神奈川北西部にある愛川ふれあいの村でShun.さん主催の2泊3日ボードゲーム合宿です。普段遊ぶ機会があまりないゲームを色々と遊べました。がとぅさんとまーさんを仲木戸駅前で拾って、今回は橋本五叉路経由で行ってみました。途中、いつも立ち寄る鉄板焼き「ひふみ」で昼食をとってから2時過ぎに会場へ向かいます。今回使用するのは、食堂や風呂に一番近い「りんどう3」というロッジで、多少の雨でも走れば問題ない距離なので便利でした。
ノーリターン No Return: Es gibt kein Zurück!
(説明 10分 プレイ時間 15分)
持参した、ロストシティっぽい「ノーリターン」を遊びました。手番数を考えなければならないので、大きな数字を場に出しておくとかなり回収が難しいです。各列の数字の組み合わせを適度に変えて、どんな手札でも回収しやすいようにすれば良いというパズル的な面は面白いと思いますが、やはりソロプレイ感が大きく淡々としています。最近はこういう方が受けが良いのでしょうか。2人で遊んでみたいです。
結果:がとぅ 48、ジャンク 45、koba 16、自分 -16
多重塔 Tajuto
(説明 15分 プレイ時間 75分)
次に、kazunaさんを交えて「多重塔」を遊びました。自分はタイル購買の追加アクションタイルとタイル購入割引のタイルを組み合わせて仏像を買っていきますが、最後にタイルをもう1枚くらい買おうと思った直前にゲームが終わってしまいました。結果はkazunaさんと同点1位。
結果:kazuna 15、自分 15、ジャンク 13、あすまー 2
夕食をとり、卓球を遊びます。kobaさんとみすちーさんが強い! ひとあせ流した後は、ゲームへと戻ります。
シティ オブ ザ ビッグ ショルダーズ City of the Big Shoulders
(説明 25分 プレイ時間 260分)
18XXに似ていると言われているので興味があったゲームです。ようやく遊べました。タイトルの「シティオブザビッグショルダーズ」というのはカール・サンドバーグという詩人の詩「シカゴ詩集」に書かれたことから始まった、シカゴを表すニックネームだということです。以前ウィスコンシンに住んでいた時はシカゴは隣りの州の巨大な存在だったのですが、ウィンディーシティー(風の街)というのは聞いたことがあっても「でっかい肩の都市」というのは初めて聞きました。
登場するのはシカゴを拠点とする実在したと思われる企業で、まだ実在しているものもいくつかあります。自転車のシュバインとか、オートミールのクエーカーとか、そういう面でも楽しめました。
株式ラウンドの流れは18シリーズとほぼ同じですが、それ以外は自分が苦手とするワーカープレイスメントです。株構成は社長株は30%、そして最後の株は20%という変則7枚構成です。
ゲームは5ラウンド制で、毎ラウンドの冒頭に株式ラウンドがあり、続いてワーカープレイスメントラウンドがあります。株式ラウンドの流れは18シリーズとほとんど同じですが、持ち株制限枚数が11枚と厳しいので最後の20%株が欲しいところです。ワーカープレイスメントでは、まず各自が手札のタイルから1枚を極秘裏に選び、それが新たなワーカーを置けるマスとしてボードに並びます。その後、ワーカーを置くことで材料を得たり、工場の工員や経理やマネージャーを雇ったり、工場を自動化したりするわけです。工場が稼働するとその製品の需要と供給に応じてボーナスが収益の他にボーナスが入ります。
原材料がマスが空くとシフトするというシステムであり種類はランダムなために、生産にかかるコストが読みづらく、これによってどの会社が収益を出すのかもわかりづらくなっています。この原材料のシステムはあまり好みではありません。また株の売買自体は18XXっぽいのですが、会社を押し付けられても「列車購入義務」のようなことがないので安心です。放っておいても何の害もありません(株価は影響しますけれど)。また手番順が非常に大切な場面がありますが、自分の手番を先にするというアクションにはいくつでもワーカーを置けるので最後に置いたプレイヤーが有利です。このあたりももう少し工夫が欲しいと感じました。
さたもとさんにあまり良くない会社を押し付けられたものの、直接の痛みはなく、サビ抜きの18XXを遊んでいる気分になりました。経験ができてよかったと思いますが、これならば18XXの方が良いかな。でも体験したかったので、持ってきて説明もしてくれたさたもとさんには感謝です。
結果:koba 5196、さたもと 5189、プラティニ 4331、自分 3641
クラスク Klask
(プレイ時間 各5分)
息抜きのクラスクです。わいづさん、ひろぴさんと1回ずつ2回遊んで、さらに寝る前にわいづさんと1回遊びました。(写真撮り忘れ)
結果
1戦目:わいづ 6、自分 2
2戦目:自分 6、ひろぴ 5
3戦目:わいづ 6、自分 2
エルドラド 黄金の神殿 Wettlauf nach El Dorado: Die Goldenen Tempel
(説明 5分 プレイ時間 60分)
寝ようと思っていると、ひろぴさんがリクエストしてた「エルドラド黄金の神殿」を遊ぼうと誘ってきました。もう夜中の3時くらいなのに。一度眠って朝食の後にしましょう、と断ったものの聞き入れられずに、遊ぶことになってしまいました。本当だったら、基本セットや拡張「英雄と悪魔」を組み合わせて遊びたかったのですが、早く寝たかったので「黄金の神殿」だけで遊べる短いマップを選びました。上級の「十字交差 Tal der Irrtümer/Crisscross」です。眠たかったので、あまり詳しいことは覚えておらず、写真もピントが合っていませんが、プラティニさんの勝利で終わりました。ひろぴさんは気に入ってくれた良いで、翌日も2回ほど遊ばれていました。
結果:プラティニ 勝利、(自分、わいづ、ひろぴ)
終わってみれば、朝の4時くらい。もう7時半には起きて朝食を食べに行かなければなりません。再びわいづさんと「クラスク」を1回だけやってから、3時間ほどぐっすりと眠りました。
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