閏日の金町18ゲーム会です。今回は18XX初心者にもいずれは1841を体験してもらうべく、その前段階として、易しめの「1889」を遊びました。さすがに最初から1841は難しいと思うので、1回は株価チャートが2次元の1830系のゲームを試してからが良いと思います。8人で、もうひとつの卓では、さたもと、がとぅ、とけい、たかりんの4人でGMTが出版した「1862」が遊ばれていました。
1889 四国 1889 Shikoku
(説明 60分 プレイ時間 360分)
「1889」は四国を舞台とした「1830」を色濃く受け継ぐシステムのゲームです。50%で会社が設立すること以外は、株のシステムは同じです。プライベート会社が多く、1830同様に鉄道会社が半額から2倍で買収できます。タイルの枚数が結構少なくて、特に1ドットのタイルは直線が全くありません。これは自分も気づかずに後半大塚さんが苦戦していました。さらに、最大収益都市は琴平だったみたいですが、これにもみんな気づかずに他ばかり発展するというかなりボンクラなプレイでしたが、18の基本システムを学ぶという目的は達成できたと思います。4人で7社なので、2社経営ができないプレイヤーが1人はいることになります。
数あるプライベート会社のなかで、自分は山を掘る費用が無料になる住友鉱山鉄道と伊予鉄道の株券と交換できる1830でいえばC&Aみたいな道後鉄道を落札。定価が50と60なので合計値の倍の220をあとで自分の会社から引き抜けることになります。
残りで自力でギリギリ4株しか買えないところだったので、伊予鉄道の社長株を購入。状況によって道後鉄道を閉めて伊予鉄道の1株に交換して設立しても良いし、そのまましばらく様子を見ても良いと思っていました。他のプレイヤーが伊予鉄道を1株買ってくれたので、4株社長で設立です。2列車を2台買い、そのあとはプライベートを買ってもらったお金で2社目の讃岐鉄道を設立。ところが列車が3−3と3−4という状態になり、誰かが6列車を買うと途端に自分の列車3台が吹き飛ぶし、それならと自分で買おうにも列車保有台数制限のせいで買えないという手詰まり状態になってしまいました。1841で列車がどんどん消えていくので手詰まりを気にすることがなかったのです。これは迂闊なミスでした。
仕方なくしばらくは留保を続けて誰かが6列車を買うまで待つしかありません。その後、列車のない会社をkobaさんが自分に飛ばしてきて、その後、佐藤さんがそお会社の株を買ってくれたおかげで、自分がさらに大塚さんに飛ばすことができたなど、1830系らしく魚雷もありました。結果的には緊急資金調達はあったものの、破産はなく銀行破産で終了です。18XXは2度目だという佐藤さんの勝利。
1830の直系というシステムでプライベート会社が多く5株で設立なので2社目が立てやすいと思います。ただ、1841に慣れていると手が狭いですし、列車がどんどん消えていくという緊張感が薄いです。3列車がこんなに長寿だったとは!
結果:佐藤 4493、自分 4110、大塚 4049、koba 1868
6ニムト 6 nimmt!
「6ニムト」のプロフェッショナルバリアントを遊びたかったので持ち込みました。列の両側につけることができ、右側は通常通りより大きが数字ですが、左側はより小さな数字をつけます。よって右と左の両方に付けられる場所があることもあり、そのときは差分が小さい方につけます。以前シネマアミーゴのゲーム会で遊んで面白かったという記憶があり、久し振りにに遊びました。まずは3人で2回遊び、「ラマ」のあとに7人でもう2回遊びました。
結果
1戦目:koba 11、自分 16、佐藤 20
2戦目:koba 5、佐藤 11、自分 21
3戦目:たかりん 0、koba 4、佐藤 7、とけい 10、さたもと 13、自分 31、がとぅ 32
4戦目:たかりん 5、佐藤 9、koba 11、さたもと 13、とけい 20、自分 21、がとぅ 23
ラマ L.L.A.M.A.(英語版)
先日手に入れた「ラマ」の英語版 L.L.A.M.A. です。英語のラマのスペリングではLがひとつ多いのですが、特に何かの略というわけではないみたいです。今回は自分にとって100回目の「ラマ」なので、このアメリカ版「ラマ」を開封して遊びました。
なお英語のルールは2種類出回っています。次のラウンドを誰が始めるかについて異なっており、色々と調べた結果、このアメリカ版「ラマ」に入っていたのは古い方の間違えたルールだったようです。どうも元のドイツ語からの翻訳で間違いが出たようです。しかしイギリスでは最初から正しいルールだったらしく、どこで2種類の英訳ができたのかは謎が残るところです。現在はアミーゴのヨーロッパのオフィシャルサイトからダウンロードできる英語ルールも更新されています。しかし、アメリカのオフィシャルサイトでのルールはまだ間違えたままのようです。(詳しいギークのフォーラムはここ)
正しいルール:前のラウンドで最後に手番を行ったプレイヤーが次のラウンドを始める。
The last player to take a turn in the previous round starts off the new round.
間違えたルール:前のラウンドで最後にカードをプレイしたプレイヤーが次のラウンドを始める。
The last player to play a card in the previous round starts off the new round.
日本語版の「ラマ」のルールが気になるところです。そのうち調べてみます。
今回は時間の都合で1ディールだけ遊びました。
結果(1ディールのみ):自分 7、佐藤 8、koba 19
次回は1841の予定です。
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