らうんどとりっぷ 2021.10.22

第5波も収まって、実に2020年12月以来、実に久し振りにみんなで平日夜に集まりました。



フィリット Fillit
(プレイ時間 15分)
Fillit20211022.JPGまずは、他のプレイヤーを待つ間に一味さんと2人で常備してある木製の「フィリット」を遊びました。一味さんは初プレイらしいです。完成度が高いアブストラクトゲームで、うまく石を使って相手をブロックしたり自分のコマを隣りの列に移したりします。経験の差で勝利。

結果:自分 勝利、一味* 敗北



ヌアムート Nur Mut!
(プレイ時間 15分)
NurMut20211022.JPGキノさん持ち込みの怪しさ満載のゲームです。テーブルには場となる3枚のカードが並んでいます。手番には手持ちの数字カードをいずれかの場に出しますが、そのとき数字が1つ上か1つ下でなければなりません。トランプのスピードと同じです(といってもスピード自体がローカルルールが多すぎるので、この例えは適切ではないかもしれませんが)。問題は手持ちのカードは表向きに山積みになっていて、一番上しか見られにことです。この一番上のカードしかプレイできません。出せないときは、パスかチャレンジができます。チャレンジするときは場のカードのどれかを裏返します。カードは表と裏の両面にそれぞれ数字が書いてあるので、裏返して現れた別の数字に置ければ良いというわけです。失敗するとその場札の山をすべて引き取ります。また、パスは2回連続でできません。運だけのゲームにも感じますが、そうえない気もします。不思議なゲームです。キノさん、シミーズさん、一味さんと4人プレイ。1996年製。

結果:自分 勝利



原チャリ番長 Genchari Bancho
(説明 25分 プレイ時間 各25分)
GenchariBancho20211022.JPGこの日のメインとなるゲームです。お店に常備してあるゲーム棚にあったゲームを適当に出したらコレだったということみたいです。高校の番長の覇権争いというテーマですが、しっかりと作り込まれたアクションゲームで楽しめました。

各プレイヤーはガラス玉のコマをノック式ボールペンで弾いていき相手の校庭にある窪みに入れます。コマが番長とその手下を表しており、ボードから出てしまうと除外されます。番長は得点が高いのですが、ボードから出ると別のコマが番長として襲名されます。

他にも中央の4x4の特殊効果マスでは、遠くまで弾き飛ばせるバネの強いボールペンが使えたり、障害物が置けたり、身動きしづらいウンコゴマにされたりと、なかなかぶっ飛んでいます。

結構面白くて2回遊んでしまいました。テーマの作り込みがすごいですね。

結果
1戦目:一味 5、自分 2、シミーズ 1、キノ 0
2戦目:キノ 7、自分 7、一味 2、シミーズ 1



狸と茶釜 Tanuki to Chagama
(プレイ時間 4ディール30分)
TanukiToChagama20211022.JPG1回どこかで遊んで面白かったのですが、それ以来ようやく2回目です。リード以外は切り札となるシュティヒルン式ですが、マストフォローです。最初に取れるトリック数を是認宣言し、それ以上とれば宣言数が点数となりますが不足するとときにはマイナス点になります。調整するために茶釜カード(2、5、8)にはより高い数字の狐カード(3、4、6、7、9)を隠せます。前回はここが面白いと思っていたのですが、今回はいまひとつ茶釜が活躍しませんでした。

結果:シミーズ 11、一味 10、キノ 0、自分 −4



ラマ ダイス L.A.M.A. Dice
(プレイ時間 35分)
LAMADice20211022.JPG最後は名人も到着して「ラマダイス」です。ちゃんと遊ぶなら、ダイスの目の組み合わせを考えてカードを取った方が良いでしょう。ダイスはすべて2面はラマで、それ以外は1、2、5、6と1、3、4、6と2、3、4、5なので、1と6、2と5、3と4は同じダイスにしかありません。計算すると分かりますが、これらを固めて持たずにバラすと、バーストの確率はわずかに高くなります。例えば、1と6しか持っていないとバーストの確率は9分の4(=54分の24)ですが、1と2しか持っていないと54分の25となり54分の1だけ上がります。ちょっと意外ですね。

結果:キノ 21、自分 21、シミーズ 23、一味 41、名人 48

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