すずめ雀 Suzume-Jong
(説明 10分 プレイ時間 30分)
44枚の牌を使った簡易麻雀です。スートは索子だけ、三元牌は發中だけ、風牌はありません。手札は5枚で上がった時は6枚。つまり面子は2組だけで雀頭の対子はありません。ドラ表示牌がドラなのでドラは3枚だけ。ただし索子1−9の1枚ずつと中4枚の計13枚は赤牌です。裏ドラ、立直、ポン、チー、槓、連荘はありません。何人でも北場まで行います(つまりプレイヤー人数x4ラウンドあります)。振聴はダメなので、そこが唯一麻雀っぽい気がします。
点数は非常に簡略化されており、順子1点、刻子2点、ドラ1点、赤牌1点、断么中(タンヤオ)1点、混全帯么中(チャンタ)2点、で5点以上ないと上がれません。あとは役満として緑一色(すべて緑牌)10点、混老頭15点、赤一色(すべて赤牌)20点の3種類があります。
麻雀の面白さを凝縮したとのことですが、かなり物足りないというのが正直な感想です。赤牌が多く、運の要素が高くなり過ぎてしまったという感じがします。自分としては、もっと組み合わせを作る面白さが欲しかったし、インターアクションを残すためにもポンやチーという部分は簡略化した上で残して欲しかったです。また役満はなくてもよかったのではないでしょうか。とくにおそらく作者が緑一色が好きなのだろうと思うのですが、これを入れる意味があるのかは疑問です。得点も順子0点、刻子1点とした方がわかりやすいのではないでしょうか(最低3点で上がれることにすれば同じこと)。
今回は一味さんとの2人プレイ。8ラウンド北2局まできちんとやりました。インターネットなどでは評価が高いので、もう少し違う人数で試してみたいと思います。
結果:一味 53、自分 27
ボルカルス Vulcanus
(説明 10分 プレイ時間 65分)
先週に引き続き、再び「ボルカルス」です。今回は自分が怪獣役をやりました。最初は怪獣役のカードに戸惑いましたが、人がいる場所に溶岩を置くこと、溶岩を3個以上にすること、そして目的カードの指示に従って、溶岩を大量に置くこと、という3つの目標がだんだんわかってきました。目的カードを達成する直前に邪魔されてしまい、目的である溶岩を大量に置く都市が人間側にばれてしまうなど、中盤まで拮抗した展開でした。人間の声に耳を傾けて予算を邪魔してやろうと思っても、人間側が勘違いしていたりして、そのためにこちらの仕込んだカードが失敗したり、などいろいろなハプニングがあって面白いです。とにかく砂時計で進んでいくのでスピーディーなのが良いですね。最後はギリギリで勝つことができました。
結果:自分(怪獣) 勝利
スパイシー Spicy
(プレイ時間 各5−15分)
今回は前回見過ごしていた「パス」のルールをちゃんと加えた正式ルールで遊びました。実際にはパスをする場面はそこまで多くはないのですが、パスして1枚取るか、リスクを冒して出して負けて2枚取るかというジレンマが生まれるので良いと思います。
2戦目は、バリアントから「コピー」という、同じ数値を出せるけど、チャレンジされたらどちらの要素(数値とスート)も合致しなければならないルールを用いて遊びました。そのバリアントルールのカードが、まるで海苔を作っているみたいなイラストで、同じカードを出すときは「海苔!」と言ってしまいます。なかなか面白いバリアントで、また他のバリアントも試してみたいです。
結果
1戦目:シミーズ 28、一味 24、名人 8、自分 2
2戦目:名人 30、自分 15、シミーズ 13、一味 −5
メンバーズ オンリー Members Only (SNE版)
(プレイ時間 25分)
3人でSNE版の「メンバーズオンリー」を遊びました。SNE版は購入したばかりで、この版で遊ぶのも初めてです。初版からのルールの変更はありませんが、ルールブックは多少わかりづらいです。例えば、「すでに誰かのチップが置かれているスペースには(賭けチップを)置けません」とありますが、これだと他のプレイヤーのチップではなく自分のチップがあるスペースには置けるようにも読めてしまいます。コンポーネントは得点表示は木製キューブですが、賭けチップやリスクチップは紙製なのは残念です。カードのグラフィックは暗めの基調で、好みが分かれると思います。テーマに合わせた高級感を出そうとしているのか、それとももうちょっとポップにしたいのかあまり統一感がありません。
普通ならば3−4ラウンドくらいはかかるのですが、今回は非常にスピーディーなゲームで、予想が当たることが多く(3人なので当たり前なのですが)、なんと2ラウンドで終わってしまいました。1点差で勝利!
結果:自分 18、一味 17、名人 17
プープ ザ ゲーム カワイイ Poop the Game: Kawaii
「プープ・ザ・ゲーム Poop the Game」という「ノイ」みたいなトイレを題材としたパーティーゲームが幾つかあり、その派生版のようです。絵柄が、いわゆる海外から見たカワイイ文化の絵柄で、タイトルもボードゲームギークだと「Poop: Kawaii」となっています。内容はバースト系で、めくられた便座カードの数値未満になるように、手札からカードを加えていきます。オーバーしてしまうとすべて手札になってしまいます。同じ色が3枚連続すると、トイレは無事に流れるので、これでゲームが収束するようになっていると思われます。また幾つかのカードはよくわからない罰ゲーム的な指示が書かれています。まさか遊ぶ日が来るとは思いませんでした。昔っぽいパーティーゲームとしては良いのかもしれませんね。
結果:結果不明
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