シャッフルやミスボドでよく一緒に遊ぶミスミンさんに誘われて4人でゲームを遊びました。自分は遅刻してしまい、到着すると既に3人で「戦国ドミノ」を遊んでいるところでした。
ラマ ダイス L.A.M.A. Dice
(プレイ時間 25分)
まずは、みんなが興味を持った「ラマダイス」です。手軽で面白いのでつい遊んでしまいます。今回はラマx3も振れず、どんどん負けていって40点オーバーで最下位。でも良いゲームですね。
結果:せりあど 2、ZAKURO 9、ミスミン 39、自分 42
サイ富豪 Sai Fugo
(プレイ時間 50分)
次に、今日遊ぶゲームのリストに入っていた「サイ富豪」です。タイトルからサイはサイコロのサイだと思っており、ダイスを使ったゲームなのかと思っていたら違いました。サイは動物のサイでした。そしてゲームは「大富豪/大貧民/階級闘争」などと呼ばれているあのトランプゲームの亜流でした。
各ディールの初めに役割カードが配られ、サイと助手がチーム、そしてそれ以外の2人(ハイエナ)がチームとなります。ちょっと「ティチュー」っぽいです。しかし正体が最初から明かされるのはサイだけなので、誰が助手なのか、誰がハイエナなのかはわかりません。この辺りの正体隠匿の感じは「ドッペルコプフ」っぽいです。
サイは両隣から強いカードを受け取り、有利な状態でスタート。あとは大富豪です。知らないローカルルール(8切り)が取り入れられていますが、大富豪はローカルルールがものすごく多いだろうと想像されるので、おそらくルールを作る時にはどれを入れるか迷ったに違いありません。シークエンスは「階段」と呼ばれています。俗語で階段って呼ぶのは聞いたことがありますが、ルールブックで階段と書いてあるのはちょっとびっくりです。
それぞれの役割に特殊能力があり、特に2枚捨てられるというのは、それによって上がりに持ち込めるので強力です。
サイチームは、サイが勝てば1点、サイ1位でかつ助手2位なら2点がもらえますが、助手が先に勝ってしまうとハイエナチームに点が入ります。それ以外のケースはハイエナチームの得点で、何ディールか遊んで5点先取で勝利です。
最初の3ディールはサイになってしまい、楽に勝てることを覚えてしまいました。でも最後は2位でした。
結果:せりあど 5、自分 4、ZAKURO 2、ミスミン 2
ミッション レッド プラネット Mission: Red Planet
(説明 25分 プレイ時間 65分)
一度遊んだことがあるなあと思って記録を見ると、シャッフルでやはりミスミンさんと遊んでいました。火星に人を送り込んでエリアマジョリティーで得点を獲得するというゲームです。ちょっと変わっているのが、各エリアでトップかトップタイでないと得点対象にならないということで、トップタイのときは得点チップの枚数がその人数で分けられなければなりません。
1−9の9枚のカードのうち1枚をプロットして、テキストで指示された数だけロケットに人を送り込めます。このとき9からカウントダウンしていくので、9のカードは最初に、1のカードは最後に処理されます。このカウントダウンはロケットの発射っぽくて雰囲気が出ます。同じ数字を選択したなら手番順です。「操り人形」っぽいと思っていたら、作者はフェドゥッティことヒゲッティでした。大切なのは特殊カードがもらえる7のカードと3人も宇宙船に乗せられる3のカードです。特に3のカードは強力なのですが、手番順では遅いので失敗すると悲惨です。
ロケットには火星のどこを目指すか(あるいは火星の小さな衛星フォボスを目指すか)が決められていますが、着陸した後でも移動できます。火星の外周のエリアはプレイヤーがイベントカードを仕込むことができ、これによってゲーム終了時にとんでもないどんでん返しが起こります。
自分はミスミンさんとエリアマジョリティー争いをしていた地域に、ミスミンさんが仕込んだカードが見たくて、カードを獲得する代わりのアクションとして、仕込まれたカードを見ることにしました。するとなんと1位は排除され、2位のプレイヤーが勝利するというとんでもない内容で、終盤に一定数のコマを撤退させて2位タイに持ち込みました。
結果:ZAKURO 45、せりあど 40、自分 35、ミスミン 24
タワー オブ パンケークス!! Tower of Pancakes!!
(説明 10分 プレイ時間 30分)
トリックテイクを遊びたいというミスミンさんの要望で持ち込んだゲームの一つです。トリックで勝つとパンケーキを客に配膳し、負けるとパンケーキを焼きます。小さな数字で買って大きな数字で負ければ一番効率が良いのですが、なかなかそうはいきません。
今回は基本ルールで2ディール遊びました。2ディールとも自分はパンケーキを強制的に大量に焼く羽目になってしまい(つまりハイカードでトリックに勝てない)、最後に大量の食材破棄でペナルティーを受けてひとりだけマイナス点。
結果:ZAKURO 29、せりあど 15、ミスミン 14、自分 −12
ダビデとゴリアテ David & Goliath (ベルリナー版)
(プレイ時間 4ディール40分)
トリックテイク第2弾。マストフォロー、スートに関わらず勝者はハイカードで、同数値は後出し勝ち。そしてちょっとややこしいのは敗者も決めなければならないのだが、これはローカードで同数値は後出し負けというところ。つまり全員同じ数字だと、最後のプレイヤーが勝者でも敗者でもあるということです。敗者は勝者が出したカードを取り、勝者は残りのカードを取ります。
各スート2枚以内しか取らなければ数値が点数ですが、3枚以上取ると枚数が点数になります。なので4人だと誰も切れていないスートで勝つと、自分が出した以外の3枚を獲得して枚数が得点になるので、高得点を目指すならばゲーム前半はトリックに勝たないように立ち回ります。また全員同数値というレアケースでない限りは、自分の手札を取ることはないので、そのあたりの感覚も「モダンアート」や「マメじゃないよ」っぽくて、ちょっと面白いです。
結果:自分 115、ミスミン 101、せりあど 72、ZAKURO 49
イエローストーン Yellowstone Park
(プレイ時間 40分)
ローゼンベルクの古いゲーム。どこかで昔遊んだような気がしますが、どうも初プレイみたいです。数値によっておける横列が決まっており、縦列は同色になるよう置かなければなりません。
面白いのは、ボード上のすべてのカードは常に3x3の範囲に収まっていなければならず、それをはみ出る時は3x3に収まるように他のカードを失点として受け取らなければなりません。これらは裏向きに重ねて自分の前に置いておきます。手札を上手く使いきるとこの失点の山から手札にでき、失点を減らせます。こうして、誰かが失点35を超えたらゲームオーバーです。勝てるかなと思ったら、せりあどさんに僅差で敗北。
結果:せりあど 24、自分 26、ミスミン 36、ZAKURO 46
ツタンカーメン Tutankhamun (25世紀ゲームズ版ファラオエディション) + ファラオの贈り物 A Pharaoh's Gift
(説明 10分 プレイ時間 45分)
最後は、キックスターター豪華版の「ツタンカーメン」です。今回は8のタイル2種を集めて、ときどき1や2を取って終盤に備えて行きました。せりあどさんが指輪の最多を獲得して勝ち切ると思ったのですが、最後にうまくボード上のタイルの交換という特殊能力を使って、せりあどさんよりも後ろにいながら0点に持ち込んでタイブレーク勝利。
結果:自分 0(勝利)、せりあど 0、ZAKURO 4、ミスミン 8
1日、たっぷり遊びました。主催のミスミンさん、ありがとうございました。
コメント