土嚢の会 2022.05.14

NestorDonouCase20220514.JPG第62回目となる土嚢の会です。参加は13人。タイミングの関係で、久し振りに来てくれた大塚さんやhiro12さんを始め、草場さん、土井さん、とけいさんとは遊べませんでしたが、また次回以降に一緒に対戦できたらと思います。写真はいわさんが見せてくれた土嚢保管運搬用ケース。




オメガ Omega
(プレイ時間 各15-40分)
Omega20220514.JPGまずは、久し振りに遊ぶ「オメガ」です。手番には自分を含む全員のコマを1つずつ配置するだけです。全員が同手番行うという前提で、これ以上置けなくなったら終了です。それぞれ、つながっているグループを構成するコマ数を掛け合わせて得点になります。なお、理想的なフループのサイズは3です(正確には自然対数の底e(約2.7)です)。

1戦目はいわさんとの2人勝負で5x5x5の小さめのボードサイズで遊びました。ボードの半分は自分のコマになるので、なるべく相手をつなげてしまう戦法で勝利。2戦目は到着したぴー菅さんも一緒に3人で少しだけ大きめの7x7x7のボードです。これだと、ボードの3分の1だけが自分になるので、1個のグループができやすいです。なるべく2以上にし、あまり大きくしないように進めていきますが、計算するとダブルスコアで負けていました。とはいうものの、ダブルスコアということは自分の孤立した1個のグループが2個になっていれば同点近くになるということです。自然対数を取って得点とするのが自然で良いかもしれません。

結果(カッコ内は自然対数を取った値)
1戦目(5x5x5):自分 1296(7.17)、いわ 330(5.80)
2戦目(7x7x7):ぴーかん 57340(10.96)、いわ 55296(10.92)、自分 25920(10.16)



ナヴィア ドラップ Navia Dratp
(説明 20分 プレイ時間 70分)
NaviaDratp20220514.JPGいわさんが2回連続で持ち込んでくれた「ナヴィアドラップ」です。前回は遊べなかったのですが、今回ようやく遊べました。ミニチュアが非常に立派です。おおざっぱに言うと特殊能力があるチェスなのですが、コマはすべて盤外から始まること、相手にダメージを与えて得た点数が一定数に達すると勝利すること、取られたコマも場合によってはこれらの点数を使って蘇ること、2人のコマの能力が異なること、などがチェスとの大きな違いです。隠れた情報はないので、見かけとは裏腹にアブストラクトストラテジーゲームの部類に入ります。

いわさんに教えてもらいながら頑張ったのですが、なかなかうまくいかずに最後は敗北。チェス系のゲームが好きならば試す価値はあると思います。

結果:いわ* 勝利、自分



Lunch20220514.JPGここでランチ。今日はドライカレーでした。ドライカレーも良いですね!




アクロン Akron
(プレイ時間 各10-20分)
Akron20220514.JPGあべりょーさんと、ネスターゲームズで一番好きなゲームの一つである「アクロン」を紹介がてら遊びました。1戦目はあっさり勝てましたが、2戦目はだいぶアクロンらしい戦いになりました。

結果
1戦目:自分 勝利、あべりょー* 敗北
2戦目:自分 勝利、あべりょー* 敗北



アーケード Arcade
(説明 15分 プレイ時間 各10-25分)
Arcade20220514.JPGいわさんリクエストで、久し振りに遊ぶネスターのVHSビデオケースシリーズの「アーケード」。今回はじっくりと取り組んだせいか、昔遊んだ時よりも面白く感じました。1戦目は基本のルールで行い、2戦目からは上級ルールとして2つほどルールを追加しました。2戦目の方が面白かったです。たまにはこういうのも良いね。そして見た目がかっこいい!

結果
1戦目(基本):いわ 勝利、自分* 敗北
2戦目(上級):いわ* 勝利、自分 敗北



コネクト37 Connect 37
(説明 5分 プレイ時間 15分)
Connect37-20220514.JPGゲームマーケットの新作。カワサキファクトリーなので期待して購入しました。ボードは1辺4マスのヘックスヘックスボードで37マスあります。下1−37まで番号が振られたタイルを配置していって、一筆書きで4つ以上が連番になっているタイルに自分のチップを置くのが目的です。

手札は2枚。1枚引いて3枚から1枚を配置し、そのあと自分のチップを配置したチップに置くか自分のチップ同士を重ねてダブルチップにするかです。ゲーム終了時は4つ以上の連番ならその大きさにかかわらず、シングルチップは1点、ダブルチップは2点です。

いわゆるドローアンドプレイなのですが、手札を3枚にしてプレイアンドドローにしても同じでダウンタイムが少なくなりますので、どうしてそうしなかったのかは不思議です。いずれにせよ手札が少ないので、あまり計画は立てられません。また4枚以上の連番なら一律1点か2点なので、点差も開きづらいです。この辺りは意図したものだと思われますが、もっと起伏があっても良かったのではと思います。例えば、置いたときにまだ連番になっていなければ成功した時の得点が高くなるハイリスクハイリターン式にするとか、完成した連番の長さでボーナスがあるとか、最初にランダムに捨てるゲームで使用しないタイル枚数はプレイヤー数に等しいので、最初の手札から各プレイヤーに裏向きで捨てさせるとか、何かしら欲しいです。次回作コネクト61に期待します。

結果:あべりょー 8、中村 8、自分 7、たっくん 6



テイク イット ハイヤー! Take It Higher!
(プレイ時間 40分)
TakeItHigher20220514.JPGここのところ、続けて遊んでいる「テイクイットハイヤー!」です。難しいけど面白いパズルゲームです。ロケットも多く飛ばすことができ、また以前よりも金銀に注意を払ったお陰か、中村さんとともにトップタイでした。

結果:中村 507、自分 507、あべりょー 402、道化師 343、佐藤 283、たっくん 131



ファイア & アイス Fire and Ice
(プレイ時間 35分)
FireAndIce20220514.JPG佐藤さんが遊んだことがないという「ファイア&アイス」です。途中から少しこちらが逆転して優勢になったと思ったのですが、何かを間違えて敗北。佐藤さんに負けると悔しいですね。

結果:佐藤 勝利、自分 敗北



リンゴー Ringo
(プレイ時間 各5-15分)
Ringo20220514.JPG前回、膠着して終わらなかった「リンゴー」を再検証を兼ねて遊んでみました。今回は問題なく短時間で決着し、2戦終わって1勝1敗だったので、3戦目を遊びました。総合的に中村さんの勝利。記録を見ると3回とも先手勝利なので、先手が少し有利なのかもしれません。

結果
1戦目:中村* 勝利、自分 敗北
2戦目:自分* 勝利、中村 敗北
3戦目:中村* 勝利、自分 敗北



カモン Kamon
(説明 5分 プレイ時間 25分)
Kamon20220514.JPG一辺が4のヘックスヘックスボードで任意の対辺をつなぐことが目的です。37ヘックスのうち、使わない1つを除いては6種6色の紋章タイル(多分、家紋なのだと思われます)をランダムに並べてゲームスタートです。プレイヤーは交互に自分のコマ(白枠か黒枠)を置いていきますが、直前に相手プレイヤーが置いたヘックスに描かれたのと同じ種類か同じ色の紋章に置かなければなりません。置けないときは敗北です。

もう負けた、と思ったら勝った、と思ったら負けた、という感じで、形勢があまりないゲームなのかもしれません。最後は中村さんの勝利。

結果:中村 勝利、自分 敗北



ミノア Minoa
(プレイ時間 25分)
Minoa20220514.JPG久し振りに遊ぶ「ミノア」ですが、ペア戦は初めてだと思います。ペア戦でもこのゲームの本質的な問題点は変わらず、やはり1つの大きな土地を誰が最後に取るかということになってしまいます。2−3人よりは面白いかもしれません。

結果:ぴーかん&中村 83、いわ&自分 13



村の教会 Lass die Kirche im Dorf!
(プレイ時間 20分)
LassDieKircheImDorf20220514.JPG最後は久し振りに会うしのだけさんと「村の教会」を遊びました。建物を縦方向と横方向に交互に移動させて連結させるゲームです。「これは無理だ!」というしのだけさんの言葉に油断してしまい、気が付いたら負けていました。

結果:しのだけ 勝利、自分 敗北



終了後は道化師さんがお気に入りの中華料理で久し振りに夕食でした。

SHARE