毎年1月2-4日に行われる新年ゲーム会です。今年は2日目にあたる1月3日に参加しました。
多重塔 Tajuto
(説明 15分 プレイ時間 60分)
新年最初のゲームは「多重塔」です。最初はコンポーネントに頼ったギミックだけのゲームかと思われるのですが、結構しっかりとしたデザインのシビアなゲームです。何がシビアかというと得点を取るのが難しいというところで、「長江」に似た苦しさがあります。今回は、追加で塔を引けるアクションタイルのほか、大仏2枚、鳥居2枚で進めていきましたが、ぢ〜ぷさんが着々と得点を購入して1位でした。
結果:ぢ〜ぷ 17、自分 14、ミロ 13、O島 12
リベルシ Le Reversi/Reversis
(説明 10分 プレイ時間 30分)
カードの得点があるポイントトリックのマストフォロートリックテイクです。各プレイヤーはチップを同数持ち、ディールの最初に定額をポットに支払います。A、K、Q、Jがそれぞれ4、3、2、1点で、それ以外は0点です。トリックでもっとも少ない点を取るのが目的です。ディールの勝者は最少得点のプレイヤーですが、同点ならよりトリック数が少ないプレイヤー、それも同じならディーラーから遠いプレイヤーが勝者です。勝者以外のプレイヤーは自分が取った得点を勝者に支払うのです。
ハートのKを「キノラ Quinola」と呼び、手札のキノラを他のプレイヤーに取らせれば、ポットのチップがもらえます。しかし自分で取ってしまうとポットを2倍にしなければなりません。(調べるまで「キノラ」がゲーム名だと思っていましたが、ゲーム名は「リベルシ」のようです)
今回はチップ200点持ちの5ディール戦を行いました。キノラのルールがなかなか面白いです。いろいろなバリアントがあるようなので、試してみたいです。
参考ウェプサイト
http://gamefarm.jp/rule/reversi.html
https://www.parlettgames.uk/histocs/reversis.html
結果:山元 270、草場 220、ミロ 212、自分 202、小林 96
ゴルフ Golf
(プレイ時間 30分)
6枚ゴルフ。自分のカード6枚を見ることはできず、2x3に並べます。そしてそのうち2枚だけを公開できます。目的は得点をできるだけ低くすることです。カードは数字がそのまま得点(絵札=10点、A=1点)ですが、10は0点、そして2だけはマイナス2点という最高のカードです。また列の2枚が一致すると、その列は0点として扱います。確率論で変えたほうが良いかどうかを決めるのですが、少しは考え所があります。大人数で遊べるのは良いですね。
結果:アミタ 36、草場 44、ミロ 50、TRAX 54、自分 55、小林 66、山元 87
シュビメン(31) Schwimmen
(プレイ時間 25分)
トランプの「51」というゲームがありますが、手札が4枚や3枚になった「41」や「31」もあります。子どもの頃にこれらはよく遊んだものですが、「31」のちゃんとしたルールが面白いということで遊んでみました。手札が3枚なので鋭く、また出てこないカードも多いので適度なところで妥協しなければなりません。「ゼロ」は「51」を基にしたものだと思っているのですが、「51」よりも「31」のほうがより鋭くて面白いです。
結果:TRAX 1位、山元 2位、自分 3位、ミロ 4位
巻け巻け巻きずし Makemaki
2018年にベネチアで購入したゲーム。結構難しいスピードゲームで、2回ほどチャレンジして楽しめました。ノリを後に置くとか色々コツがありそうです。見た目もポップで良いですね。
フラッシュ Flash
与えられたトピックから連想される単語を10個書いて、他の人が書いたものと同じならば得点が入ります。得点は書いた人数分なので2点が最低でプレイヤー人数に等しい点が最高点です。ひとりだけだと無得点です。「正月」「赤いもの」「トランプゲーム」と3回遊んで合計点を競いました。自分は52点。トップはめぐろんさんの68点でした。
古今南北 Kokon Namboku
(説明 プレイ時間)
与えられたトピックに対して禁止の言葉をあらかじめ書いておき、そうでないと思われる言葉を順に言っていくゲームです。今回は3回行い、それぞれ「東京の区」「画数が3画の漢字」「『ん』で終わるアニメのタイトル」というトピックでした。東京の区名が結構難しいです。南区ってあったっけ? とかちょっと考えてしまいました。「ん」で終わるアニメのタイトルはさらに難しく、未来少年コナンしか思いつきませんでした(なので代わりに小林さんがプレイしてくれた)。
デモクラシー Democracy (野党第一党)
与えられたトピックに対する答えが3つ提示され、2位になると思われるものに投票するという遊びです。やはり3回行い「おでんの具」「伝統ゲーム」「肉の種類」というトピックで、例えばおでんの具なら、卵、こんにゃく、大根から選びます。問題は自分が選ぶと2位ではなく1位になってしまうことでゲームに少々矛盾を感じます。
頭足類 Tousokurui
4文字の「頭」と4文字の「足」を決めて、4x4の表の上側に「頭」を左側に「足」の文字を書きます。それぞれのマスは、対応する「頭」で始まり「足」で終わる言葉を探して書き込まなければなりません。今回は「頭」が「おぞうに」で「足」が「たこあげ」なので、例えば「ぞ」で始まって「げ」で終わる言葉などを書くわけです(例:象牙)。一定時間内に出来るだけ書いた後、答え合わせ。ひとりだけの答えだと得点になりますが、2人以上が書いていたり無回答だと無得点です。「にいがた」など、結構、usalapbitさんと答えがかぶってしまいました。
夜から用事があったので、この辺りで帰りました。2020年はどんなゲームが遊べるのか楽しみです。
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