFが6列車を、RSとAFIが7列車を購入し、フェイズ7に入ります。これで4列車が破棄されます。そして、株価をあげて列車保有義務を減らすための合併ブーム到来です。

自分のCGTFがILTFを合併しCTDAを設立。株価306。
とけいさんのAFIがCTSを合併しRAを設立。株価306。

運行ラウンド5−3:さたもとさんは株価が低い方のTNの手番で、TNがRSを合併させてFAを設立し株価242です。とけいさんはTGに最初の運行を終了したばかりのRAを合併させCTS(2代目)を設立します(株価276)。

1841lite20230312-5.JPG株式ラウンド6:ここで、自分とがとぅさんはそれぞれ直営の会社を新設します。自分はベネチアのすぐそばのフェヴィソにAFI(2代目)を、がとぅさんはクレモナにCTCCをそれぞれ68x4という最安値で設立。これを高い株価の会社と合併させるという目論見です。

運行ラウンド6−1:この時点では自分の孫会社CTDAが株価トップ(219)です。

運行ラウンド6−2:CTDA(株価219)がAFI(株価59)を合併しILTF(2代目)を設立。株価はマジックナンバーの242。が倒産もSFとCTCCを合併させてCGTF(2代目)を設立します。これで最終系の7社体制になりました。史実会社は、通常ならば必ず消える運命だったIRSFFだけが残っているというなかなか珍しい結果になりました。ライトだともしかしたらこれが普通なのかもしれませんが。

1841lite20230312-6.JPGこのあとは運行ラウンド6−3、株式ラウンド7、運行ラウンド7−1、7−2、7−3と続き、ここで銀行破産で終了。長い戦いは終わりました。

勝利はさたもとさん。自分は、さたもとさんの子会社にもっと早く線路を繋いで列車保有義務をもたせておくべきでした。この塩漬けになっていた会社が勝利の鍵の一つだったようです。とにかく久し振りの1841で相当感覚を忘れていましたが、1841ライトもなかなか良いですね。列車が少なくてどんどん時代が進むので大変で、あまりライトなゲームではないですが、またぜひ遊びたいものです。

結果:さたもと 7352、がとぅ 7102、自分 6091、とけい 3383



パーフェクト ナンバーズ Perfect Numbers
(プレイ時間 35分)
PerfectNumbers20230312.JPG最近よく遊ぶ「パーフェクトナンバーズ」です。攻撃性が妙にクセになります。フィラーとしては良いのでは、という評価でした。

結果:とけい 20、自分 17、がとぅ 16、さたもと 16



アートの横取り Art Robbery (すごろくや版)
(説明 5分 プレイ時間 15分)
ArtRobbery20230312.JPG来週に控えたメビウスゲームズ30周年ゲーム大会の練習も兼ねて遊びました。さたもとさんもこの種目に出るそうで、今回が初プレイだそうです。なのでルール確認も含めて、しっかり予習をするというわけです。カウンティングをするのが一番確かですが、それはなかなか大変です。思ったよりも色々と見えてきた気がします。

結果:自分 31(4)、とけい 22(4)、がとぅ 15(4)、さたもと 26(3脱落)
(括弧内はアリバイの数)

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