土嚢の会 2021.04.03

Lunch20210403.JPG第51回土嚢の会。2月と3月は緊急事態宣言中だったので、3ヶ月振りです。今回は7人参加で、みんなでのんびりとゲームを楽しみました。写真は今日のマーブル特製おにぎりランチです。




バックギャモン Backgammon
(プレイ時間 30分)
Backgammon20210403.JPG初参加のたっくんはバックギャモンにはまっているようで、彼の手ほどきで何度かバックギャモンの卓が立っていました。いわゆるアブストラクトゲームの範疇からは少し逸れますが(ダイスがあるため)、結構近い部分もあります。マーブルにはノスゲムが製作した素晴らしい造形のボードがあり、それを使ってスコットさんと遊びました。バックギャモンはほぼ初めてだというスコットさんにたっくんが的確なアドバイスをし、自分はなんとバックギャモン負け! 写真はゲーム終盤で、ここで1のぞろ目を出してしまったのが決定的でした。今度はアドバイスなしに、ダブリングキューブを入れて7点か11点マッチで遊びたいです。

結果:スコット 3、自分 0



フローズン フォレスト Frozen Forest
(プレイ時間 25分)
FrozenForest20210403.JPGスコットさんが数ある土嚢の中からランダムに選んだのが「フローズンフォレスト」です。前回、何か色々と問題があったような気がしたのですが、久し振りに遊んだらわりとまともに遊べました。(前回の考察はここ)2人ともユキ(追いかける方)でミナ(逃げる方)を追い詰めて勝ったので、残った木の数が少ない方が勝ちになります。ちゃんと遊べたことで、なんだか狐につままれた気分なので、もう一度遊んでみたくなりました。

結果:自分 10本(勝利)、スコット 22本



マジョリティーズ Majorities
(プレイ時間 55分)
Majorities20210403.JPG各列は7-11ヘックスからなり、各列で過半数のヘックスにコマを置いた方がその列を獲得します。各方向で13列あるうち過半数を取った方がその方向を獲得します。3方向あるうち過半数を取った方がゲームに勝ちます。というように、各ヘックスは3方向に働いているので、なかなか手ごわいゲームです。やはり7ヘックスの列の交点などが最初は重要になります。徐々に、どの方向で勝負するかを考えていかなければなりません。前回遊んだ時よりも面白く感じました。

結果:自分 勝利、スコット 敗北



スパイ51 Spy 51
(プレイ時間 各10−15分)
Spy51-20210403.JPG今回が土嚢の会51回目なので、それに合わせて持参した「スパイ51」です。スパイが連鎖して置かれていくのが面白いゲームで、最後まで読むのが難しいです。ときどき遊びたくなるゲームですね。最後はスパイで埋まってしまうので、それを見越してどのような配置にしていくかというのがゲームの楽しみ方だと思います。

結果
1戦目:スコット 7、自分 6
2戦目:自分 9、スコット 7



スラカルタ Surakarta
(プレイ時間 30分)
Surakarta20210403.JPGしのだけさん持ち込みのネスターから出版されている伝統ゲームのひとつ「スラカルタ」です。移動はチェスのキング(将棋の王将)と同じですが、相手のコマを取るときは何マスでも進める代わりに必ずループを1つ以上通らなければなりません。このゲームは昔「ラウンドアバウト」というタイトルのものを遊んだことがありますが、そのときよりも楽しめました。

結果:自分 勝利、スコット 敗北



バイド Bide
(説明 5分 プレイ時間 25分)
Bide20210403.JPGしのだけさん持ち込みのネスターゲームズ新作「バイド」は多人数アブストラクトゲームです。手番では、自分のコマを補充した後に、それを配置する(プレイ)か、保留してコマを手元に貯める(バイド)か、補充したコマも含めて貯めたコマをすべて配置する(リリース)かの3択です。配置すると、その周辺で隣接しているコマが1マス外側に動きます。もし外側にもコマがあればそれらも一緒に外側に動きます。隣接したコマからボードの端までがすべて埋まっているときに限り動かさないことになります。ボードが埋まったとき、中央のマスにあるコマは4点、その外側は3点、さらに外側は2点、1点、0点というように、同心円状に得点化し、自分の色のグループで最大得点のものが自分の点数になります。つまり、中央付近でたくさん繋がれば良いというわけですね。

面白いのは、誰かがリリースを宣言してすべてのコマを置くと、そこから1巡は全員リリースをしなければならないというルールがあることです。これがゲームのダイナミクスを大きく左右します。またコマが動くルールにより、隣接させるのが結構難しいのも面白いです。

結果:道化師(赤) 15、自分(青) 12、土井(緑) 11、しのだけ(黄) 6



レッド Red
(プレイ時間 25分)
Red20210403.JPG3人用ゲームである「レッド」を遊びました。タイルの配置ルールがよくできていて、簡単には高得点のグループができないようになっています。今回は惨敗。

結果:しのだけ(白) 81、自分(赤) 63、スコット(黒) 40



ブルー Blue
(プレイ時間 30分)
続けて、3人用ゲーム第2弾「ブルー」を遊びました。「ホング」を3人用にしたゲームで、相手のラインを作らせずに自分のラインを作っていきます。ラインの長さによって得点を変えても面白かったのではと思います。今回はしのだけさんとスコットさんが同点1位でした。(写真撮り忘れ)

結果:しのだけ(灰) 71、スコット(青) 71、自分(白) 61



ボトルインプ Bottle Imp (数寄ゲームズ版)
(プレイ時間 6ディール55分)
BottleImp20210403.JPG最後にアブストラクトからは逸れて、マーブルに置いてある3人用「ボトルインプ」を遊びました。このバージョンは最新版でラウタペリが出版したものの日本語版が数寄ゲームズ版です。かなり久し振りで、急に壺の値段を下げられてしまった時など、その対応が難しいですね。6ディール勝負で最下位でした。

結果:しのだけ 182、スコット 114、自分 75



翌週はいよいよゲームマーケットです。

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