カードゲームだけを遊ぶ会 2019.05.10

バトルライン Battle Line (クロノノーツゲームズ版)
BattleLine20190510.JPGまずは、主催のミロさんと「バトルライン」を遊びました。初めてだというので、特殊カードを10を除いた「ショッテントッテン」のルールです。1戦目では、ミロさんはあまり高い手を狙っていなかったのでこちらが勝てましたが、様子がわかってきた2戦目は激戦。どちらも端列はブタで勝負していたり、デッキにある1枚に賭けたりと白熱しました。僅差で敗北。

結果
1戦目:自分 勝利、ミロ 敗北
2戦目:ミロ 勝利、自分 敗北



シュティッヒルン Sticheln
(プレイ時間 各40−65分)
Sticheln20190510.JPG久し振りに遊ぶ「シュティヒルン」です。メイフォローのゲームは今ひとつのものが多い中、この「シュティヒルン」はかなり傑作だと思います。4人の場合は0−14で4スート、5人なら5スートを使います(つまり人数x15枚)。手札は15枚。まず全員失点となるスートを1つ選び、同時に公開します。トリックでこの失点スートを取ると数値と等しいだけ失点、それ以外のカードは枚数と等しいだけ得点となります。気をつけなければならないのは、この失点スートを示すカードも失点の対象になるということです。ゲームはメイフォロー(つまり何を出しても良い)ですが、リードスート以外は全て切り札です。同数値なら先出し勝ち。

前回遊んだのがかなり昔なので感覚を取り戻すまでに時間がかかりました。まずは4人で2ディール。そのあと5人目のプレイヤーが来たので仕切り直して5人で3ディール遊びました。1手1手が重いですが、非常に良いゲームです。もっと頻繁に遊びたい。

結果
1戦目(4人、2ディール):自分 11、桜井蒼 6、Mina −5、ミロ −8
2戦目(5人、3ディール):桜井蒼 21、ミロ 13、自分 6、Mina 5、もっちぇ −26



テキサス ショーダウン Texas Showdown
TexasShowdown20190510.JPGマストフォローのトリックテイク。変わっているのはリードスートを出せずにディスカードすると、それもリードスートの扱いになること。つまりリードスートがトリック中に増えるのです。そして、全員がプレイしたあと、最も多く出ているスートのハイカードがトリックを取ります。同枚数なら数値が高いカードです(すべての数値が異なります)。トリック1つにつき1失点で誰かが12失点となったら終了です。スートと数値の構成がよくできていて、枚数の多いスートほど低い数値になっています。8種類のスートはそれぞれ、11、10、9、8、7、6、5、4枚あり、数字が0番代から70番代に分かれています。

スートによる一種の多数決なので、プレイ感覚が「革命万歳/レボルター」に似ています。リードから3人目でうっかりハイカードをディスカードして、4、5人目がこのディスカードしたスートをフォローしてきたときの絶望感と、リードから4人目で何を捨てても問題無い安心感の対比が際立っています。各スートのハイカードでトリックを取るときにリードプレイヤーを指定できるという特権があるのですが、ゲームの後半は、みんな自分がリードから4人目になるように指定していました。本来は誰かが失点12点で終了なのですが、間違えて失点15点まで遊びました。

結果:自分 12、もっちぇ 15、Mina 15、ミロ 15、桜井蒼 16



コロレット Coloretto
Coloretto20190510.JPG最後は「コロレット」です。最近の版(といってももう大分前ですが)では2種類の得点体系があり、みんなのすすめで今回は新しい得点体系を使いました。古いものが単純な三角数(1、3、6、10、15・・・)だったのに対し、新しいものは1、4、8、7、6、5・・・と3枚ちょうど取ると得点が高くなっています。なのであまり取りたくないのです。これによって、場が1枚や0枚でも取るということが頻繁に起きます。特に終盤はもうピークを迎えているので消化試合みたいになってしまいます。ちょっとアンチクライマックスになってしまうのは残念です。5枚か6枚くらいでまた得点が跳ね上がる、というようにすると、より良いかもしれません。あとで調べたら、空取り(0枚で取る)というのは禁止で、古い得点体系でも禁止のようです。ただ、以前の体系だと空取りをする理由がほとんどないのでこのルールが見過ごされていたのだと思います。

結果:もっちぇ 27、Mina 26、自分 25、ミロ 23、桜井蒼 21

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