なかよし村とゲームの木 2022.05.21

DraughtsPuzzle20220521.JPGなかよし村の第2046回例会です。この日は年に1回のアブストラクトゲームの日ですが、2020年と2021年は行わなかったので3年振りです。これまでと異なり、何種目かのゲームをみんなで同時にやるのではなく、インターナショナルドラフツ(インターナショナルチェッカー)の大会を行いました。(写真は教えてもらった詰めドラフツです。白の手番で黒を全滅させられます)

会場はブリッジセンターではなく、草場さんの自宅だったので、開始は19時ですが開場は13時で、開始まではみんな自由にゲームを遊びました。スコットさんを誘って13時から参加です。




島札 Shimafuda
Shimafuda20220521.JPG沖縄・具志川に伝わる花札の地方札で、遊ぶのは2回目です。基本的なルールは花合わせですが、手軽で各数字に特色があって手軽で面白いですね。もっと広まっても良いと思います。今回はあまり役札が揃わずに3位に終わりました。

結果:ぶうりん 50、草場&タカイ −10、自分 −13、スコット −27



チーム プレイ Team Play
(説明 10分 プレイ時間 40分)
TeamPlay20220521.JPG向かい合った2人がパートナーになり、協力しながら与えられた課題か全員共通の課題をこなしていくゲームです。課題はどういふだとか連番とか同色とか色々あり、難易度によって得点が異なります。表向きのカードか山札からカードを手札に加えて、課題に沿うようにカードを揃えていきます。手番の終わりにパートナーにカードを2枚まで渡せます。ちょっとロストシティのパートナーシップ戦みたいですね。

今回はタカイさんとパートナーになり、お互い異なる課題だったので自分の不要なカードが相手の必要(かもしれない)カードという上手い感じで序盤は進んだのですが、後半はお互いに交換することもなくもくもくと課題を達成していたら失速して結果は最下位でした。シンプルですが良いファミリーゲームだと思います。奇数人数だと遊べないのかな。

結果:道化師&尾根ギア 30、ぶうりん&スコット 27、自分&タカイ 23



スーパー メガ ラッキー ボックス Super Mega Lucky Box
(説明 10分 プレイ時間 40分)
SuperMegaLuckyBox20220521.JPGビンゴを同時にいくつもこなしていくというゲームです。3x3で立てれつか横列が完成するたびにボーナスで他の数字が埋められたり、数字を変更できる(プラスマイナス1できる)トークンがもらえたりします。これらが連鎖するので、それをよく考えて埋めていくのがコツです。呼ばれた数字がなくて何もできないという無駄な手番がないようにしなければなりません。

今回は2セット使って10人で遊びました。さしずめ、スーパー「ギガ」ラッキーボックスというところでしょうか。数字は123、456、789とグループ化されているので、できるだけ均等になるように初期カードを選び進めていきました。最後1マスだけ埋められませんでしたが、最後の2つの数字が逆だったらパーフェクトでした。

結果:自分 71、スコット 64、草場 63、中村 60、尾根ギア 58、道化師 58、とけい 56、ぶうりん 55、土井 48、タカイ 48



エリア Area
(プレイ時間 20分)
Area20220521.JPGおそらく、「ドメイン Domain」と同じゲームだと思います。コンポーネントに特徴があり、その造形が同じなので、疑っていたのですが、以前のドメインのプレイ記録を読んだらルールも同じみたいです。BGGには「エリア」の登録はなく「ドメイン」だけなのが気になります。

ポリオミノを交互において行き、相手のポリオミノに隣接しておくと、裏返して自分のものになります。それを繰り返して最終的にエリアが大きい方の勝利です。なかなかエリアを確定できないのですが、悪くないと思います。今度、ドメインも遊んで比べてみます。

結果:やぬき 47、自分 31



スロバーハネス Slobberhaness
(プレイ時間 20分)
Slobberhaness20220521.JPGトランプから30枚(スペード&クラブは6−A、ハート&ダイアモンドは7−A)を使ったノートランプ、マストフォローのトリックテイキングゲームです。第1トリック、第10(最終)トリック、クラブQを取るとそれぞれ1失点ですが、すべての失点を喰らって3失点となると追加でさらに1失点で合計4失点となります。最初のトリックを誰かが取ったら、そのプレイヤーに残りの失点も取らせるようにするという、ある意味で酷いゲームです。

シンプルですが、このキングメイクを逆手に取ったようなダイナミズムが面白いです。でも負けました。

結果:草場 4(勝利)、やぬき 6、自分 10



トゥーペン Toepen
(プレイ時間 65分)
Toepen20220521.JPG好きなトリックテイクのひとつ、トゥーペンです。あまり普段気にしていなかったルールに、手札4枚のうちAか7が3枚あったら口笛を吹き、Aか7が4枚あったら立ち上がる(どちらも7の場合は任意だがAなら強制)というのがあるのですが、今回はなんと、Aが3枚手札に来て初めて口笛を吹くことができました。やったー。

それはともかく、今回も程よく騙して騙されて、1位で最後まで切り抜けることができました。いやー、面白い。

結果:自分 24、やぬき 11、草場 10、大島 0



六人麻雀 Six-Player Mah-jongg
(プレイ時間 55分)
6PMahjongg20220521.JPG草場宅名物の一般麻雀卓(3−8人)で、ドラフツ大会までに6人麻雀を数回遊びました。今回はお試しプレイという感じです。時間がなくて少ししか遊べなかったのは残念。やはりお正月などに1、2、3、5、6、7、8人用麻雀をすべて遊ぶというのが正しい楽しみ方かもしれません。

結果:不明(道化師、タカイ、中村、尾根ギア、やぬき、自分)



ドラフツ International Draughts/ International Checker (8x8)
(説明 5分 プレイ時間 各5−15分)
Draughts20220521.JPGこの日のメインイベントはドラフツ大会です。本来は10x10なのですが、時間の関係上8x8の一回り小さなサイズでの大会となりました。日本では8x8はドラフツ64と呼ばれています。大会形式は異なる相手と4戦して勝ち越し点を競うもので、2戦目以降からは強いプレイヤー同士、弱いプレイヤー同士が対戦するように調整されます。参加者は、昔ドラフツ協会に何度か行った時に会った方々や、土嚢の会のメンバー、そしてなかよし村の常連など様々な顔ぶれでした。

第1戦、第2戦は久し振りすぎて感覚をすっかり忘れてしまい連敗。しかし第3戦以降は少しずつ調子を取り戻し、なんとなく良い手がわかってきて2連勝でした。結果は2勝2敗です。優勝は河内さんでした。あとで詰めドラフツを幾つか教えてもらいましたが、一同驚きの連続でした。

大会結果:優勝 河内
個人結果(2勝2敗、8位)
1戦目:河内 勝利、自分* 敗北
2戦目:草場 勝利、自分* 敗北
3戦目:自分 勝利、尾根ギア* 敗北
4戦目:自分* 勝利、大島 敗北



来年は、またこれまでのように数ゲームをみんなで遊ぶのか、それとも大会になるのか、楽しみですね。

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