ラマ L.L.A.M.A. (英語版)
(プレイ時間 30分)
今回が102回目となる「ラマ」。数え間違えていて101回目だと思っていました。次に何を遊ぶかを誰が決めるかを決めるための「ラマ」です。30点以上になったと思った一味さんが2回連続で上がって一気に1位になったりと、ドラマチックな展開が続く激戦でした。こんなに「ラマ」を堪能できるとは!
結果:シミーズ 19、名人 34、一味 35、自分 52
ミニ エクスプレス Mini Express
(説明 20分 プレイ時間 70分)
作者は、マックゲルツならぬ、マークゲリッツ。キューブを置いていくタイプの鉄道と株のゲームです。シミーズさん製作のプリント&プレイで、チケットトゥライドのカードやコマを代用しました。手番では線路を引くか株を買うかのどちらかです。線路は既存の路線から新たな都市までを引かなければなりません。4つの会社ごとにプールに線路があり、最大で5本までと決まっています。線路を引くときにはプールにある本数だけしか使えず、そして必ず新たな都市までを引かなければなりません。プールの路線の数は株価表示にもなっており、線路を引くと、株価が下がってしまうのです。株を買うと線路3本が自動的にプールに足されてしまうので、実質1人しか得をしません。ただし株を買うにはその会社専用の資金がなければなりません。
株の得点の上がり方が奇妙で、路線の都市以外のマス1マスにつき1ランク上がります。つまり、長距離の線路を引くと、株の得点が上がるだけでなく、株価は一時的に下がるのです。
線路を引いたプレイヤーは、たどり着いた都市に表示された2つの会社の資金を得ます。前述したように、株を買うための資金は会社別なので、欲しい会社のための資金がないとダメなわけです。路線を延ばした会社と得られた資金の会社は関連がないので、このあたりが面白いような面倒なようなシステムです。さらに、最後の決算のとき、この資金がトップかどうかで、株の得点が変化します。理想的なのは、多くの株を買った会社の資金を多く持ち、その会社が多くの空白マスを踏んで得点ランクを上げている、という状態です。
結局、株を買えばお金が少なくなるだけで、なにをやってもそんなに変わらないような気がします。選択肢があまりなく、システムにダイナミックさがありません。キューブ置きタイプの鉄道ゲームが好きならば試しても良いと思います。名人と自分が同点でしたが、タイブレーク(株数の少ない方が勝ち)で名人の勝利。
結果:名人 38(6枚)、自分 38(9枚)、一味 35(7枚)、シミーズ 31(5枚)
6 ニムト 6 nimmt!
(プレイ時間 15分)
実験として、プロフェッショナルバリアントを試しました。バラージ会のときよりはましでしたが、それでもあまり好評ではありませんでした。シミーズさんは、どうも遊んだことがあるみたいです。確かに差分が小さいというのを考えるのが面倒なので、右と左とどちらにも置ける場所があるならば、左優先にするとか、どちらか選択できるというのが良いかもしれませんね。アレンジを考えたくなるバリアントです。
結果:シミーズ 4、自分 9、一味 11、名人 26
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