はっけよいゲーム Hakkeyoi Game
(プレイ時間 30分)
相撲を題材にした手軽なカードゲームです。ゲームは前半と後半に分かれており、前半ははっけよい、つまり「はっ」「け」「よ」「い」のカードを手札から出していきます。出したカードがその同種のカードのN枚目ならばN枚補充できます。面白いのは補充プールが2x3になっていて、2枚や3枚補充のときは縦横のいずれか1列をすべてを取るようにしなければいけないのです。つまり2枚なら3択、3枚なら2択です。またカードを出さずに1枚補充することもできますが、この場合は「はっ」「け」「よ」「い」のどれかしか取れません。出すことも取ることもできないと脱落です。カードには「のこった」「のこったのこった」「のこったのこったのこった」「のこったのこったのこったのこった」というものも多くあり、これらを後半のために集めておくことが非常に大切です。
後半は「のこった」勝負です。手札から「のこった」「のこったのこった」「のこったのこったのこった」「のこったのこったのこったのこった」というカードを出します。相手が出した1枚のカードを上回る数の「のこった」を出さなければのこれません。上回ることができれば複数枚出しても良いです。こうして真の横綱が決まるのです。
勝者の得点は手札の残り枚数ということですが、これだとあまりにも偶発的に大量点が入ったり0点だったりするので、先に3勝したら勝ち、などとする方が良いと思います。
結果:自分 8、名人 4、シミーズ 0
老師敬服 Master of Respect
(説明 30分 プレイ時間 各30−50分)
ホビージャパンオリジナルのゲームです。プロット式で人物カードと技タイルの組み合わせで得点を増やしていきます。5ラウンドあり、まず自分が持つ人物カードとそれと同枚数の技タイルを選んで自由に組み合わせて左から右へ並べます。このとき、技タイルは上下でアクションが違うので、実行したい方の向きを合わせて裏向きに配置します。その後、スタートプレイヤーから順に、左端の技タイルから公開して処理していきます。お金、酒、敬服トークン、人物カード、技タイルといったリソースを獲得したり、変換したりというよくあるやつです。面白いのは他のプレイヤーが手持ちの敬服トークンを使って、その技を自分も使えることです。でも、そのときは手番プレイヤーよりも少し弱めになることもあります。「プエルトリコ」のようなフェイズ選択の変形と言えるでしょう。つまり、アクションを増やすには自分の人物カードを増やすか、相手のカードに対して敬服トークンを置くかという2種類の方法があるのです。
問題は、5ラウンドしかないのにプロットに意外と時間がかかることと、そのアクションの内容が結構似たり寄ったりなところがあることです。このあたりはもう少し工夫できそうな気がします。比較的短時間で終わるのは良いところで、2回遊びました。あと1−2ラウンド多くても良いかもしれません。
結果
1戦目:名人 9.5、シミーズ 8.5、自分 7.5
2戦目:シミーズ 11.5、自分 11、名人 9.5
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