ゲームカフェぶんぶん 2020.06.25

こぶたのレース ミニ Mini-Rüsselbande
(説明 10分 プレイ時間 各5−10分)
Mini-Russelbande20200625.JPGランドルフの子供ゲームです。自分が持ち込んだのは、いつかのエッセンで投げ売りされていたもので、ミニ版ですが、ルールは変わりません。ダイスを振って自分の子豚を出目だけ進めます。目は1、1、2、3、3、4となっていて、1、1、3の3面が黒になっています。黒1を振ると進んだあとにもう一度振ることができ(任意)、黒3を振ると自分が最後尾の時に限り、進んだあとにもう一度触れます(任意)。他のコマの上に乗ると、そのコマが自分を運んでくれるので、もう一度振るかどうかは悩むところです。さらにゲーム中1度だけコースを延長させることができます。これもうまく使えば逆転の可能性を残します。2分の1の確率で黒が出るので、引き離していたと持っても意外とあっという間に追いつかれてしまいます。

1戦目は3人で、そして2戦目はウサギさんも交えて4人で遊びました。3人の時は1人2つずつのコマを担当しますが4人だと1つずつです。2戦目では一味さんが黒1を5-6連続で出して大きく引き離して、それに追いつくべくみんなでコース延長をして盛り上がりました。スピード感もあって、なかなか楽しめるのではないでしょうか。

なお、ルール上の疑問点は2点あります。

1:黒3の能力は手番最初に最後尾であれば使えるのか? それとも、黒3を振る直前に最後尾でなければ使えないのか?
2:コース延長はダイスを振る代わりに行うのか? あるいは通常の手番に追加アクションとして行うのか?

今回は、「黒3は手番最初に最後尾ならば使える、コース延長はダイスを振る代わりに行う」としましたが、正しいのかは英文ルールからは読み取れません。現在確認中です。

結果
1戦目:シミーズ(勝利)
2戦目:一味&自分(勝利)



キング ルイ King Lui
(説明 5分 プレイ時間 15分)
KingLui20200625.JPGムーンのカードゲームのひとつ。英語のタイトルは King's Breakfast ですが、これはドイツ語版です。カード構成は、食べ物カードが7種類各15枚、そしてドラゴンカード5枚で計110枚です。山札からカードをプレイヤー数x2枚めくって表にし(3人なら6枚)、その後、スタートプレイヤーから任意の種類のカードを選んで全て取ります。取ったカードは表向きのまま、種類別に自分の前に並べます。1巡したあとに誰も取らなかったカードはキングルイのものとなり、これもやはり種類別に表に並べます。左隣りのプレイヤーにスタートプレイヤーを移動して、これをカードが足らなくなるまで続けます。ゲーム終了時には種類別に得点を算出します。キングルイの取った枚数と自分が取った枚数の積が得点なのですが、前者が後者よりもすくないと0点です。

ドラゴンカードを選ぶとキングルイのカード2枚を破棄できます。これで結構な個人攻撃ができてしまい、同作者の「エルフェンランド」の妨害タイルを思い起こさせる荒い作りです。また得点が掛け算式なのも、やはり同作者の「オアシス」を思い起こさせますね。

結果:自分 99、シミーズ 95、一味 82



サンタフェ Santa Fe
(説明 15分 プレイ時間 100分)
SantaFe20200625.JPG「サンタフェ」はムーンの鉄道ゲームでは古い方で、「乗車券/チケットトゥライド」や「ユニオンパシフィック」とはかなり趣が異なります。アメリカ東部から5つの鉄道会社の路線を共同で引いていき、自分が出した都市カードに多くの鉄道会社が集まるようにするのを目的とします。都市の基礎点(2−7点)とその都市の鉄道会社の数の積が得点になります。また、鉄道のなかった都市に鉄道を通したり、その鉄道の目的の都市に到達させると、やはり得点になります。カード運の要素も大きいですが、なかなか楽しめるゲームです。今度は4−5人で遊びたい。ところで、タイトルは「サンタフェ」なのに、肝心のニューメキシコ州サンタフェはボード上にありません。サンタフェは北米で一番好きな街の一つなのに残念です。

結果:シミーズ 187、一味 158、自分 149

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