らうんどとりっぷ 2023.02.03

久し振りのらうんどとりっぷで、久し振りの2人ゲーム会です。滞っていたブルームーン総当たり戦も久し振りに再開です。



ブルームーン Blue Moon
(プレイ時間 25+30+15分)
単一種族デッキ総当たり戦の第80戦はアクア対アクアです。前回から1年8ヶ月振りで、おそらく一番長く間が空いてしまった期間だと思います。

BlueMoon20230203-1.JPGアクアの特徴をあげれば、偏った攻撃値、8枚の保護アイコンカード、4枚のフリーカードと次のカードをフリーアイコン化する2枚の陰陽カード、強制撤退させる2枚の洪水や Aqua28「魅惑の大合唱」などといった癖のあるサポートがあります。しかし何といっても最大の特徴は Aqua31 リーダーシップ「投与される不死の水 - 今、私は捨札をすべて山札に戻してシャッフルすることができる」でしょう。

アクア同士の戦いを考えると、保護アイコンは Aqua30「溺死抵抗 - 今、私はあなたの戦闘エリアにあるアクティブなカードを、キャラクターカード1枚を残して、すべて捨てることができる」を相手がプレイした時のみ有効です。また、「投与される不死の水」を早く使いすぎるとドラゴン3匹が中央に残ったときにカードが尽きて負けてしまいます。

BlueMoon20230203-2.jpg1ディール目は:キノさんがスタート。一進一退の攻防が続きましたが、最後はドラゴンがすべて中央にある状態でキノさんが先に手札が切れて自分が1点の辛勝。ブルームーン自体が結構久し振りでお互いのプレイに稚拙さが目立ちます。とりあえずは1対0です。

2ディール目:キノさんと同一のカードを4、5手番連続でプレイするというコピーキャット状態が続いていきます。同種族対決ならではの妙です。しかし、キノさんが1枚目の洪水を出したときに2枚目は持っていないだろうと踏んで、自分も真似をして洪水を出したのが失敗でした。2枚目の洪水でドラゴン2匹を取られて、流れが大きく変わってサドンデス負け。これで1対4と追い込まれました。

BlueMoon20230203-3.JPG3ディール目:アクアは簡単に戦闘エリアとサポートエリアを6枚にできてしまうので、ドラゴンを2匹取ったり取られたりという展開が続きます。キノさんが Aqua29 リーダーシップ「注がれる平穏の水 - 今、あなたは手札を5枚までしか持つことができない。あなたは手札が5枚になるように余分なカードを捨てなければならない」をプレイして、自分は5枚の手札で手番を迎えます。自分のサポートエリアには洪水1枚が既に出ており、2枚目の洪水が手札に来たので出すチャンスです。

しかし、Aqua12「陽 - この手番で私が次にプレイするキャラクター/ブースター/サポートカードはフリーアイコンがあるものとして扱われる」と Mutant102 攻撃値7−7「サス・ヴァン・サン - あなたが私より2枚以上多くの手札を持つときに限って、私はこのカードをプレイできる。戦いの元素は炎と大地のあいだで変わる」の2枚が手札にあり、先に「陽」を出せば手札が4枚になって、出せる機会があまりない「サン・ヴァス・サン」が出せるので、ついこの組み合わせを出してしまいました。大地8です。しかしキノさんにあっけなく大地10と返されてあとが続かず撤退。素直に洪水を出しておけばよかった。ここでサドンデス終了。1対8で完敗です。

次回はいよいよ最終回、第81戦のブカ対ブカです。

結果:キノ*(アクア) 8(0+4x+4x)、自分(アクア) 1(1+0+0)



森のマイスター Waldmeister
(プレイ時間 35分)
Waldmeister20230203.JPG去年のエッセン新作である「森のマイスター」です。色と高さに分かれて戦うというシンプルなルールです。序盤がまだとりとめもない感じですが、囲われたコマはもう動かせないので、自分に有利なように固めていきます。また自分の3種があるマスを囲っていると相手はそこに何を置いてもこちらが有利になるので、そういう場所を意図的に作っていくのがコツかもしれません。

結果:自分 28、キノ 26



グレート プレインズ Great Plains
(説明 10分 プレイ時間 20分)
GreatPlains20230203.JPGキノさん持ち込みのゲームです。地形はモジュラーボードですが、ゲームが始まると完全公開情報です。マジョリティー争いをするか、その手助けとなる特殊効果を得るかというバランス感覚が求められます。この辺りで自分は集中力が途切れてしまい敗北。

結果:キノ 20、自分 14



ホキト Hokito (コスモルド版)
(プレイ時間 25分)
Hokito20230203.jpg「ホキト」といえば、布で巻かれたジャクタリア版をキノさんともよく遊んだものですが、今回はコスモルド版でルールは大幅に変わっています。こちらは数回遊んだ時にはあまり面白味を感じなかったのですが、今回はなかなか興味深い展開でした。1段のスタックは1段のスタックの上に、2段以上は2段以上の上にしか移動できないというルールが良いですね。これによって序盤は2段のスタックの移動先が限られてくるし、終盤は逆に1段のスタックの移動先がなくなってきます。この辺りの変化の過程は独特です。

結果:キノ 38、自分 26



クサー Ksar
(プレイ時間 各10分)
Ksar20230203.JPG去年のエッセンで一番斬新だと思ったアブストラクトゲームです。同じ会社の「ニボス」は数年前のゲームでキノさんはすでに持っているので、「クサー」を持ってきました。1x2x3の直方体を3通りの置き方で配置できますが、2つ以上の直方体(あるいはボードの端)に辺で接しなければなりませんが、同じ置き方の直方体同士が接してはいけません。これにより、意外に置けなくなってしまうスペースができてしまいます。キノさんは1手目から中立コマを置きましたが、これはなかなか良い手かもしれません。自分は減点対象が1つ減るし、相手が中立コマのアドバンテージを得ようと思えば隣接するように隅に置かなければなりません。

結果
1戦目:自分 10、キノ* 7
2戦目:キノ 11、自分* 10



フィロソフィー Philosophy
(プレイ時間 各15分)
Philosophy20230203.JPG「フィロソフィー」はエッセン後に土嚢の会に持っていきましが、自分は遊ぶ機会がなかったので、今回がエッセン後初めてのプレイです。そんなわけでルールを読みながらになりました。最初は見落としで勝敗が決まってしまいがちになります。慣れてくれば見落としはなくなりますが、数手先まで読むのは至難の技です。

結果
1戦目:キノ 勝利、自分 敗北
2戦目:自分 勝利、キノ 敗北

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