第9回クニツィア会です。終日参加することができました。今回はスコットさんも誘って、エッセンの新作大箱3種(バビロニア、多重塔、アリストクラシー)を中心に持ち込みましたが、自分が遊べたのは多重塔だけです。
シャルティエ Chartae
(説明 5分 プレイ時間 各5分)
クニツィアのミニマリステイックなタイルゲームで、9枚のタイルしか使いません。回転は時計回り90度のみ、そして2人合わせて3手番連続での回転は禁止、というルールがうまくできていて、最後の読み合いが結構熱いです。今回は、会の最初と最後に1回ずつ遊びました。
結果
1戦目:自分(海) 5、こけし(陸) 4
2戦目:自分(陸) 6、スコット(海) 4
ピラミッド Pyramido
(プレイ時間 各10−15分)
1ヶ月前にミュンヘンで発見したクニツィアのアブストラクトゲーム「ピラミッド」の通常盤です。デラックス版は時々見かけたのですが、通常版はこれまでネットでも見たことがなく、写真さえ見たことがなく、今回のヨーロッパ旅行での一番の掘り出し物だと思います。アブストラクトなので持って行こうかどうかためらったのですが、結構遊ばれていたみたいで良かったです。自分はまさのぶさんと2戦し1勝1敗。
結果
1戦目:自分 勝利、まさのぶ
2戦目:まさのぶ 勝利、自分
多重塔 Tajuto
(説明 20分 プレイ時間 60分)
見かけによらず、かなり戦略的なゲームです。今回はどの塔も平均的に高くなっていきました。平均的に高くなった方が、どうを引いた時のハズレがなくなるのでやりやすいのですが、完成する塔を推理するのは難しくなります。なかなか良いゲームです。
結果:aya 12、自分 11、スコット 9、kei 3
ロストシティ ボードゲーム Lost Cities: The Board Game (第2版)
(説明 10分 プレイ時間 30分)
「ケルト」のアメリカ版という「ロストシティボードゲーム」の2015年第2版です。1回戦しか遊ばなかったので、「ケルト」との違いはカードの出し方が昇順のみに縛られているということでしかありません(あとは得点がすべて5倍になっているという、見かけ上の違いがあります)。縛りがきつい「ケルト」という感じですが、捨て札、そして対応する拾い札が多くなるので、ケルトよりも良いかもしれません。とはいっても最近、基本のケルトを遊んでないのでなんとも言えませんが。
結果:Kei 180、自分 160、スコット 100、aya 25
ケルト スパイラル Keltis: Das Orakel
(説明 プレイ時間 50分)
続けて、おそらくまさのぶさんが持ち込んだと思われる「ケルトスパイラル」です。「ロストシティボードゲーム」よりはやはりこちらの方が面白いと思います。今回は戻るタイルの位置が悪く、願いの石の獲得やコボルトの得点を得るのが困難でした。そんななかをshadowflameさんが常に一歩先んじて勝利。
結果:shadowflame 70、自分 58、スコット 52、aya 46
アメン ラー Amun-Re (テンデイズゲームズ版)
(説明 35分 プレイ時間 165分)
初めて豪華コンポーネント(ギークビッツ)の農民を使用しました。この農民はエッセンで購入したのですが、まさのぶさんは既に持っていました。これは新版専用(スーパーミープルかテンデイズ)で、旧版のハンス版だと大きさが合いません。
前半は水位は2−1−3と推移し、らくだに有利な展開に。後半は水位は3−2−3と推移。第4ラウンドで自分はらくだの土地を取ったのにも関わらず欲張りに1だけ捧げ物をして水位が3になってしまったことが大きな失敗でとなり、ここでお金が決定的に不足してしまいました。これは素直に−3をビッドするべきでした。
前半の結果:shadowflame 16、自分 14、本棚 12、まお 9、hiro 4
結果:shadowflame 41、本棚 34、まお 30、自分 30、hiro 28
次回のクニツィア会が楽しみです。今年中に今年のレポートをすべて書こうと思ったのですが、やはり無理だったので翌年に持ち越します。
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