高尾ボードゲーム会 2020.06.21

Takao20200621.JPG久し振りに開催された、高尾ゲーム会です。はたさんと一緒に参加しました。主催のイズナさんの気遣いで、いつもよりも大きな部屋で、机の距離を離し、換気をするための扇風機も置かれました。対面を避けるというのは、ボードゲームでは無理な話です。その辺りの感覚は個人差が非常にあるので、自分でリスクを理解して納得できる人だけがオープン会やクローズ会に参加するようになるのだと思います。




木食い虫 Der Dreizehnte Holzwurm
(説明 10分 プレイ時間 45分)
Holzwurm20200621.JPGこの前遊んだ「木食い虫」が面白かったので、また遊びました。今回は6人で時間の関係で2ディール戦です。引き取りが6回起こると終わりなので、それを見越して手札をすべてなくすようにするのか、あるいはある程度引き取ってプラスのカードを温存するのかが悩ましいです。今回はプラスを温存して30点を超えた人はいませんでした。今度は少人数でやってみたいです。

結果(2ディール):T 55、K 30、M 15、イズナ 14、自分 11、はた −14



マルコポーロ Auf den Spuren von Marco Polo/Marco Polo Expedition
(説明 15分 プレイ時間 55分)
MarcoPolo20200621.JPGはたさんの持込みです。遊ぶのはすごく久し振り。カードの組み合わせによって進んでいくというレースゲームですが、次の空きマスまで進めるというルールなので、タイミングを見計らって進むのが大切です。かといってあまりもたもたしていると、進むのに非常にコストがかかってしまいます。カードを大量に集めてしまうゲームなのですが、よくできていると思います。

結果:自分 15、おかもと 13、はた 10、フォルテ 10、たっくん 10



マウンテニア Mountaineers
(説明 60分 プレイ時間 125分)
Moutaineers20200621-1.JPGミスミンさん持込みの3D登山ゲーム「マウンテニア」です。以前ゲームだけ見せてもらったことがあるのですが、今日はルールの細かいところも解読して遊ぶことができました。ボードは二等辺三角形を縦に差し込んで、上をゴムで止めるという大掛かりなもの。マス目の代わりに穴がああいており、ここに自分の登山者を差し込んでいきます。様々な目的カードがあり、それらを多く達成することがゲームの基本的な目的になります。

手番では食料を使って移動したり、装備のアップグレードをしたり、休憩して食料を獲得したり、というアクションを行います。目的カードを引くというアクションもあります。達成しなくてもペナルティーはないので、ある程度目的カードを引いてできるだけ多く達成するような組み合わせを考えるのが良いでしょう。自分が通った後にはペグを差し込んでいくので、登山経路が分かるようになっています。人のペグにはハーケンをかぶせて自分の経路として扱えますが、基本的にはそれほどインターアクションはありません。

頂上を目指すわけではないので、あまり登山しているという感覚がなく、ボードも3Dというのを活かしきれてないと思います。でも3Dなので雰囲気はありますね。毎手番にイベントが起こるので、かなり運に左右されがちですが、山を徘徊することを楽しめます。多くの目的を達成した武井さんの勝利。キノコ狩りで裾野をうろうろしていたはたさんは今ひとつ奮いませんでした。

結果:武井 62、自分 50、ミスミン 39、はた 37



ターフ ホース レーシング Turf Horse Racing
(説明 15分 プレイ時間 45分)
TurfHorseRacing20200621.JPG「ロイヤルターフ/ウィナーズサークル」の初版で、ルールが多少異なります。大きく違うのは馬が1頭ずつ登場してそれについて賭けるかどうかを時計回りに決めなければならないこと。下手をすると妙な組み合わせになってしまいますので、どこまで妥協するかという考え方も大切です。掛け金ではなく単純な得点制になっています。得点としては、後発のロイヤルターフよりもすっきりしています。馬の選定に失敗したこともあり3位に終わりました。

結果(2レース):はた 20、武井 16、自分 7、ミスミン 6



木馬と英雄 Trojan Horse & Heroes
(プレイ時間 35分)
TrojanHorse&Heroes20200621.JPGマジョリティー争いのカードゲームです。6列で各列には最大5毎のカードが置かれ、カードの数値の合計値でマジョリティーを競います。各プレイヤーは同一の1−10のカードを個人デッキとして持ち、そこから3枚を手札にします。6x5のどこにでもカードをプレイできますが、途中2回までは裏向きに置けます。ただし、ある列の5枚目を置いたらゲームから抜けなければなりません。また1のカードは斜め4方向の隣接する自分のカードの数値を2倍にするので、裏向きに置かれやすいです。ちょっとシンプルすぎるマジョリティーゲームです。裏向きに置くところや2倍のカードがあるところなどが「十二星座ゲーム」を彷彿とさせます。

結果:ミスミン 8、イズナ 7、武井 3、自分 3



天下鳴動 Rumble Nation
(説明 10分 プレイ時間 30分)
RumbleNation20200621.JPG「木馬と英雄」と同じ作者のゲームで、ダイスを使ったマジョリティー争いのゲームです。3つのダイスを振り、その組み合わせによって置く場所とコマ数を選びます。2つのダイスの合計値が置く場所で、残り1つの半分切り上げがコマを置く個数です。例えば、1、3、6という出目だと、4のエリアに3個、7のエリアに2個、9のエリアに1個といった3通りの選択肢があるわけです。エリアの数字がマジョリティーを取ったときの得点なので、得点の高いエリアにはあまりコマを置けないようになっているのが素晴らしいです。

もうひとつのよくできたルールが援軍です。すべてのコマを配置したらゲーム終了で、あとは自動的に誰がどこのエリアで勝ったかを処理していくのですが、かならず数値の小さいエリアから決算を進めていき、勝利すると隣接する自分のコマがあるエリアに2個自分のコマを援軍として追加できるのです。決算の順番を考えれば、非常に効率よく多くのエリアで勝利できるのが面白いです。

他には1回だけ使える特殊カードなどもありますが、今回はこのカードの恩恵にを受けられませんでした。12のエリアに1つでも置ければ援軍ルールによってさらに4つは自分のコマが足されて12点確定だったのですが、ダイス運が悪いのか6−6−Xの組み合わせが一向に出ません。確率的には12分の1で出るのですが、15回挑戦しても出ませんでした。結果から見れば12点取っていてもミスミンさんの勝利でしたね。

結果:ミスミン 39、自分 26、たっくん 20、はた 17



パルミラ Palmyra
(説明 15分 プレイ時間 35分)
Palmyra20200621.JPGたっくんのリクエストで持ち込んだ「パルミラ」です。序盤で税金を徴収したものの、契約カードが4枚出た色の壺をはたさんと自分は全く持っておらず、ここでミスミンさんとたっくんに大きく引き離されました。契約カードが4枚だとなんと各壺が8点のボーナスです。この8点というのはあまり見たことがありません。後半はなんとか売り買いをして少しでも追いつこうとしたのですが、税金カードをうまく使ったミスミンさんには追いつけず。あとの3人はほぼ同じ点数でした。シンプルだけどやっぱり面白いですね。

結果:ミスミン 147、自分 115、はた 114、たっくん 113

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