今月の土嚢の会は、飛び入りの方も含めて11人が参加してくれました。土嚢(ネスターゲームズ)はあまり遊びませんでしたが、北米旅行で手に入れたゲームをいつくか遊べました。
スティック アラウンド Stick Around
(プレイ時間 各10分)
ミネソタで買った中古のアブストラクトゲーム。ボードの三角グリッド沿いに手持ちのスティック(グリッド2セグメント分の長さ)を配置していきます。必ず自分がすでに配置したスティックに接していなければなりません。こうしておけなくなったプレイヤーの負けとなります。置ける範囲を広くするように、一種の陣取りなのですが、あまり邪魔ができないのでニムっぽい要素も大きいと思います。2回遊んで2戦とも先手勝利。
結果
1戦目:自分* 勝利、とけい 敗北
2戦目:とけい* 勝利、自分 敗北
クイナミッド Quinamid
(説明 5分 プレイ時間 各10分)
BGG.Springで手に入れた中古ゲームその1。2x2から6x6までの5枚のボードは、外周だけにコマが置けるようになっています。これら5枚を重ねます。手番にはどこかにコマを置くか、ボードのどれかを上下左右に1マス動かすか、あるいは90度回転させるかです。下のボードをはみ出すことはできないので、4箇所に移動が可能なことになります。移動にしても回転にしても、そのボードより上のボードは一緒に移動・回転させます。こうして先に5連を作ったら勝利です。
2x2のボードに置かれたコマは隠れることがないので有利です。よってバリアントの2x2のボードでは最大1個しか置けない、そして他のすべてのボードに1個ずつ置いてからしか2x2には置けない、というのを採用しました。このあたり、最上位のボードを3x3にする(つまり真ん中に穴が空いている)などすれば、解決できたのではと思います。
思いの外、この3D感覚が面白いです。3回遊びましたが、先手が3回とも勝利。
結果
1戦目:自分* 勝利、とけい 敗北
2戦目:とけい* 勝利、自分 敗北
3戦目:自分* 勝利、とけい 敗北
アウトフォックス Outfox
(プレイ時間 各5−10分)
BGG.Springで手に入れた中古ゲームその2。3種3色のコマ9個を1個ずつ持ち、交互に置いていきます。配置したコマの隣りのコマを必ず直線に動かさなければなりません。これができないのなら(少々稀ですが、ありえます)配置はできません。配置したコマはどちらのコマということではなく共通です。こうして、手番の終わりに(つまり、隣接するコマを移動した後に)1色3種、あるいは1種3色で3連を作れば勝利です。3種3色はだめです。
ちょっとファノ330みたいで面白いです。4戦目は3人で遊びました。3人だとひとり1色6個のコマをすべて持ちます。やはり2人の方がゲームとしては良いと思います。5−6戦目は「ナジャ」の前にmomoさんと遊びました。計1勝5敗。佐藤さんによれば後手が相当有利みたいです。
結果
1戦目:とけい 勝利、自分 敗北
2戦目:とけい 勝利、自分 敗北
3戦目:自分 勝利、とけい 敗北
4戦目:とけい 勝利、自分&スコット 敗北
5戦目:momo 勝利、自分 敗北
6戦目:momo 勝利、自分 敗北
ムーンベース Moon Base
(プレイ時間 20−50分)
「東京ハイウエイ」で有名なittenがゲームマーケットで販売した新作。さすがにコンポーネントはオシャレです。得点方法はいろいろあり、自分のリングをできるだけ多く接するように置くこと、できるだけ高い位置に自分のリングを配置して、そこに基地を建てること、などです。
先手プレイヤーからリングを計4個ドラフトし、それらを順に配置します。ボード上では月のクレーターに合わせて配置、それより上では2つ(3つはダメ)のリングにまたがるように配置します。
1戦目は何をやったら良いのかわからなかったのですが、2戦目ではちゃんと考えてなるべく2点の基地を多く置くようにしました。
結果
1戦目:koba 13、自分 9
2戦目:自分 15、しのだけ 10
ブードゥー Voodoo (アウトウィット Outwit)
(プレイ時間 10分)
スコットと「ブートゥー」という古いゲーム(1975年)を遊びました。相手の陣地に自分のコマをすべて移動させれば良いという「ダイアモンドゲーム」のようなゲームですが、移動は縦横で壁か他のコマに当たるまで止まらないのです。うまく動かさないと終盤でひとつのコマをゴールさせるのに数手番も費やすことになります。思ったよりもゲームになっていました。
結果:自分 勝利、スコット 敗北
アクロン Akron
(プレイ時間 各5−10分)
自分が好きなゲームのひとつ「アクロン」を紹介がてら遊びました。スコットは「Akron, Ohio(オハイオ州のアクロン)みたいだ」と言いますが、自分も最初にアクロンという名前を聞いたときに思い浮かんだのは「Akron, Ohio」でした。もちろんタイトルはギリシャ語で頂上という意味から来ています。3Dなので独特のプレイ感覚を求められますが、やはりコネクションゲームの傑作だと思います。
結果
1戦目:自分 勝利、スコット 敗北
2戦目:自分 勝利、スコット 敗北
ディストヘックス Disthex
(プレイ時間 45分)
久し振りに参加してくれたえあんぬさんと、えあんぬさん考案の「ディストヘックス」を遊びました。「ヘックス」のバリアントで、直前に相手が置いたヘックスマスに隣接するところには置けません。たったこれだけなのに、通常のブリッジが効かなかったり、プレイ感覚が異なります。途中まで自分の方が有利だったと思うのですが、中盤以降から形勢が悪くなり敗北。
結果:えあんぬ 勝利、自分 敗北
ナジャ Naja
(プレイ時間 30分)
偶然に参加してくれたmomoさんと「ナジャ」を遊びました。かがり火7個で遊びましたが、自分はかがり火1個、momoさんは2個でしたが、それでも最終的に1点差で敗北。良いゲームです。
結果:momo 22、自分 21
ラマ L.A.M.A.
(プレイ時間 各20分)
最後は頭が疲れたこともあり、アブストラクトではないけれど「ラマ」を2回遊んで締めました。やっぱり「ラマ」は最高です。
結果
1戦目:スコット 4、自分 19、しのだけ 21、momo 45
2戦目:しのだけ 19、自分 24、えあんぬ 26、スコット 43
コメント