土嚢の会 2022.03.19

ConHexTournament20220319.JPG今回の土嚢の会は60回を記念してコンヘックス大会を行いました。参加者は10人。他にはゲルハルトの木製ゲーム「村の教会」と「シュバルツェレーヒャー」が初プレイです。




コンヘックス ConHex
(プレイ時間 各10-35分)
ConHexBoxes20220319.JPG久し振りの大会は、コンヘックス大会です。「コンヘックス」はコネクションゲームとエリアマジョリティーを融合させた人気があるゲームです。ネスターゲームズ版のほか、ゲルハルト版もあります。これまで同様に、他のゲームの合間に遊ぶという形式です。細かい規定は以下の通り。

1.同じプレイヤーとは1回まで。3回以上で大会の参加対象とする。
2.パイルールあり。
3.勝ち越し数(勝ち数引く負け数)で順位を決める。同じ場合はプレイゲーム数で決める。

ConHex20220319-1.JPGこれまでと異なるのは勝率ではなく勝ち越し数としたことです。これによって3勝1敗(勝率75%、勝ち越し数2)より5勝2敗(勝率71%、勝ち越し数3)の方が上になります。これには賛否両論あると思いますが、各自の試合数が違う場合には、こちらの方が良いかもしれません。結果論としては今回はどちらを採用しても変わりなかったのですが。

用具は自分とエサさんがゲルハルト版の木製ボードを持ち込み、さらに数名の方がネスターゲームズ版を持ち込んでくれました。3つくらいあれば、この形式での大会は行えますね。

ConHex20220319-2.JPG自分はまず、とけいさん、ぴーかんさんと戦い、そのあとも他のゲームを遊んでは2戦するというペースで合計7人と対戦しました。残念ながら、道化師さんとたくやさんとは対戦できませんでしたが、6勝1敗で勝ち越し点5で2位になりました。優勝は7戦全勝無敗のエサさんです。全勝とは素晴らしいです。

エサさんとの1戦はやはりひとつのクライマックスでしたが、序盤の配置をもう少し工夫すればよかったというのが反省点です。

個人結果(6勝1敗)
1戦目:自分 勝利、とけい* 敗北
2戦目:自分、勝利、ぴーかん* 敗北
3戦目:自分* 勝利、土井 敗北
4戦目:エサ* 勝利、自分 敗北
5戦目:自分 勝利、中村 敗北
6戦目:自分 勝利、尾根ギア 敗北
7戦目:自分* 勝利、いわ 敗北

大会結果(参加者10名中上位3名。カッコ内は、勝ち越し数、勝率)
1位 エサ 7勝0敗(+7 100%)
2位 自分 6勝1敗(+5 86%)
3位 道化師 2勝1敗(+1 67%)



リンゴー Ringo
(プレイ時間 15−40分)
Ringo20220319.JPG鉄製のリングのコンポーネントが印象的なゲームです。自分の色でディスクかリングで4連を作れば勝利。毎回自分のディスクを任意のリング(自分のでも相手のでも良い)に置いて、リングを他のリングに縦か横で隣接する場所に移動させます。すべてディスクを置き切ったら、以降は配置してあるディスクを移動させます。「インシュ」と「デュプロライン」を合わせたようなゲームです。

1戦目はうまくダブルリーチの形ができて勝利。ところが2戦目はすべてディスクをおいても終わらず、いくら移動させても終わる兆候が全く見えなかったので協議終了としました。

結果
1戦目:自分 勝利、ぴーかん* 敗北
2戦目:引き分け(協議終了)



村の教会 Lass die Kirche im Dorf!
(説明 10分 プレイ時間 30分)
LassDieKircheImDorf20220319.JPGシュテインの新作です。目的は自分の建物をすべて繋げて街にすること。そしてその街のどこかに教会を作ることです。各プレイヤーは高さ1の家を7個と高さ2と3の建物を1個ずつ持ちます。この高さ2と3の建物が隣り合うと教会というわけです。

初期配置では四隅に教会の部分となる2つの建物をそれぞれ置き、それから高さ1の家を自分同士が隣合わないように置いていきます。すべて置き切ったら、ゲームスタートです。すべての建物には屋根で示された方向があり、その方向に建物を動かせます。そして動いた後は必ず90度回転させます。つまりどのコマも縦移動と横移動を交互に繰り返すのです。動けないコマは中立のポーンと場所を交換でき、このときも90度回転させます。こうして相手をブロックしつつ自分の街を形作るのです。

序盤での配置の失敗が後まで響くゲームです。

結果:自分 勝利、ぴーかん 敗北



この間、コンヘックス第3戦(対土井さん)、第4戦(対エサさん)。



シュバルツェ レーヒャー Schwarze Löcher
(プレイ時間 20分)
SchwarzeLocher20220319.JPGゲルハルトでちょっと気になっていたゲーム。タイトルは「ブラックホール」という意味です。1x1x2の直方体を任意の方向に転がして4つある穴に到達すれば得点。先に4点取れば勝利です。少し慣れるまではどのように転がしていけば良いかが難しいですね。お互いある程度慣れてからが勝負という気がします。

結果:とけい 勝利、自分 敗北



この間、コンヘックス第5戦(対中村さん)、第6戦(対尾根ギアさん)



ブルーム Blooms
(プレイ時間 各15-30分)
Blooms20220319.JPG土井さんが教えてくれた、ルールが一般公開されているゲームです。4色のうち2色ずつを担当するヘックスボードでの囲碁です。手番には自分が担当する2色を1個ずつ置きますが、これらは同時に置くという扱いなので囲碁のように二眼はまだ活きではありません。三眼が必要なのです。また、相手を取るときは相手のもう一つの色も合わせて三色で囲んでいれば取れます。最初この感覚が少々難しいです。

あらかじめ決めておいた規定枚数を取ったら勝利。今回は15個、あるいは20個先取としましたが、もっと多くすれば三眼の活きが効いてくるのかもしれません。ヘックスボードなので眼をつくるのが難しいですね。

結果
1戦目(15点先取):自分* 15、土井 4
2戦目(20点先取):土井* 21、自分 10



Lunch20221319.JPG最後にコンヘックス第7戦(対いわさん)を遊んで終了です。大会はやはり盛り上がりますね。3回に1回くらいは大会をやっても良いかもしれません。(写真は今日のオムライスランチ)

SHARE