スコットさんと彼の友人のkizuさんと3人で、黄金週間の最後の2日間にたっぷりゲームを遊びました。1日目は「ストロガノフ」他、中量級のクニツィアを幾つか遊びました。
ストロガノフ Stroganov
(説明 45分 プレイ時間 225分)
「ハンザテウトニカ」のシュテディングがデザインした新作です。プレイヤーは春夏秋の3ラウンドを4年、計12ラウンドで得点を競います。ボードの中央には大きな場所のタイルが1列に並んでおり、その上に毛皮チップが置かれています。自分のコマを左端から進めて、これらのチップを集めて得点カードに変換したり、その場所固有のアクションを行います。手番には銀色のアクションと金色のアクションをこの順番で1つずつ行えます。場合によってはアクション数を増やすことも可能です。他にも楽器シンボルのトラックでの争いや、Xコマを配置する争いなどがあります。
色々と要素が絡み合っており、何をしたら得点になるのかがわかりづらいゲームです。「黄昏の篝火」ほど複雑ではないですが、それでも作者は結局何がやりたかったのだろうと考えさせられました。プレイ時間はたっぷり3時間以上。自分は毛皮を全種類集めて莫大なボーナスを獲得し、勝利を収めました。
結果:自分 58、スコット 42、kizu 36
デカスロン Reiner Knizia's Decathlon
(説明 10分 プレイ時間 70分)
数日前に遊んだデカスロンを再び遊びました。高跳びや棒高跳びでは、いくつか数字をスキップしつつ進めて、前回よりも好記録を出しました。特に、kizuさんは棒高跳びで14、20、24、32、36、40、44と挑戦してここで失敗。なんと40点を獲得しました。自分は22点、スコットさんは12点しか取れず、それまで169、168、165点と僅差だったのに、ここで一気に差が開いてしまいます。最後の1500メートル走で、自分はダイスの振り直し回数が足らずに6の目(マイナス6点にカウントされる)を残してしまい21点(写真)。結局差は開く一方となりkizuさんの勝利。
結果:kizu 266、自分 234、スコット 206
バベルの塔 Der Turmbau zu Babel
(説明 25分 プレイ時間 85分)
エリアマジョリティーですが、毎手番他のプレイヤーの協力を仰ぎ、それを受け入れたり拒否したりしてゲームが進むというユニークなゲームです。数日前に、やはりクニツィアの変わったゲームとして「自由都市」を出したらスコットさんがユニークで面白いと言っていたので、今回はそれ以上位ユニークかもしれないと思われ、また個人的にベストゲームのひとつである「バベルの塔」を出してみました。
終盤までは割と上手く立ち回り、トークンも集めていたものの、あと1手番はあると思っていた思惑が見事に外れて最下位に終わりました。
結果:kizu 80、スコット 76、自分 68
スカウト! Scout!
(プレイ時間 6ディール65分)
久し振りの「スカウト」です。3人だと2人が連続してスカウトアクションを行うとディールが終わってしまうという危うさがあり、それがどうもキルドクターラッキーシンドローム的な感じであまり好きではない部分です。また、1ディールに1回しか行えないダブルアクション(スカウトしてから出す)が大切なのはわかるのですが、かなり強力なので、もうすこしコストがかかった方が良いと思います(例えば減点されるとか)。
とはいうものの、ゲームは面白いので、今回は6ディール線として遊びました。
結果:kizu 49、スコット 30、自分 16
ケルト Keltis (第2版 基本ボード + 追加ボード Neue Wege, Neue Ziele)
(説明 10分 プレイ時間 35&60分)
持ち込んだ「ケルト」の新版を両面1回づつ遊びました。スコットさんは「ケルトダイス」を割とよく遊ぶらしいのですが、「ケルト」は初めてだそうです。まずは基本の面です。5個目が6点以上のゾーンに入ったら終了というのが悩ましく、自分は10まで進めようと思っていたダブルのコマが、ゲーム終了の5個目になってしまい6点のマスで終了。その先の願いの石も取れずに、最下位でした。
続けて裏面の追加ボードです。こちらは、うまくカードを残すことができ、手詰まりもせずに順調に2色の石を3個ずつ集めて勝利しました。
結果
1戦目(基本):スコット 40、kizu 33、自分 31
2戦目(追加):自分 81、kizu 66、スコット 52
2日目に続く。
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