横浜・関内の「ゲームカフェぶんぶん」はゲームカフェとしての営業はこの日で最終日です。今後はレンタルスペースとなるので、横浜クニツィア会などはぶんぶんで再開する予定ですが、平日の夜に立ち寄れるカフェがなくなってしまうのは残念です。別れを惜しむ意味も込めて、最終日に数人で集まりました。
メトロポリィス Metropolys
(説明 15分 プレイ時間 40分)
区画で区切られた街で、与えられた目的カードの得点方法に合うように建物を建てていくゲームです。全員1-13と数字が書かれた建物を持っており、スタートプレイヤーは任意の区画に任意の数字が書かれた建物を置きます。次のプレイヤーは隣接する区画により高い数値の建物を置くか、パスするかです。その次のプレイヤーは、さらにその隣に、というように、続けてきます。パスはハードパスで、最後の1人だけが建物を建てられます。そしてそのプレイヤーがスタートプレイヤーとなり、新たにどこかの区画から競りを始めるのです。
競り上げていくに従って争点となる区画がどんどん動いていくのが面白いです。一度建てられた区画には建てられないため、行き止まりになっている区画を競ると自動的に勝利です。これを利用して、数字の低い建物をたてるのです。建てた場所のトークンが得点となるほか、目的カードを達成することによる得点が大きな比重を占めています。
昔一度だけ遊んだことがあり、面白かった記憶はあったものの、すっかりルールは忘れていましたが、キノさんが持ち込んでくれて遊ぶことができました。どの数字の建物をどのように使うかが悩ましいところです。最後はT字になっていた4区画の中央に13の建物を置き、その周りを全て獲得しました。一応建物の数値は隠すものの、大きさで大体わかるようになっています。プレイ感覚は、「オハイオ」に似ていますね。
結果:自分 47、キノ 38、一味 26
魔界のコックさん In Teufels Küche
(説明 20分 プレイ時間 35分)
漸く遊べたランドルフの子供ゲームです。「魔界のコックさん」は昔よく聞いた名前ですが、遊ぶ機会がありませんでした。漸く遊べました。プレイヤーはダイスを振って3つのコマを進めて料理をボードの反対側にある自分の食堂まで運びます。料理はゲーム開始時にボード上に配置します。各自、自分の料理が4つあり、シンボルによってどの料理が何点なのかを予めプロットしておきます。料理は5、3、1、牛乳の4種類で、間違えて牛乳を運んでしまうと失格です。運ぶのは自分のでもほかのプレイヤーの料理でもかまいません。目的は10点以上獲得することなので、必然的にほかのプレイヤーの料理を運ばなければならないのですが、運悪く牛乳をつかまされてしまうと負けてしまいます。
他のプレイヤーと同じマスに入ると決闘が起こります。ボードの中央にある悪魔のボタンを押して、悪魔がびっくり箱のごとくでてきたら決闘に勝つのです。出てくるまで交互にボタンを押すのですが、押す回数は1つずつ増えていくのでかなり盛り上がります。こんな単純なシステムなのに、ギミックの勝利ですね。6回くらい連続で押しても出ないこともあり、かなりランダムになっていてよくできています。決闘に勝つと相手は帽子を失い、既に帽子がなかったらそのコマを失います、そして料理をその場所に落としていくので、決闘に勝つことで相手の料理を奪えるのです。
序盤は決闘にも勝利しうまくいっていたもののの、中盤から決闘に連敗して自分のコマがどんどんと失われていきました。最後は5点と思われる料理の奪い合いになり、三つ巴の争いをキノさんが制して勝利。とにかく決闘が盛り上がります。
結果:キノ 12、一味 8、自分 7
ハンザ Hansa
(説明 15分 プレイ時間 65分)
シャハトの五指に入るであろうゲームのひとつです。派手さはないものの好きなゲームの一つです。序盤には多くの商館を建てて、無料で交易品を得たり他のプレイヤーからアクションポイントであるお金を受け取ることを心がけました。それが功を奏したのか、勝ちきることができました。
結果:自分 54、一味 45、キノ 44
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