カワイイ Kawaii
(プレイ時間 15分)
去年のエッセンで幾つか手に入れたヘルベチク小箱ゲームの一つです。5種類(アイスクリームの形)5色(アイスクリームの味)のアイスクリームカードが2枚ずつに加えて、チェリーカードや閉店カードがデッキには含まれています。各プレイヤーには異なる種類と色が指定されて、それらを獲得すれば得点になります(色も種類も合致したカードは倍の2点です)。ゲームは半リアルタイムで、手番になったら自分のデッキからカードを表にしてめくり、自分の前のカードの列に加えます。つまり各自の前にはカードの列が少しずつできてくるというわけです。欲しいと思ったら「カワイイ!」と叫んでその列の上に自分が持つハートマークを置き、列のカードすべてを獲得します。そして取られたプレイヤーがハートマークを獲得します。自分の列にカワイイしたときだけはハートマークはゲームから除外されます。最後まで持っていたハートマークは1点。さらにチェリーはボーナスで1つ1点、閉店はマイナス1点ですが3まいすべて集めればプラス3点です。
「イッツマイン」にプレイ感覚は似ています。めくられたカードが各プレイヤーの前に並ぶのですが、争いになることはあまりありません。プレイヤーごとに獲得するカードの価値が違うし、またそれらは隠匿情報なので邪魔のしようがないのです。また得点体系が少々単調で、もう少し工夫があっても良かったのではないかと思います。
結果:一味 33、シミーズ 31、ウサギ 31、自分 28
ミスティ Misty
(説明 5分 プレイ時間 10分)
この日のヘルベチク小箱シリーズの2つ目です。曇った窓ガラスに描いた絵という変わったテーマのゲームで、各プレイヤーは3x4、または4x3の12枚のカードを並べて窓を完成させます。これはブースタードラフト方式(1枚選んで残りを左隣りのプレイヤーに渡すという方式)によって行われます。カードは特殊能力を持ったものが幾つかあり、横に並べると得点が高くなる花、またその花を除去してしまうモンスター、そして上下左右に移動するカードがあります。12枚並べた後、カードの指示通りに移動を行い得点計算です。
ブースタードラフトというメカニクスが好きではないので、このゲームにもあまり面白さは感じませんでした。ドラフトが好きでテーマが好みなら試しても良いと思います。テーマはなかなか良いので少々残念です。
結果:シミーズ 13、一味 12、自分 9
ラマ L.A.M.A.
(プレイ時間 15分)
3人で「ラマ」です。最近調子が良く、勝率が高くなった気がします。今回も巨匠ラマミズを倒して勝利。
結果:自分 6、一味 30、シミーズ 40
ロストシティ トレジャーハント Lost Cities: Auf Schatzsuche
(プレイ時間 30分)
前回は2人でしたが今回は3人です。各数字(1、3、5、6、7、10)の役割が面白く、ダイスの目の構成ともよくあっているのですが、最後の方で取らないことを選択するとゲームが終わらなくなる、あるいはそこまでいかなくてもぐだってしまうのではないでしょうか。もしかしたらルールが少し違うのかもしれません。現在はギークにあがっている暫定の英訳をもとに遊んでいるので、正式な英訳が出たら、またチェックしてみます。シミーズさんによれば「ケルトオール Keltis Or」のリメイクだということですが、残念ながらケルトオールは手に入れてないので詳しいことはわかりません。
結果:自分 90、シミーズ 69、一味 66
ピッグ パイル Pig Pile
(説明 15分 プレイ時間 20分)
もう10年以上も積みっぱなしになっているR&Rのゲームで、当時のファンアゲインでは評価が高かったので購入したゲームです。場の数字以上の数字のカードを手札から1枚以上だして補充します。出せなければ引き取ります。場に連続して3枚の同じ数字がたまるか、特殊カードのWashがでると場が流れます(だれも引き取りません)。こうして山札がなくなり手札がなくなったら、自分の前にあらかじめ伏せておいた表向きのカード3枚と裏向きのカード3枚を出すのが目的です。裏向きのカードはなんと自分も見てはいけません。これでゲームと言えるかはともかく、このゲームの最大の問題点は付属の得点用の豚コマが臭うことです。カードもかなり臭います。アミーゴの新品カードゲームを開封するときとは大違いです。
後で調べてみると「8と2分の1」の元になったゲームらしいですね。いずれにせよ、自分の好みのゲームではないです。本来は5ディール戦なのですが、2ディールでお腹いっぱい。
結果:自分 5、一味 3、シミーズ 2
ノーリターン No Return: Es gibt kein Zurück!
(プレイ時間 各15分)
お店に置かれている「ノーリターン」を遊びました。エッセンで遊んで以来2度目です。途中でリターンするタイミングは、全体のタイル枚数や残り手番数を考えればだいたいはわかると思います。足し算していくのが結構面倒です。あと全員が最大何点取れるかがわかってしまうのですが、そのための計算も大変です。
1戦目はタイル交換が多くて総数を間違えてノーリターンを宣言するタイミングが遅くて失敗。2戦目は逆に宣言が少々みんな早すぎたのですが、そのせいかみんなほぼ同じ点数でした。
結果
1戦目:シミーズ 94、一味 81、自分 6
2戦目:一味 87、シミーズ 84、自分 84
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