この日は午後から少しだけシャッフルに参加し、そのあとはなかよし村のアブストラクト大会に向かいました。
パイレーツ Pirates!
(説明 5分 プレイ時間 30分)
数日前にコロコロ堂クニツィア会で遊んだパイレーツを再び遊びました。今度は6人なので目指す宝箱は合計9です。6人だと、あちらこちらでドンパチやっている間をすり抜けたりなど楽しいです。アクションの順番がよくできていますね。他のプレイヤーも遊んだことがあるみたいで、なんとなく懐かしい雰囲気の中で遊びました。
結果:豆田ウヴェ豆介 13、ひぐたか 10、大麦 6、ナカタ 4、自分 3、キャプテンワーカーマン 0
ヒトトイロ Match Me!
(プレイ時間 各5-10分)
5回戦を乗り切る協力ゲームです。手番プレイヤーはカードに書かれたテーマに沿ってトピックを決めます。全員同一の色の手札を持っており、トピックに最も関連がある色のカードを裏向きに出します。これを5回繰り返し、最後に裏向きに置いたカードを全て表にして答え合わせをします。各トピックで、全員が同じ色を選んでいたら勝利です。
トピックを考えるのも難しいし、全員がちゃんと同じ色を出すことも難しいです。春はピンクだと思うのですが、ひとりだけ緑を選んだり、カーネーションの色がピンク、オレンジ、白と3つに分かれたりと、4回遊んで結局1回も勝てませんでした。一度くらい勝ちたいものです。
結果
1-4戦目:すべて敗北
ここで、元住吉から高田馬場に移動して、なかよし村とゲームの木による年に1回のアブストラクト大会に参加します。今回は3つほどのゲームの準備を頼まれており、最終的には「インターメッツォ」「ストーンヘンジ」「マナラス」の3種を用意しました。全員が同じゲームを遊ぶという性格上、このゲームの選定がなかなか大変です。自分が用意した3つのゲームは、すべて紙とペンで遊べるようにしました。写真は「フィリット」のルールを説明する作者の中村さん(本人の許可を得て掲載)。
フィリット Fillit
大会の第1ゲームは中村さんがデザインした「フィリット」です。対戦相手はくじ引きなのですが、なんと作者の中村さんと当たってしまいました。3つのコマがあるので「ティク」とはかなり感覚が異なります。「ティク」には慣れているのですが、「フィリット」はまだまだ練習が足りないみたいで、また作者の気迫に負けてしまいました。0勝2敗と最悪のスタートです。
結果
1戦目:中村* 勝利、自分 敗北
2戦目:中村 勝利、自分* 敗北
オストル Ostle
第2ゲームは深瀬さんがデザインした、5x5で遊ぶアブストラクトゲームの「オストル」です。手番には自分のコマを縦横に1マス動かして相手のコマを2個押し出したら勝利です。自分のコマの代わりに落とし穴を1つ動かすこともできます。以前何度か遊んだことがあり、そのときは4手番の千日手の扱いなどが少し気になりました。意外と時間がかかり、2戦目をは時間切れでした。土井さんと対戦し1勝0敗。
結果
1戦目:自分 勝利、土井* 敗北
2戦目:途中終了
インターメッツォ Intermezzo
第3ゲームの「インターメッツォ」は1993年のシュピールボックスの付録だったゲームで、木製の製品版が何種類か出ていました。そのうち2つを持参し、あとは「カラニッシュ」のボードをコピーして9x9で代用しました。33から置いたコマ数を引いてメモしていけば、紙ペンゲームとして成り立ちます(ちょっと面倒ですが)。結構好評でしたが、先手が有利なのではという意見が多かったです。パイルールも機能しないような気がするので、やはり先手後手を両方やって、残ったコマ数で比較するのが良いでしょう。相手プレイヤーの草場さんも、気に入ってくれたようです。2勝0敗。
結果
1戦目:自分* 勝利、草場 敗北
2戦目:自分 勝利、草場* 敗北
ストーンヘンジ Stonehenge
第4ゲームはクニツィアが90年代前半にブラッツから出版した「ストーンヘンジ」です。相手はエサさん。初手から6のコマを中央に置いてきます。相手に6がない優位性をなかなか活かせずに、負けてしまいました。2戦目は1戦目より善戦したと思います。しかし時間切れ。0勝1敗。
結果
1戦目:エサ* 勝利、自分 敗北
2戦目:途中終了
マナラス Manalath
最後となる第5ゲームは「マナラス」です。手番の終わりに自分のコマで5のグループをつくれば勝ちだけど4のグループを作ったら負け。そして手番では自分のコマか相手のコマのどちらか1個が置けます。この日遊んだ中では、一番奇妙なゲームだと思うのでプログラムの最後に持ってくるにはふさわしいかもしれません。O島さんと遊び、うっかりミスで敗北。2戦目は勝とうと意気込んでいる間に時間切れ。これも0勝1敗。
結果
1戦目:O島* 勝利、自分 敗北
2戦目:途中終了
集計の結果、3勝4敗で最終順位は8位でした。入賞できずにちょっと悔しいですが、それよりも用意した3つのゲームが大会として機能したのが嬉しかったです。このあと、エサと一緒に「マナラス」を3回あそび、さらに「スクアバ」を4回遊びました。
Squava スクアバ
大会で遊ぼうかと持ってきて、数が足らずにやめてしまった「スクアバ」です。せっかく持参したので、エサと4回遊びました。以前土嚢の会に持って行ったら、佐藤さんたちがほとんどの可能性をやり尽くしてしまっていた気がしますが、自分はその場にいなかったのである意味で新鮮に遊べます。真ん中に置くことが費用に不利なのが面白いですね。写真はあと1手で赤の勝利。
コメント