土嚢の会 2022.11.19

Lunch20221119.JPG第67回土嚢の会のレポートです。参加は10人。今回はエッセンで仕入れた新作、そしてゲームマーケットの新作を中心に持って行きました。一応土嚢(ネスターゲームズ)も持って行きましたが、自分が遊んだのは「フリンク」のみです。この日のランチは、おにぎりランチでした。




森のマイスター Waldmeister
(プレイ時間 各25−55分)
Waldmeister20221119.JPGエッセンの新作で印象に残ったゲームです。作者のアンドレアス・クネカスはこれまでにも幾つかアブストラクトを中心にデザインしており、自分が遊んだことがあるものだけでも「クラミ」「ルクニ」「ピーク」「チョコレート」「ホラリス5」があります。

各プレイヤー3色3長(薄緑、緑、濃緑、短、中、長)の木の棒を各3本ずつ計27本持ちます。先手が任意の場所に任意の棒を差したら、以降はすでにボードにある棒を1本直線上に動かして、出発点に任意の棒を差すということを繰り返します。すべての棒を差したらゲーム終了。あらかじめプレイヤーはひとりが色担当、ひとりが長さ担当を決めておき、色担当のプレイヤーは3色それぞれで最も大きいグループの棒の数を数えてその合計が得点、長さ担当のプレイヤーは3種の長さそれぞれで最も大きいグループの棒の数を数えてその合計が得点となります。だんだん動かせなくなってくるので、かなり考えます。

この日は色々な相手と合計4回遊びました。写真はスコットさんとの1戦目。「カテナ」のあと土井さんと2戦目を遊び、今日の最後に佐藤さん、しのだけさんと3−4戦目を遊びました。1勝2敗1分です。

結果
1戦目:自分 31、スコット 21
2戦目:土井 29、自分 28
3戦目:佐藤 26、自分 26
4戦目:しのだけ 33、自分 32



カテナ Catena
(プレイ時間 4ゲーム20分)
Catena20221119.JPG先日のゲームマーケットで購入したゲーム。クニツィアにも同名のゲームがありますが、こちらはアブストラクトです。自分のコマをうまく反射させて相手のコマに到達させるゲームです。各自3つのコマがあり、また反射板となる石が4つあります。これらのどちらかを動かすのですが、コマは石に到達するとそこで任意の方向に反射して動き続けるのです。

慣れるまではすぐに終わってしまいますが、慣れてくるとなかなか面白いと思います。最初の3戦は見逃しであっという間に終わってしまいましたが、4戦目はかなり歯ごたえのある展開でした。

結果
1戦目:自分 勝利、ぴーかん 敗北
2戦目:自分 勝利、ぴーかん 敗北
3戦目:ぴーかん 勝利、自分 敗北
4戦目:自分 勝利、ぴーかん 敗北



トカン Tokan
(説明 5分 プレイ時間 20分)
Tokan20221119.JPGシュテフェンシュピールの新作。移動させるとタイルの隙間がうまっていくこと、同じタイルの上に直後に移動できないことなどが面白いです。「ファイブ」に収録されているゲームに似ているという意見がありました。どのゲームなんだろうか? 興味があります。

結果:自分 15、タクヤ 10



フリンク Flink
(プレイ時間 各10分)
Flink20221119.JPG久し振りに会うエサさんと、そのときたまたま手に取った「フリンク」を遊びました。このゲームは少し慣れてくるとどうも膠着してしまうのですが、エサさんは3Dが苦手と言って、わりとあっさりと勝ってしまいました。久し振りに遊ぶと面白いですね。

結果
1戦目:自分 勝利、エサ 敗北
2戦目:自分 勝利、エサ 敗北



クサー Ksar
(プレイ時間 各15−20分)
Ksar20221119.JPG続けて新作の「クサー」です。1x2x3の直方体を同じ向きのものが接しないように置いていくゲームです。漫然とプレイしているだけでは、相手にブロックされてしまいます。遊べば遊ぶほど、色々な手が見えてくるゲームだと思います。エサさんはやはりこういうゲームに強く、0勝3敗でした。3戦目はタイブレーク負けです。最近思い出したのですが、1x2x3の直方体を3通りの向きに置くというところは「バウベルグ」っぽいですね。

結果
1戦目:エサ 11、自分 9
2戦目:エサ 12、自分 5
3戦目:エサ 6(勝利)、自分 6(敗北)



ニボス Nivos
Nivos20221119.JPGさらに同じ出版社から数年前に出た「ニボス」です。面白いことにエッセンの会場ではエリックも自分も「クサー」の方が「ニボス」よりも良いゲームだという意見だったのですが、土嚢の会では「ニボス」の方が人気がありました。配置のルールが少々曖昧で、隣り合うというのが段差があるときを含むのか含まないのかがよくわかりません。現地で直接教わったときには、段差があるときでも同色は隣り同士に配置できないという厳しいルールでしたが、今回は結構ゆるいルールでも遊ばれていたみたいです。どちらのルールが作者の意図するところなのか興味があります。

結果:自分 勝利、エサ 敗北



オリックス Olix
(プレイ時間 各25分)
Olix20221119.JPG「オリックス」は連珠系ではかなりよくできたクニツィアのアブストラクトです。相手を止めるか自分を伸ばすかのバランスが難しいですね。11路盤で代用できるので、もっとみんなに遊ばれても良いゲームだと思います。

結果
1戦目:エサ 勝利、自分 敗北
2戦目:usalapbit 勝利、自分 敗北



最後に「森のマイスター」を2戦遊んでこの日は終了です(結果は前述)。残念ながら、加藤さんとは遊べませんでしたが、また次の機会に遊びましょう。

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