ひだりさん主催のR−120会に参加しました。変わったゲームばかりを、久し振りに会うゲーマーたちと楽しく遊びました。
シャーロックホームズ10の怪事件 Sherlock Holmes Criminal-Cabinet
(プレイ時間 120分くらい)
1982年のドイツゲーム大賞 SdJ 受賞作。これまでの受賞作から見てもゲームブックという形式の異色作です。英語のタイトルも、Criminal-Cabinetの他、Consulting Detectiveなどいろいろなタイトルがあるみたいです。プレイヤーは協力して事件を解決します。事件は全部で10ありますが、そのうち2つ目を遊びました。
地図や新聞、そして住所録(人物や場所の名前と地図が対応している)をもとに、色々な聞き込み捜査をしていきます。かなり凝っていて、意外なディティールが事件と関係してきたりなど、みんなで話し合って推理していくのが大切になってきます。いわゆる普通の推理ゲームだと結局は論理パズルと確率論なのですが、これは描写などから犯人の動機や行動パターンなどを考えていかなければならないというのが新鮮でした。少し遅れてゲームに参加したのですが、次回は初めから捜査に加わりたいものです。
結果:概ね勝利
ヒーフー!! Hii Fuu!!
(プレイ時間 45分)
マストフォロー、ノートランプのトリックテイクで目的はちょうど2回だけ勝つことです。3回勝ってしまうと脱落でディールから抜けます。2回勝った時に得点の低いマスから埋めなければならず、脱落してもそこに残るので、遅く勝つほど得点が高くなる仕組みです。5人だと9トリックなので1人は必ずトリック数が不足し、現実的には2人くらいしか得点できません。最初に3枚も捨て札をするのでボイドができやすく、それも相まってなかなかコントロールができません。その辺りが面白いのだと思います。ヒーフーではなくフーヒーと根をあげたくなりますね。
結果:ひだり 10、あすまー 4、カヤ 3、自分 3、ありきり 2
ミブリン テブリン Miburin Teburin
ジェスチャーによって与えられたトピックを伝える協力ゲームです。カードには4つの似たようなトピックが書かれており、回答者がそのどれを答えるかによってボード上のコマの動きが変わってきます。目的はミブリンとテブリンという2つのコマに挟まれたジェスチャーコマをゴールに到達させることですが、ミブリンやテブリンと重なるとアウトなので、うまくこれらと距離を保ちつつ進めなければなりません。よってAという答えを避けつつ、Bという答えを引き出したい、というようなジェスチャーが必要になってくるのです。ボードは昔のプリンターで印刷したような感じで、あすまーさんが気に入っていました。
結果:勝利(ひだり、あすまー、自分)
ザ キー オークデイルクラブ殺人事件 The Key: Mord im Oakdale Club
できるだけ少ないヒントで3つの事件の詳細(犯人、時間、場所、凶器、逃走に使ったゴルフカート)を探すゲームです。テーブルにばらまかれた大量のヒントカードを好きなだけとってそれをもとに事件を捜査していきます。一見早時パズルみたいですが、時間は関係なく、あくまでも使用したヒントのポイント数(ヒントによって数値に差がある)の合計の少なさを競うのです。ソロゲームと言ってしまえばそれまでかもしれません。結構楽しめましたが、さすがにプレイヤー間のインターアクションが欲しいところです。ひとりだけ間違えてしまいショック!
結果:ひだり 44(勝利)、あすまー 54、自分 脱落
ここからは写真を撮り忘れたので、ひだりさんの許可を得て「ひだりの灰色」のリンクを貼ります。
ドブル360° Dobble 360°
ドブルに回転台がついてくるくると回ります。ひだりさんがいうには遅い回転の方が難しいそうです(記憶力が試されるからでしょう)。参考リンク
ドブル チャレンジ Dobble Challenge Des Marques
ドブルのカードと同じサイズの透明ディスクに模様が描かれたものをつかい、それを重ねてドブルをします。つまり、カードが見づらくなっているわけです。まあそれだけなのですが、バリアントとしては良いかもしれません。透明ディスクにはシンボルを隠す度合いが大きいものと小さいものがありますが、大きいものだと他のプレイヤーからもわかりづらいので、結局どれでも割と公平になっているのは良いところだと思います。参考リンク
コスモポリート Kosmopolit
スマートフォンを使って遊ぶゲームです。国際的なレストランに来る客のオーダーを聞き、それをウエイターが書き取り、レシピカードを探し、レシピに書かれた食材を届けるという協力ゲームです。今回は聞き役をやりました。聞いた通りに発音して、それをウエイター役のキノさんがカタカナで書き取って他のプレイヤーに伝えます。食材が見つかると食材カードとメニューとともに戻ってくるので答え合わせをスマートフォン上でするわけです。なるほどね。北米を範囲に含めたにもかかわらず英語のメニューはなく、フランス語らしい言語が多くて大変でした。なお、正式と思われるタイトルは発音記号の[kosmopol:t]です。参考リンク
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