エレベータ前で In Front of the Elevators
(説明 10分 プレイ時間 25分)
3台のエレベータの前に手札からお客カードを並べて、自分の担当する色のお客がうまく乗れるように(そしてできれば遅く乗れるように)仕向けるというゲームです。カードは描かれた人物の種類が7種類あり、それが5色あります。各プレイヤーはそのうち1色を担当します。
手番では2枚の手札のどちらかをプレイして1枚補充します。プレイしたカードは3台のエレベータの待機列の一番後ろにつけますが、割り込みルールによって割り込むことができる時があります。7種類中6種類のカードは循環序列になっており、特定のカードの一つ前に割り込めるのです。さらに同種のカードが3枚揃うと捨てる(カフェに行ってしまうらしい)とか、迷子がいると同色のカードをその後ろに移動させるなど幾つかルールがあります。全員の手札が1枚になったらラウンド終了で、エレベータ前の数枚だけが3−4枚だけが得点対象になります。
あまり戦略的にプレイができるというゲームではないので、雰囲気を楽しむのが良いと思います。プレイ感覚自体は「ギロチン」に似ており、「これは特殊能力のないギロチンだね」という意見が多くありました。
結果:シミーズ 52、キノ 40、自分 36
オメルタ Omerta
続いて、少し前に遊んで面白かった「オメルタ」です。「ゴルフ」の系統ではなかなか楽しめます。「捨てられたカードと同一のカードは早い者勝ちで捨てられる」というルールがやはり緊張感を増していて良いと思います。これによりカードの枚数が増減します。ある程度カードが減ったらギャンブルでオメルタ宣言ができるように、合計値7以下ではなく合計値10以下くらいでも良い気がします。また、特殊カードが多いので特殊カードの割合を減らしてから遊んでみたいです。
結果:自分 27、キノ 60、シミーズ 98
6 ニムト 6 nimmt!
プロフェッショナルバリアントのさらなるアレンジです。差分を計算するのが面倒なので、左と右のどちらにも出せる時には、左を優先するということにしてみました。わかりやすくなったので、これでしばらくやってみようかと思います。今回は3人なので、5人以上の時にでも試してみます。
兎ちゃんをどうぞ Let's Drink
(プレイ時間 各10分)
この日、一番印象に残ったゲームです。怪しげなうさぎのポーチがゲームになっています。どうもウサギカフェでいろいろな飲み物を飲むという設定のようです。「おばけキャッチ」のような早取り競争のゲームです。場にはカードが並んでおり、山札からめくられたカードと山札の裏面によって、取るべきカードが決まります。裏面はカップの種類、ラテアートの種類、ラテの味、テーブルクロスといった属性が描かれており、めくったカードと同じ属性のカードを場札から素早くとります。なかったらテーブル中央のうさぎポーチをたたきます。何枚も取れる場合と、何も取れずうさぎポーチを取る場合があり、なかなかエキサイティングです。
「ラマ」の後に、今度は4人戦を行いました。3人でも4人でも楽しめますね。また遊んでみたいゲームです。
結果
1戦目:シミーズ 20、自分 14、キノ 9
2戦目:名人 12、キノ 11、自分 10、シミーズ 8
ラマ L.A.M.A.
(プレイ時間 10分)
次のゲームを決めるための「ラマ」です。シミーズさんの勝利。次のゲームは後から来た名人にも経験してもらおうと「兎ちゃんをどうぞ」になりました。結果は前述の通り。
結果:シミーズ 12、キノ 22、自分 38、名人 53
セネターズ Senators (インディー版)
(説明 15分 プレイ時間 55分)
最後は「セネターズ」です。ラマメから出版されていた、かなり骨のある競りゲームです。4枚のカードを競り落としますが、時計回りの1巡競りで、4枚それぞれについて、競りあげるのかパスをするかを決めていくという独特なシステムです。最後のプレイヤーは同額で競り落とすか、あるいは競りでビッドされた価格をもらうかのどちらかです。こうしてカードを集めていき、同種の3枚で換金できます。これが連番だとさらにボーナスがつきます。こうしてお金を集めて勝利点を獲得していくのです。
ゲームの終わるタイミングが、ある特定のカードの4枚目が出たら即時に終了ということだったのですが、自分はせっかく3つくらいの連番のセットが一気にできてここで大量得点ができる、という直前に終わってしまいました。あと1巡していたら良い線いっていたのに! 自分はラマメ出版の初版を持っているので、こちらもそのうち遊んでみたいものです。
結果:名人 9、キノ 8、シミーズ 7、自分 5
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