エベス Ebbes
(説明 5分 プレイ時間 3ディール40分)
エベスはトリックテイキングゲームで、各スートのキーナンバーがプレイされた順に、トランプ、プラス、エベス、マイナス、ニックス、というように、そのスートの役割が決まっていきます。点数はプラスとマイナスが1枚プラス/マイナス1点、エベスは最多と最少枚数でなければ3点です。
今回は、初めてバリアント1と2を両方使って遊びました。バリアント1では単純に使用するカードを各スート9枚から15枚に増やすだけです。バリアント2は1−15の数字と5種のスートのカードを表向きにしておき、手札が配られたら、リードを始める前に、数字とスートのカードを1枚ずつドラフトしていきます。つまり、各スートにより、キーナンバーが異なるというわけです。ただ、流れによって自分が決めたスートの役割が変わるので、ドラフトしたカードを活かせないことも多いです。一応、自分が持っていない組み合わせでもドラフトできるのですが、そういうことをする必然性がほとんど感じられません。それだったら、スタートプレイヤーから順に1枚ずつキーカードを公開していく(ただし、すでに公開されているスートと数字はダメ)とすれば良いのではと思ってしまいます。
今回はこの両方のバリアントを入れて遊びましたが、コントロールがあまり聞かない感じは通常ゲームと変わらないように思えます。地味ですが、なかなか良いですね。
結果:ミスミン 12、自分 10、GSP 2、雪 1、ヒルタ −11
ナインティ ナイン Ninety-Nine
(プレイ時間 6ディール45分)
続けて、トランプを使って「ナインティナイン」を遊びました。捨てたカードのスートの組み合わせでトリック取得数を極秘裏に宣言するという、トリックテイクの傑作です。今回はリビール(手札&宣言公開)はなかったものの、デクレア(宣言公開)は2回ほど起こりました。そのうち1回負けてしまったのが結構痛かったです。普段より短い6ディール戦です。
結果:GSP 169、自分 145、ミスミン 90
アドアストラ Ad Astra
(説明 30分 プレイ時間 80分)
宇宙をテーマにした集団プロット式のゲーム。みんなで1−12の場所にカードを裏向きにアクションカードをプロットします。はじめの方で起こった方が良いアクションとあとの方で起こった方が良いアクションがあるのはわかるのですが、このシステムはちょっと野暮ったく感じます。順番がどちらでも大差ない場合が結構多いのです。
アクションカードは、資源獲得、建設、得点化、手札交換などがあり、ほとんどはカードを選んだプレイヤー以外でも行えます。必要な資源を1人で集めるのはかなり大変で、ときどき交換アクションを行わなければなりません。資源の獲得と建設はカタンの影響を強く受けていると思われます。そして、惑星を探索するのはめくりの運なので、ちょっと海カタンみたいです。
しゅだっちさんの説明でプレイ。「とけま」っていう言い回しは初めて知りました。どうやら「時計回り」のことみたいです。ゲーム時間がかなり長く、特に大きな変化があるわけでもなく淡々としているので途中で飽きてしまいました。あとで記録を調べると、2013年にDCゲーマーズで一度遊んでいました。横浜で遊んだというのは記憶違いだったようで、どうも「アストラン」と「アドアストラ」を混同していたみたいです。
結果:カヤ 71、ハニー 61、しゅだっち 49、自分 44
ブルー ラグーン Blue Lagoon
(説明 15分 プレイ時間 70分)
「ブルーラグーン」はアブストラクト色の強い、砂漠を越えてと原子の生活を足して2で割ったようなゲームです。今回は島をつなぐことに力を注いで、前半はうまく北側から回り込んで6島を連結、そして全島上陸を果たしました。カヤさんはマジョリディで34点も稼ぎ、自分が102点、カヤさん98点と4点差。クロマさんはどちらもうまくいかずに苦しんでいました。
後半で初めてかもしれない全島上陸を達成。しかし連結はクロマさんが5島と最多です。やはりカヤさんはマジョリティで29点と稼ぎ、3点差にまで追い上げましたが、僅差で逃げ切りました。今回でおそらく7回目となるこのゲーム。だいぶ慣れてきましたが、難しく悩ましいですね。
結果:自分 183、カヤ 180、クロマ 167
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