今回の高尾は、「バンパイアクイーン」「オーレ!」という高尾らしいゲームや、クニツィアの10種競技をテーマにしたゲームを2つ連続で遊ぶなど、いろいろと楽しめました。久し振りにusalapbitさんも参加です。
6ニムト 6 nimmt!
(プレイ時間 計25分)
まずは7人で「6ニムト」です。プロフェッショナルルールで遊びたかったのですが、「6ニムト」初心者もいたので1ディール目は通常ルールで、そして2ディール目はプロフェショナルルールで遊びました。それにしてもギークのスレッドを見るとこのどちらか(基本かプロフェッショナル)に行き着くという意見が散見されるのもわかる気がします。自分は差分を考えるのが面倒なので、左右どちらにもつけられるときは左(小さい側)がつねに優先というようにしています。処理が楽なのでオススメです。自分は総合最下位でした。
結果
1ディール目(基本ルール):ミッチー 0、ちゃべい 9、usalapbit 9、イズナ 10、フォルテ 16、自分 21、たっくん 25
2ディール目(プロフェッショナルルール):フォルテ 0、たっくん 0、イズナ 3、ミッチー 8、自分 25、ちゃべい 29、usalapbit 36
総合:ミッチー 8、イズナ 13、フォルテ 16、たっくん 25、ちゃべい 38、usalapbit 45、自分 46
バンパイア クイーン Vampire Queen
(プレイ時間 40分)
10人でも遊べる、1巡だけのクライミングゲームです。14のカードを押し付けあうゲームですが、タイミングを間違えるとひどい目にあいます。途中までは結構カードを集める方がよく、あるタイミングからカードを無くしていくというダイナミクスは面白いです。前回遊んだのは、おそらく6年前で、やはり高尾ででした。どうも自分はこのゲームが苦手みたいで、前回は最下位。そのまえのウシとロバのときも最下位でした。今回は最下位は免れたので、少しは上達したのかもしれません。
結果:モリオカ 27、usalapbit 68、たっくん 68、ミッチー 75、フォルテ 77、武井 108、ホサカ 113、自分 155、ちゃべい 160、イズナ 168
オリンピアード Olympiade
(説明 10分 プレイ時間 45分)
たっくんのリクエストで持参した、シュピールボックスの付録ゲーム「オリンピアード」です。10種競技を戦います。今回は、低めのダイス目も受け入れて、誰よりも早く10種を終わらせて勝ち切る、と心の中では思っていたのですが、実際は誰よりも遅く8種目しか達成できず、また低い目は受け入れてしまったために最下位でした。次回遊ぶ時にはバリアントルールなども試してみたいものです。
結果:たっくん 4300(10種)、武井 3900(9種)、自分 3200(8種)
デカスロン Reiner Knizia's Decathlon
(プレイ時間 70分)
続けて、最近よく遊ぶ「デカスロン」です。「オリンピアード」同様にクニツィアがデザインした10種競技をテーマにしたダイスゲームで、今回はこの2つを比べる意味も込めて続けて遊んでみました。3種目目の砲丸投げで自分は14点、たっくんは無得点のところを武井さんは29点と絶好調。その後、400メートル走、110メートルハードルで、逆転したものの、棒高跳びで失敗して無得点。ここで30点を稼いだ武井さんに再び逆転されてその勢いで武井さんの勝利でした。
結果:武井 231、自分 192、たっくん 191
オーレ! Olé!
(プレイ時間 30分)
高尾での定番といえる「オーレ」です。2次元の強弱があるのが面白いですが、少しデベロップメント不足な気もします。でも連続手番が決まると爽快で、自分なりのカード構成を考えてみたくなります。珍しく自分が勝ちました。
結果:自分 63、フォルテ 66、モリオカ 69、たっくん 76、オオトモ 88
ヘックメック カードゲーム Heckmeck am Karteneck
(プレイ時間 35分)
最近いろいろなところで遊んでいる「ヘックメックカードゲーム」の5人プレイです。フォルテさんの持ち込み。安定の面白さです。今回は、フォルテさんと自分がともに35点でしたが、タイブレーク(最も大きな数字のタイルを獲得)で自分の勝利!
結果:自分 35(勝利)、フォルテ 35、オオトモ 28、ホサカ 24、モリオカ 14
タタリ Tatari
(説明 10分 プレイ時間 15分)
スタジオムンディから新たに出版されたクニツィアの新作2つのうちのひとつ(もうひとつは「ギャラクシーねこのばし」)。ヘックメックのメカニクスを基本としたダイスゲームで、振った中からまだ脇に避けていない目を選んでそれを全て脇に避けるということを繰り返します。目的は手持ちの10個の人形コマをすべてなくすこと。ダイスは1、2、3、4、人形1、人形2の6面で、ダイス目の合計に対応する社(やしろ)がダイスの人形の総数になるように差分を置いたり引き取ったりします。1つでも置ければ、1の目の分だけ他の人に人形を押し付けられます。社は7、8、9、10、11とあり、合計が11以上なら11の社にダイスの人形の総数を置けます。
バーストすると(ダイスが脇に避けられない、あるいはダイス目が7未満)人形が最も多い社を一つ選び、そこに置かれた人形を全て引き取らなければなりません。ここが今回のルールの争点で、11の社には人形がいっぱい入っているので、たいていの場合はこの大量の人形を引き取ることになります。手持ちの人形の上限は10ですが、余った人形は11の社に戻すので、ゲームが終わらないのです。35分遊んだあと、やはりおかしいと思って何度ルールを読み直しました。おそらく11の社だけ特別なので、11の社の人形はゲームから除外するのではという結論に至り、そのルールで遊び直したら、今度はちゃんと面白く遊べて、15分で終了しました。これはルールの不備だと思われます。現在正しいルールを確認中です。
結果:自分 0(勝利)、トミー 0、フォルテ 10
バベルの塔 Der Turmbau zu Babel
(説明 15分 プレイ時間 55分)
最後は「バベルの塔」です。再びよく遊んでいますが、やはり傑作です。終盤までひとつも不思議が完成しないというじりじりした展開になりました。4人なので4色のディスクを色別に分け合うようになりましたが、自分は頑張って2色目に手を出し、また最後の不思議の建設でマジョリティーをとったのが大きかったのか勝利しました。
結果:自分 82、たっくん 66、武井 64、イズナ 64
久し振りに高尾のゲーム会を堪能しました。また機会を見て参加しようと思います。
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