M's Bar 2021.11.06

M'sBar20211106.JPGミスボド最終日に久し振りに出会ったアル隊長に誘われて、南柏のM's Barでのゲーム会に参加しました。目的はアル隊長と「指輪物語ボードゲーム」を遊ぶことです。




インフェルノ Inferno (テンデイズゲームズ初版)
Inferno20211106.JPG7人になったので、まずは肩慣らしに「インフェルノ」を2ディール遊びました。2ディール連続で無失点に抑えた大橋さんの勝利。自分は2位でした。7人だと、時間はかかるけど7ディール戦をやりたくなりますね。

結果(2ディール):大橋 0、自分 11、ふくにし 12、かのう 25、つっちー 39、アル隊長 54、てま 95



DoubleOrNothing20211106.JPGここで自分が持参した「ダブルオアナッシング」を教えがてら観戦します。なぜかみんな「ダブルオアナッシング」がほとんど成功せず、かなり苦しい展開でした。でも面白さが伝わったようで良かったです。




指輪物語 ボードゲーム Lord of the Rings (カプコン版)
(説明 30分 プレイ時間 80分)
LOTR20211106-1.JPGこの日の目的でもある「指輪物語ボードゲーム」です。5人プレイで、自分以外はみんな初プレイ。協力ゲームの始まりとも言えるゲームですが、今でも十分に面白いと個人的には思っています。アル隊長はもちろん、一緒に遊んでみたかったみっちーこと中道さん夫妻も一緒に加わります。自分は余りものの、本当は旅に出ていないボルジャーを担当。

標準ルールであるサウロン12スタートで遊びました。日時計タイルのばらつきに翻弄されながらも、最後のモルドールまで到着します。ここで、写真のように、サウロンの位置は7、フロドは6、サム、ピピン、ボルジャーは5、指輪を持ったメリーは2と、悪くない状況でした。指輪の力こそ既に使ってしまいましたが、サウロンとメリーは距離が5も離れており、例え他のホビットたちが脱落しても勝てるかもしれない・・・と、思ったのです。

LOTR20211106-2.JPGモルドールの最後にある滅びの山にたどり着き、指輪を投げ入れます。サウロンが1歩進んだために、フロドは既に脱落してしまいましたが、他のホビットの位置は変わりません。サウロンの位置は6、サム、ピピン、ボルジャーは5、メリーは2という状態です。ここで生き残っているホビット4人が、サム、メリー、ボルジャー、ピピンという席順に指輪の破壊を試みます。つまりダイスを振って生き延びるということです。

LOTR20211106-3.JPGサウロンとメリーの距離は4もあるので、唯一負けるシナリオは、サムがサウロンの目を振って、3人のホビットを飲み込みつつメリーとの距離を3とし、続けてメリーが黒丸3をだして、3歩サウロンの方に進んで脱落することです。しかし、これが起こる確率は36分の1であり、それ以外は勝利確実です。ところが、アル・サムとあやみ・メリーが、この36分の1の確率を達成してしまい、全員脱落で敗北というドラマチックな結果になりました。ここまで来て敗北とは! いやー面白い。

結果:60(敗北) プレイヤー:みっちー(フロド)、アル隊長(サム)、つっちー(ピピン)、あやみ(メリー)、自分(ボルジャー)



死者の日の祝祭 Fiesta de los Muertos
(プレイ時間 各25分)
FiestaDeLosMuerto20211106-1.JPG日本のケンビルから出版された「死者の日の祝祭」を遊びました。てレストレーションみたいなシステムのゲームですが、絵は描かず言葉の連想でつなげていきます。また全員がすべてのシークレットワードを当てるようになっており、ゲーム性はてレストレーションより高いでしょう。当てるべきシークレットワードはすべて人物名です。そこから連想される単語を書き、その単語からまた単語を書き、と連想を4回繰り返しますが、そのたびに直前の連想単語は消してしまいます。最後の連想された単語から人物を当てるのです。

FiestaDeLosMuertos20211106-2.JPG写真のように並べて、番号と人物名をつなげますが、2人ダミーの人物がいるのが難しい。1戦目はつっちーさんが7個すべて当てるという快挙。2戦目は難しく4人が3点と並びました。総合的にはつっちーさんとあやみさんが合計9点で同点1位です。

ところで、自分はハロウィーンは死者の日(11月1-2日)の前夜祭だとずっと勘違いしていましたが、改めて調べてみたら、諸聖人の日(All Hallow's Day 11月1日)の前夜祭のようですね。

結果
1戦目:つっちー 7、あやみ 6、みっちー 5、りぶ 5、ふくにし 4、自分 4、アル隊長 2
2戦目:あやみ 3、みっちー 3、アル隊長 3、自分 3、つっちー 2、ふくにし 1、りぶ 0



ショッテントッテン2 Schotten Totten 2
(説明 10分 プレイ時間 各25分)
SchottenTotten2-20211106.JPG「バトルライン」が好きだというふくにしさんが興味を持ってくれたので、「ショッテントッテン2」を2人で遊びました。「ショッテントッテン」は「バトルライン」の元になったゲームですが、「ショッテントッテン2」は攻撃側と防御側に分かれての非対称ゲームです。まずは、ふくにしさんが攻撃側で、2戦目は自分が攻撃側で遊びました。これまでは防御が有利だと思っていたのですが、どちらも攻撃側が勝利。攻撃側が勝った時は山札の残り枚数が得点になるので、総合的には6対0で自分の負けです。そろそろ特殊カードも入れてみたいです。

結果
1戦目:ふくにし* 6(勝利)、自分 敗北
2戦目:自分* 0(勝利)、ふくにし 敗北



バビロニア Babylonia (アークライト版)
(説明 10分 プレイ時間 50分)
Babylonia20211106.JPG記録を見たら今回で10回目でした。自分は農民には手を出さず、ジグラットで都市の決算が1.5倍になる能力と、中央の陸地の空白が連結として使える能力を手に入れました。後者は全く役に立ちませんでしたが、前者は大活躍。都市の決算がタイで無効になることがなかったので、どんどん雪だるま式に得点が入って快勝です。

結果:自分 170、アル隊長 131、みっちー 128、あやみ 120



指輪物語 二つの塔 カードゲーム Der Herr der Ringe: Die Zwei Türme das Kartenspiel
(プレイ時間 35分)
ZweiTurme20211106.JPG最後に「セイミインザスーパークレイジーワールド」の元になった「二つの塔カードゲーム」です。こちらの版を遊ぶのはちょっと久し振り。意外と説明しづらいゲームで、特に各列は同じ色で同じシンボルの同一カードしか出せない、そして各色1列で合計4列しか出せない、というあたりは、大切なルールですが直感的でないかもしれません。

しかしゲームが始まってしまえば、シンプルでジレンマも多く、隠れた名作と呼ぶにふさわしいゲームです。4人でかなり接戦となり、最後はあやみさんと自分が同点。タイブレーク(指輪保有)であやみさんの勝利です。

結果:あやみ 16(勝利)、自分 16、アル隊長 15、みっちー 12



はじめてのM's Bar遠征でしたが、とても楽しく過ごせました。また機会があればぜひ参加したいです。

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