草場さんに誘われて、13時半から東京・高田馬場にある点字図書館で視覚障害者と一緒にゲームを遊ぶという会に参加しました。3種類ほどゲームを遊んだあと、元住吉に移動し、川崎テーブルゲーム会シャッフルに加わりました。
大きさ比べ Fuchs & fertig
子供用のゲームです。7種類の動物カードが9枚くらいずつあり、大きさの序列が決まっています。点字テープで動物の種類が記されていると思われます。それぞれ個人の山札があり、山札の一番上のカードが場の中央のカードよりも大きいか小さいか同じかを当てるのです。当てているならば続けて次の山札の上のカードに対しても宣言するか、そこでやめてカードを出すか、という選択があります。外してしまうと、出した順番で山札の一番下に戻すのです。こうして最も早く自分の山札をなくせば勝利です。
思ったのですが、途中でやめる理由は全くなく、外すまで続けて自分の山札を覚えた方が良いですね。最後に全部出せば良いので、途中で止めて山札を減らす理由はありません。「にわとり羽根取り競争」を個人山札にしたという感じが少しします。
結果:不明
ラマ L.A.M.A.
続けて、やはり点字テーブが貼られたカードで遊ぶ「ラマ」です。序盤は失点を抑え、8点になったところでうまく2失点として10失点。ここで上がって0点となったところで終了しました。久し振りの0点勝利は嬉しいものです。
結果:自分 0
スクアバ Squava
ネスターが視覚障害者でも遊べるようにというデザインで作られた「スクアバ」ですが、実際に視覚障害者と遊ぶのは初めてです。空間把握はボード全体を覚えなければならないので難しいみたいですが、ゲーム自体は楽しんでもらえたようで、とても嬉しいです。3回遊びました。
ここで少し早めに点字図書館を出て、シャッフルに向かいました。
いろはことば Iroha Kotoba
シャッフルの受付付近で遊ばれていたゲームに途中から参加しました。テーマに沿ったしりとりで文字数だけ進めます。昔、どこかで遊んだことがあります。ゆれひさんが強いです。
結果:ゆれひ 勝利
愛を探せ Find der Liebe
(プレイ時間 5分)
昨年のエッセンで1ユーロで投げ売りしていたゲームです。LIEBEという文字のタイルをめくっていき、LIEBEという順で縦横斜めにジグザグでも良いのでたどれれば勝利です。また絶対に使用できないだろうというタイルは獲得でき、獲得したタイルでLIEBEと集めることもできます。
とにかく遊んでみたのですが、タイルの獲得は不可能でした。可能性をすべて消すにはその周囲を見なければならないのですが、そうしている間にテーブル上でLIEBEができてしまい終了。ルールがどこか間違えているのかもしれませんが、やっぱり1ユーロで売られるだけあるのかもしれません。
結果:勝者不明
ぜいにぃ ぺんぎんず Pingvasion
(説明 5分 プレイ時間 10分)
ドラフトの変形です。手札2枚から開始。2枚補充し、両隣りに1枚ずつ渡す2枚を選んで、両隣りから1枚ずつ2枚受け取ります。その後、1枚を同時公開して自分の前に並べます。これを繰り返すと手札は常に場札+2枚になります。
最後の得点はスートごとです。そのスートの自分の前に並べたカードの合計値でトップならば、同スートの手札がすべて得点になります。トップでなければ最も低い数値1枚が得点になります。つまり9を1枚だけ残せば、9点になる可能性は高いのです。また弱い1、2、3の数字には特殊能力があり、1は次の手番2枚だせる、2は同時に出された高数字を破棄させる、3は次の手番は後出し、といった感じです。
ゲーム自体は悪くはないけど、なにか決め手に欠ける気がします。
終わった後、ゆれひさんが「えー、手札が得点になるの?」と言っていたのにはびっくり!
結果:自分 52、ナポポラ 48、ゆれひ 8
ババババ バーガー Babababa Burger
(説明 10分 プレイ時間 25分)
すごく久し振りに遊びました。裏向きのままカードを集めるというのがやっぱり面白いシステムで、移り変わるメニューに対してどこまで早く動いてリスクを負うか、あるいは安全性を考えてたくさんのカードを引くかというジレンマがあります。でも、それほど多くのハンバーガーを作れるわけではないので、ゆれひさんは「気持ちよくなるポイントが少ない!」などと言っていました。自分は十分面白いと思うのですけどね。
結果:ナポポラ 900、ゆれひ 850、大麦 800、自分 650
キャベツ鑑定 Cabbage Inspectors
(プレイ時間 20分)
鑑定士になるための競りが、ブラフの要素や情報操作の要素を含んでおり、よくできています。鑑定士になれば、自分の情報を隠せるというのが面白い。同人ゲームではかなりの傑作だと思っています。200から元本割れはしたものの久し振りに1位を勝ち取りました。
結果:自分 169、ナポポラ 150、双六小僧 100、大麦 67
生きてる! It's Alive!
(説明 5分 プレイ時間 25分)
今回は資金繰りのためと他人に取らせないために、結構半額売りがありました。また終盤には捨札から買い戻すという手も使われたりと、なかなか面白い展開になりました。自分は高級な部位を集めていったのですが、最初に揃えて上がった双六さんに1点差で勝てず。
結果:双六小僧 48、自分 47、ナポポラ 44、大麦 35
くるりんパニック Looping Louie
「くるりんパニック」は「クルクルケッコー」のリメイクで、少し小さめになり、ルーイが軽くなっています。クロマさんは、それを8人用にし、さらにルーイおじさんの飛行機を2機にするという恐ろしい改造版を持ち込みました。2機は平行に設置されており、特に同じ側にある時は2連続でプレイヤーを襲います。この2機バリアントは非常にエキサイティングで楽しめました。7回遊んで5勝。
おばけの時計 Geisteruhr
気まぐれにぐるぐる回る時計の針から振り落とされないように、タイミングよく自分のコマを時計盤の上に置いていくというリアルタイムアクションゲームです。時計の針は回転の方向を変えたりスピードを変えたりして、少しすると止まります。そのときにコマが多ければ1点。同数のコマならば持ちコマの多い方が1点です。
結果:河原 3、クロマ 1、自分 1
バースディ ブローアウト Birthday Blowout
誕生日のケーキのローソクを吹き消すというテーマで、本当に息を強く吹きかけて消します。消しても消しきれずに炎が戻ってくるものもあり、どんどんと難しくなります。吹き消しにチャレンジするのはランダムに機械に選ばれたプレイヤーです。誕生日のローソクは1度で消えるから良いのであり、これを何回も強いられるというのは、結構つらいものがありますね。
結果:自分 脱落
ダイナマイト Dynamite
時限爆弾の爆発をテーマにした「ノイ」とほぼ同じシステムのゲーム。ただ、30秒足すといったかなり妙なカードもあり、あまり考えてデザインしたとは思えません。絵の雰囲気はすごく昔っぽくて良い感じです。
結果
1戦目:クロマ 敗北
2戦目:クロマ 敗北
ぐらぐら虫 Wobbly Warm
モーターでぐらぐら揺れる土台に付けられたポールに向かって輪投げをするというゲームです。これは難しすぎます。おそらくポールの長さで難易度が変えられるのだと思いますが、もう少し易しければ楽しめるかもしれません。次回はポールを短くして試してみたいものです。
ハラペコ
いろはことばは山梨で遊びましたよ。苺のときかな。
けがわからハラペコへの返信
そうですね。確か山梨で遊びましたね。
記憶力が良いですね。