パーフェクト ナンバーズ Perfect Numbers
(説明 10分 プレイ時間 各25−30分)
前回、かなり攻撃的で変わったゲームだと思った「パーフェクトナンバーズ」です。自分が持っていない色だと相手を攻撃できることが多いので、他のプレイヤーと同じ色を育てたほうが安全なのですが、それだと取り合いになって列が伸びないというのがジレンマだと思います。相手につけるカードが枚数以下だとこちらの得点になるというのがなんとも斬新なルールです。2回遊び、2回目のほうが面白く感じました。
前回はルールの間違いがあり、少ない数値のカードを置いたその列が数値と同じ枚数になるように下から捨てなければならないと思っていたのですが、そうではなく出したカードの数値と同枚数だけ上から捨てるみたいです。例えば、下から5<5<4<7と並んでいる列があり、ここで3を置くとこれまでは3枚になるように5、5を捨てて4<7<3を残していましたが、正しいルールは4、7、3を捨てて5<5を残すのです。
結果
1戦目:はた 18、キノ 17、一味 12、自分 8
2戦目:キノ 18、自分 16、はた 14、一味 12
クズーカ Kuzooka
(説明 15分 プレイ時間 45分)
6スートのカードを全員で何枚持っているかを推測していくコロヴィーニのゲームで、アイディアとしては「メンバーズオンリー」「サギ師」に似ていますが、なんと協力ゲームなのです。プレイヤーは全員で持っている枚数を予想してボード上でビッドしていきます。このボードは「ライアーズダイス/ブラフ」のように直線上にビッドが並んでおり、自分の番にはより高いビッドにコマを置くか、ラウンドの終了を提案します。全員手札を公開してビッド以上を持っていればセーフ。ビッドちょうどだとワイルドカードが手に入ります。後半以降はこのワイルドカードがないと高いビッド値を出せないので、うまくちょうどを狙うのが目標になるというわけです。こうして手札を少しずつ増やしながら繰り返し、7ラウンドで高いビッド値まで到達できれば勝利です。
ビッドは徐々にしかあげられず、また置くマスによって他のプレイヤーに自分が何を持っているかを知らせる役割もあります。この辺はちょっとトリックテイクの「ブリッジ」みたいです。なかなか面白いですね。6人でチャレンジして勝利。
結果:成功(名人、はた、一味、キノ、シミーズ、自分)
オッポチャッカ物語 Tails on Fire
(説明 5分 プレイ時間 45分)
得点となる炎カードを獲得するゲーム。各プレイヤーは同じ構成のカード10枚を持ちます(1−9と+1)。各ラウンドではそのうち3枚を使います。スタートプレイヤーは炎カードに指定された数字を出せます。出せない、あるいは出したくなければパスです。以降は出ている数字よりちょうど1つ上の数字(9ならば1となる)が出せます。+1のカードは前が何でも出して次の数字という扱いですが、+1の上には+1を出せません。自分以外が全員パスすると炎カードが取れるのです。このとき、他のプレイヤーの炎カードに同じ数値があればそれも奪えます。
次のラウンドでは前のラウンドでプレイしたカードは使えません。手札3枚中3枚ともプレイしてしまうと、選択肢はかなり狭くなります。
ちょっとトランプの「ダウト」を彷彿とさせます。なるべく1枚だけ出して自分のものにしたいのですが、なかなかそうは行きません。どうも+1のカードが強すぎるのではという疑念があり、あとで名人がルールを確認してくれましたが問題はないようです。
結果:自分 16、名人 7、はた 4、一味 4、キノ 1、シミーズ 1
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