金町ゲーム会 2021.05.22

久し振りに金町でのゲーム会です。今回は18アイルランドをメインに4人で楽しく遊びました。



18アイルランド 18Ireland
(プレイ時間 290分)
18Ireland20210522-2.JPGオンラインでは何度か遊んだことがあるものの、実物で遊ぶのは初めてです。18アイルランドの特徴は、狭軌の鉄道があるが列車は走らず、接続する広軌の駅の価値を上げる役割があるということ。5株会社はゲーム開始時に登場順番をランダムに決めて、それらの社長株は競り落としていくということ、5株会社同士を合併して10株会社にすることができるが、そのためには株主で合併の賛否を投票するということ、廃棄された列車は半額で短命の短距離列車として走らせられること、などです。会社の登場順が非常に重要で、これによっていつ社長株の競りに絡むかということを考えなければなりません。またタイルも1830とは別の意味でかなりトリッキーです。

舞台は北アイルランドを含むアイルランド島全体です。1830同様の方式のプライベート会社の競りから始まりますが、プライベート会社はランダムで5社しかでてきません。今回は1、6、9、10、11番の5つでした。

18Ireland20210522-1.JPG自分はスタートプレイヤーだったので、収益率が良いと言われている1番(価格20、収益5)を定価で買い、そのあとビッドによって10番のアイリッシュメールという海岸線の指定された場所に番外タイルを置けるという面白そうなプライベート会社を獲得しました。序盤は資金不足で会社は設立できませんでしたが、これらのプライベート会社のおかげでどんどん資金が貯まっていきます。

アイリッシュメールのタイルが使えるのは首都ダブリンのすぐ南の他は、北部のロンドンデリーと南部のウォーターフォードです。なのでロンドンデリーかウォーターフォードの会社を経営したいのですが、登場が遅いので、別の会社としてURというベルファストの会社を獲得。ロンドンデリーの会社が出てきたら、立ててのちに合併するという思惑です。

18Ireland20210522Result.JPGしかし、フェイズが進みロンドンデリーの会社が出て来ずに廃棄されてしまうことが濃厚になったので、ウォーターフォードの会社を獲得。問題点はベルファストのURとウォーターフォードのWKRが南北に離れ過ぎており、また合併よりも収益を優先させてしまったために、合併できずに両会社の列車がなくなるという悲惨な状態になってしまいました。この辺りでさたもとさんの勝利が確定したので競技終了です。今思えば、URはかなり使いづらかったので、もう少し焦らずに別の会社を待ったほうがよかったです。

結果:競技終了(さたもと 1位)



モダンアート カードゲーム Modern Art: Card Game (アークライト版)
(説明 15分 プレイ時間 35分)
ModernArtCardGameBoxes20210522.JPGモダンアートカードゲームは2020年にCMON、アークライトなどからリメイクされました。原題は Modern Art: The Card Game から Moder Art: Card Game となり "The" がなくなっています。CMONのモダンアート(競りゲームのほう)と同じようなグラフィックですが、よくみると新規に5人の新鋭画家の絵を採用しているようです。CMON版はそのうちクロイワの「手をつないで」がボックスアートになっていますが、アークライト版はマルチンスの「青の思い出」になっています。韓国版も異なるアートを選んでいるので、この辺りは出版する国ごとに選べるのかもしれません。(ちなみにカードの裏側はどの版も「手をつないで」になっています)

ModernArtCardGame20210522.JPGカードの能力が強制か任意かという問題ですが、このアークライト版や元になったCMON版ではすべて任意となっています。これまでは強制のアクションもあったので、作者のクニツィアに問い合わせたところ、全員が同時にカードを選択して公開するという能力はやはり強制アクションだそうです。その代わり、これまで(グリフォン版(含:マスターズギャラリー)やペガサス版)強制とされていた2点チップを置くことや1枚補充することは任意になったようです。

さたもとさんのリクエストで持ち込みましたが、自分もこの新版は初めてです。カードが大きくて持ちづらいのではと予想していましたが、実際はそれほどでもなく、絵柄が綺麗でプレイしやすいです。初プレイのさたもとさんの勝利!

結果:さたもと 108、自分 101、ゆい 82、ひこ 71



オリンピアード Olympiade
(プレイ時間 50分)
Olympiade20210522.JPG2週間前に少々間違えたルールで遊んでしまった「オリンピアード」をもう一度遊びました。今度は4人プレイです。手番プレイヤーが振った3つの特殊なダイスを時計回りに順に好きなだけ全員使えますが、ボード上のマス目によるブロックがあるのが難しいところです。どの競技でどこまでのハイスコアを目指して粘るか、そしていかにしてどの色でも使えるように準備しておくか、など考えどころはあります。満点は10000点ですが、悠長にやっていると終わりません。今回はひこさんが始めに10種を終了してゲームを終わらせたものの、トップはゆいさんでした。これにて金町オリンピックは終了です。

結果:ゆい 4500(金メダル)、自分 4300(銀メダル)、ひこ 4100(銅メダル)、さたもと 3900(入賞)

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