スコットさんに誘われて、上野・御徒町界隈のU-cafeで開催されるUボドというゲーム会に参加しました。今回で11回目だそうです。今回の初プレイは「アゴニーアウント」、「クルセイダーズ」、「トリテジャパン」、の3つです。他には久し振りに遊んだ「秦」が良かった。
エスカレーション Escalation! (ニューゲームズオーダー版)
(プレイ時間 20分)
まずは3人で「エスカレーション」です。おそらく3人がベストだと思います。なんとなくみんなの現在の上限がわかってくるので、それに合わせて早めに引き取ったり突っ張って勝負したりします。3人で3ディール遊びましたが、2ディール目で失点を6点に抑えたことが効いて総合でトップでした。
結果:自分 49、Ko-chan 53、スコット 60
アゴニー アウント Agony Aunt
(プレイ時間 45分)
52枚とジョーカー1枚を使ったマストフォローのトリックテイクです。手札13枚で余った1枚は表にします。ジョーカーはこの余剰カードの代用になります。目的は9つあるペナルティをなるべく避けることです。そのペナルティとは4スートそれぞれのクイーンを取る、最後のトリックを取る、ジョーカーを取る、余剰カードと同スートのクイーンを取る、余剰カードと等しい数値に対応する順番のトリックを取る、最大トリック数を取る(同数なら表にしたカードと同じスートが多い方、同枚数なら高ランクの方)というもので、慣れるまでは結構ややこしいです。ペナルティーを受けるたびに手持ちのチップが減り、さらにペナルティーボードで1列全てのペナルティーを受けてしまうと追加で1枚チップを支払います。
パーレットのゲームだというのがちょっと意外でした。チップは17枚からスタートしますが、論理的には1ラウンドで17枚全てを置く可能性があります。またミゼールかスラムを達成するとチップが戻ってきますが、ノートランプで手札調整がないのでスラムはほぼ不可能でしょう。
ルールが煩雑な割に運の要素が高いように思えました。同じパーレットならば、やはり99かタントニーかな。
結果:So-ya 13、Ko-chan 13、スコット 0、自分 0
ホエール ライダーズ Whale Riders
(プレイ時間 35分)
今回で10回目となる「ホエールライダーズ」です。初プレイのヤスさんがすごくうまく契約をこなしていき勝利。自分は真珠タイルばかりとるという展開で、なんとゲーム中だけで6個、そしてゴールでさらに5個の真珠を獲得し、真珠タイルだけで11点という非常に変わった展開になりました。しかし契約書の達成が少なく、結果として最下位タイに終わりました。
結果:ヤス 29、スコット 25、So-ya 20、自分 20
スーパー メガ ラッキー ボックス Super Mega Lucky Box
(説明 5分 プレイ時間 35分)
2回目。今回は1ラウンドでは何も完成できずに焦りましたが、後半に連鎖を重ねて1枚を除き全て完成させました。また星を3個取ったラウンドが2回あったことも大きく、勝利。
結果:自分 63、スコット 60、ヒデ 55、なかお 48、So-ya 42
秦 Qin
(プレイ時間 30分)
結構久し振りに遊ぶ「秦」です。以前クニツィア会に来てくれたチグリスユーフラテス好きのはらはらさんも一緒に遊びました。チグリスを簡単にしたゲームですが、それでも面白いです。今回は一番基礎となる鳥の面をプレイ。あとで記録を見たら、今回が50回目でした。また拡張ボードも含めて、クニツィア会ででも遊びたいです。4人でスタートプレイヤーを変えて4種のボードを制覇するというのをやってみたいけど、やってくれる人はいるかな?
結果:自分 0、とおる 2、スコット 3、はらはら 5
ワールド フェア 1893 World's Fair 1893
(説明 15分 プレイ時間 30分)
エリアでマジョリティーを取らないと対応する色の得点チップがもらえず、最終的には全てのエリアでマジョリティーを1回は取らないとチップのセットが出来ないので、流れに合わせて最小の労力でマジョリティーを取っていくことが大切です。しかし3人でもなかなか先が読めず、流れに任せるしかないかなあと思います。特殊能力カードがちょっと多すぎなところも気になります。面白いとは思うのですが、細かいところが惜しい。
結果:自分 80、スコット 72、ヤス 70
クルセイダーズ Crusaders: Thy Will Be Done + 神の影響力 Divine Influence
(説明 25分 プレイ時間 65分)
マンカラシステムのゲームです。個人ボードでマンカラのようにコマを動かすと、その数だけ移動元のアクションができます。ヘックスボード上で自分のコマを動かし、敵を倒し、建物を建てていきますが、とにかく淡々としてます。いちおうヘックスの先取り要素などはあるものの、ほぼ相手の行動を見ることはなく、言い換えればプレイヤーインターアクションはゼロに近いです。今回は拡張入りだったのですが、拡張のコマの役割まで理解できなかったので、通常の木製のコマをとにかく建てていきました。
序盤こそ自分もそこそこ点数を稼いだものの、後半はさっぱりでした。経験豊富で前日も遊んだというヤスさんが圧倒的に勝利。それにしてもプレイヤーインターアクションが少なすぎます。
結果:ヤス 108、いさりび 85、スコット 69、自分 67
トリテジャパン Trick-Taking Japan
47都道府県をテーマにした。獲得トリック数を予想するトリックテイクです。各カードが都道府県になっており、それぞれ、人口、面積、気温、降水量、小学校数、交通事故発生件数が書かれています。それぞれの分野で上位5と下位5には印があります。リードプレイヤーはどの分野で戦い、そして上位が勝つのか下位が勝つのかを宣言します。よって平均的な都道府県のカードは早々と捨てられる運命にあります。一種のトリビアみたいですが、教育用に50州のトリテUSAとかも作ったら面白いかもなあと思いました。作るとしたら、人口、面積、人口密度、連邦加盟年(連邦加盟順)、州都人口、消費税、貧困率などが面白いかもしれません。
結果:不明
マシュマロ テスト Marshmallow Test (カンガゲームズ版)
(プレイ時間 20分)
「ブードゥープリンス」のアメリカ版ですが、今回は同じゲームの香港版です。パッケージサイズが若干違います。「ブードゥープリンス」との違いは、1ディール目はノートランプであること、最後に残ったプレイヤーは無得点であること、0、5、7の特殊能力がないこと、20点先取でディールの途中でも達成すれば終了ということです。とくに最後の20点先取というのが曲者で、最後に接戦の時には20点に届くようになったらなるべく早く降りてしまいたいというわけです。
今回は自分とヤスさんが接戦でしたが、なんとか逃げ切りました。
結果:自分 20、ヤス 18、いさりび 10、スコット 6
マスクメン MaskMen
(プレイ時間 30分)
久し振りに遊ぶ「マスクメン」です。スコットさんの持ち込み。オインクゲームズのなかでは、最も好きなゲームのひとつですが、遊ぶ機会があまり多くありません。1ラウンド目は上位に入って点数を獲得したのですが、その後振るわずで最終的には最下位でした。このカードの強弱決定システムは素晴らしいと思うので、ぜひ他のゲームでも応用して欲しいものです。
結果:いさりび 4、ヤス 3、スコット 2、自分 −1
マッターホルン Matterhorn
(プレイ時間 20分)
最近よく遊ぶ気がする「マッターホルン」です。4人だとさすがにどうしようもなくなってしまう展開もありますが、それでも結構楽しめました。バーストせずにかなり良いところまで登ったものののスコットさんに抜かれて敗北。
結果:スコット 勝利、(ヤス、いさりび、自分 敗北)
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