恒例の、Shun.さん主催の愛川ふれあいの村での2泊3日の合宿に参加しました。ミーティングルームが一番広いという「しらかば2」です。写真は3日目の朝に撮ったものですが、それほど雨に降られることもなく、快適でした。往路は保土ヶ谷でがとぅさんとたかりんをピックアップし、高速道路が混んでいるみたいだったので一般道を進みます。途中で道に迷いつつも、愛川のお気に入りのお好み焼き「ひふみ」で3人で昼食をとって14時過ぎに到着です。今回はバドミントンが予約できなかったようですが、代わりにみんなで卓球を楽しみました。
チグリス ユーフラテス Euphrat & Tigris (ホビージャパン版)
(説明 30分 プレイ時間 105分)
合宿最初のゲームは、なんと「チグリスユーフラテス」という素晴らしいオープニングです。ちとさんは初プレイ。序盤に建てたモニュメントを思ったより長く保持できたので後半は楽でした。大事な紛争(反乱や戦争)はきちんと勝ち、有り余っていた水色が最後は少しだけ不足するというバランスが取れた点数獲得で勝利。次回こそは裏面や文明の建物ルールで遊びたい。
結果:自分 13−14−15−18、せんせー 8−8−9−9、Kazuna* 6−6−7−7、ちと 4−5−8−10
オール ザ ウエイ ホーム Schweinsgalopp
(プレイ時間 20分)
久し振りに遊ぶ、豚のレースの子供ゲームです。カードの色と豚の色が対応しており、カードをプレイして移動した豚が1位になれば仮の得点がもらえます。しかし、最終的に1位になる豚を予想し、そのカードを最後に残さなければ仮の得点は本物の得点になりません。このオールオアナッシングというのが潔くて良いゲームです。結局、夕食前に4人で4ディール遊びました。好評で良かった。
結果:自分 13、せんせー 9、ちと 7、Kazuna* 3
ブレーメン レース Bremen Race
(説明 10分 プレイ時間 20分)
Raelさんの持ち込みゲームです。1−6の動物コマの順位を予想するレースゲームで、いずれかのコマがボードを1周してゴールしたら、その時点で順位が決まります。手番にはダイス2個を振り、出た目に対応する動物コマ2個を任意の順番で1マス進めます。より大きな数字のコマの上には乗ることができ、下のコマが移動すると一緒に移動します。逆に、より小さな数字のコマの上には乗ることができず、そのコマがあるマス自体を数えません。なので2個のコマを動かす順番によって状況が変わるのです。1のコマはどのコマの上にも乗れますが、他のコマをスキップできないのに対し、6のコマは他のコマをすべてスキップするという長距離移動ができます。この辺りのバランスがなかなか良いです。
コマを進めた後、順位予想のアクションができます。各プレイヤーはゲーム開始時に6枚のカードを伏せて、左から1位、2位、というように予想順位を示します。アクションにより、隣接する順位のカードを入れ替えたり、カードを公開したり、諦めて並べ替えたり、他の人の予想に便乗したり、といったことができます。隣接する順位しか交換出来ないのは辛いところです(これはもう少し緩くてもよかったのではと思います)。
最初、Raelさんが適当に並べてというので並べたのが間違いでした。ちゃんと最初のコマの状態を見て、ある程度順位予想をしてから始めたかったです。というか、最初の順位予想の配置は結構大事だと思いますよ。
結果:rkusaba 5、Rael 4、いえろ〜 2、自分 0
ドミナント スピーシーズ Dominant Species
(説明 50分 プレイ時間 350分)
この日最後の、そして重たいゲームです。半分冗談で参加したいと言ったところ、参加することになってしまいました。特定の種(哺乳類、爬虫類、鳥類、など)を担当し、自分の種が世界で繁栄することを競います。決算を能動的に起こすゲームで、そのときに特定のタイルに置かれた自分の種のマジョリティーで点数が入ります。
ゲームの流れは自分が不得手とするワーカープレイスメントです。これでプレイヤー順昇格、環境チップ獲得、ボードに環境チップ配置、氷河タイル配置、指定した環境チップの周囲に自分の種のコマを配置、新たに地形タイルと環境チップを配置、自分の種のコマを移動、他人のコマを除去、決算(ドミナント)を発生、ということが、すべてワーカーで行われ、この順に処理されていきます。1つずつワーカーを置いていき全員同数のワーカーなので考えやすい方かもしれませんが、自分はやはりワーカープレイスメントが得意ではありません。
種族にはそれぞれ特性があります。自分は鳥類を担当してたので、特性である移動距離を活かして決算を積極的に行いましたが、それがどれだけ効果的だったのかは疑問の余地が残ります。この決算アクションが実に曲者なのです。
決算のアクションを「ドミナント」と呼ぶのですが、地形タイルを1枚指定し、その上にある種のコマのマジョリティーで得点が入ります。タイルの種類によって1位が1−9点、2位がその半分切り上げ、3位は2位の半分切り上げ、という「帝国(古代ローマの新しいゲーム)」と同様の美しい得点配分になっています。さらに得点とは別に、決算されたタイル周辺と各プレイヤーが持つ環境タイルを比べて、より合致していることを「ドミナント」と呼び、特殊カードがもらえます。この特殊カードは公開されている中から選ぶのですが、すべて凶悪なので、これらをうまく使うかが勝負の明暗を分けるといっても過言ではありません。
さらに言えば、これらはすべて異なるカードであり、結構処理や解釈が面倒なものが多く、この辺りはまったくもってノットフォーミーな部分でした。これまでどちらかといえばちまちまと緻密にマジョリティー争いをしていたのに、このカードでそれが驚くほどひっくり返されてしまいます。さすがGMT。さすがアメゲーです。これまでの苦労はなんだったんだ! まあ、こういうところも含めて楽しむゲームなのかもしれませんね。終わってみれば朝の5時で、なんと6時間近くもプレイしていました。
結果:あすまー(哺乳類) 158、Kazuna*(昆虫) 153、かえる(捕虫類) 137、自分(鳥類) 96
翌日に続く
コメント