週末は、3月8日金曜日の夜行バスで大阪ゲームマーケットに向かいました。去年と同じ Willer Travelの166便というバスで池袋発24時。道化師さんと一緒です。翌朝、到着した梅田スカイビルを見学したあと、ボードゲームシンポジウムに行くという道化師さんと梅田で別れて、自分は難波でやおきんさんに合流します。ニッポンバシの駿河屋などを案内してもらったあと、天王寺で、マクベスさんとも合流。3人でやおきんさんオススメのカツ丼を食べてから、エビさんが開いたというボードゲームプレイスペース「Kinked Tail キンケッドテイル」に向かいました。kink(変態)ではなくて、曲がった尾という意味みたいです。ビルの8階にあって見晴らしも良く、また物販にも力を入れているようで色々なものが売られていました。ちゃんとした(インスタントではない)コーヒーが飲み放題というのは魅力的です。
交易王 Handelsfürsten: Herren der Meere (ペガサス第2版)
(説明 3分 プレイ時間 25分)
まずは、久し振りに遊ぶ「交易王」です。箱が分厚いペガサスの第2版でキューブの大きさも大きいです。マクベスさんが最初に契約書を購入し、続けてやおきんさんが一番高価な港を購入します。自分はマクベスさんに対抗すべく、ゲームを早く終わらせる商館を購入し、カードを引きまくります。その後船も購入して、得点を得やすくするのですが、結果的には唯一2枚の特殊カードを購入した自分が最下位でした。やおきんさんは港だけの単独という、自分ではあまりやらないプレイでしたが、うまく港を使っていました。
結果:マクベス 58(契)、やおきん 47(港)、自分 45(商、船)
カリバ Kariba (ヘルベチク第2版)
(プレイ時間 各10-15分)
クニツィア第2弾は自分が持ち込んだカリバです。ボードがジグソーパズル状になっている第2版です(初版は折りたたみ式)。まず3人で遊び、その後、まっきゃんも含めて4人で遊びました。こういったシンプルなカードゲームに関しては、クニツィアは素晴らしいです。カリバはゴリアテ版からルールが変わっていて、こちらの方が明らかに面白いと思います。でもコンポーネントはゴリアテ版がすごいのですけどね。やおきんさんもマクベスさんも気に入ったらしく、翌日のゲームマーケットで購入していました。
結果
1戦目:やおきん 21、自分 18、マクベス 17
2戦目:自分 17、マクベス 16、まっきゃん 10、やおきん 6
ゴー ゴー エスキモー Go Go Eskimo
(説明 10分 プレイ時間 50分)
続けてゴーゴーエスキモーです。運の要素が大きい気もしますが、うまく流れに乗っていくところが面白いです。確か自分はまっきゃんさんと集めた色が重なってしまい、結構苦しかったです。さらに最終ラウンドは自分の欲しい色の魚が全く捕れず、ここで一気に離されました。やおきんさんとマクベスさんがどんどん魚を取って、なんと31点、29点という高得点!
結果:やおきん 31、マクベス 29、自分 21、まっきゃん 15
ロストシティ ライバルズ Lost Cities: Unter Rivalen
(説明 10分 プレイ時間 45分)
やおきんさん持参の「ロストシティライバルズ」です。カードを競り落としていくロストシティで、競り落とすと場のカードを好きな枚数獲得でき、さらに1枚破棄できます。今回は、他のプレイヤーが欲しくないカードを自分が欲しい状態にしようと、幾つかのスートで数字の5や6くらいから始めてみたのですが、あまり良い作戦ではありませんでした。というのも、数字カード4枚による8点ボーナスが非常に大きいので、5や6からだとボーナスはほぼ諦めなくてはならず点数が伸びないのです。次回はこれを踏まえて最初からあまりカードを取らない方針で行ってみたいです。
結果:まっきゃん 59、やおきん 50、自分 39、マクベス 27
ロスト シティ Lost Cities (パートナーシップ) + 6番目の探検 Expedition 6: The Lost Expedition
(プレイ時間 計65分)
「ロストシティ」にはパートナーシップ(ペア戦)のルールがあり、2セット購入すれば遊べます。2つめのセットからは2、3、4のカード計15枚を使うだけなのですが。さらに最近出版された6スート目の15枚という拡張もあります。これを組み合わせて90枚を使ったパートナーシップ6スートというゲームを実現しました。つまり6スート目の拡張も2セット必要になります。なんとも贅沢な気分です。
2回遊んだ感想としては、非常に面白く、ペア戦だったら6スートの方がより良さが出るという気がしました。そのかわり時間は少しかかりますが、バランスは良いと思います。興味深いのは、(個人戦かペア戦かに関わらず)5スートと6スートでどちらが難易度が高いのかということです。手札枚数が同じなので、揃いづらい6スートの方が難しいという気がしていたのですが、捨てられる場所が多いので6スートの方が易しいという意見もありました。ぜひまた遊びたいです。
結果
1戦目:まっきゃん&やおきん 103、マクベス&自分 100
2戦目:マクベス&自分 94、まっきゃん&やおきん 74
空手トマト Karate Tomate
(プレイ時間 各10-15分)
ここで、まっきゃんさんが帰宅、近くのテーブルにいた3人を誘って6人で空手トマトを2回遊びました。まだ店には常備していないみたいです。テーマはともかく、やはりとても良いゲームだと思います。1戦目は自分が12トロフィーで勝ち逃げようと思って宣言したら包丁が足らずに脱落という、とほほな展開で、やおきんさんの勝利。2戦目は包丁3本を獲得し、あとトロフィー2個というところであーるさんが終了宣言をして寺運は2位でした。(写真撮り忘れ)
結果
1戦目:やおきん 11(3)、マクベス 8(3)、くり 3(4)、自分 12(2脱落)、水口 6(2脱落)、あーる 6(2脱落)
2戦目:あーる 13(3)、自分 10(3)、マクベス 9(3)、水口 8(4)、やおきん 11(2脱落)、くり 4(2脱落)
バベルの塔 Der Turmbau zu Babel
(プレイ時間 55分)
今回は、久し振りに2色ディスクを使って遊びました。このディスクはゲーム終了時にどちらの色に加えても良い(両方は不可)というものです。3人なので、ディスクが集めやすく、ディスクを積極的に取りに行きました。序盤は相手にカードを使わせる戦法で、自分はディスクだけを獲得します。やおきんさんもマクベスさんもパスして補充を繰り返していましたが、自分は一度もパスせずに、うまくゲームを進めて勝利。100点越えは久し振りかもしれません。
結果:自分 106、マクベス 83、やおきん 73
チグリス ユーフラテス Euphrat & Tigris (ホビージャパン版)
(説明 30分 プレイ時間 90分)
ラストは1人誘って4人でチグリスユーフラテスです。広田さんは初めてということで、じっくりとルール説明をしてスタート。川の合流点に作ったモニュメントをかなり長い間保持することができ、優位に立てました。中盤、緑色がなくて苦労しましたが、戦争を起こして神殿に囲まれた指導者を追い出し、そこに自分の緑の指導者を置いて反乱で緑のモニュメントがある王国をのっとりました。この王国は緑タイルも豊富だったので、戦争でも大量得点を稼ぐことができ、そのまま勝利しました。それにしてもやはり面白い!
結果:自分(牛) 10-10-11-12、マクベス(獅子) 7-7-8-9、やおきん(壺)、6-7-8-10、広田(弓) 6-7-7-11
終わってみればクニツィア8連発でした。終了後、やおきんさんが大阪らしい食事ということで「かすうどん」の店に連れて行ってくれました。初めてのかすうどんを楽しみつつ、ゲームの話が尽きません。いよいよ翌日は大阪ゲームマーケットです。
マクベス大佐
お疲れ様です。
個人的にはクニツィアは好きなので問題なかったです(笑)。
ロストシティ苦手派でしたがペア戦は悪くなかったです。
カリバは上級ルール必須に思いますね。確実に面白くなるルールをヴァリアントルールみたいにしているのはもったいないと思いました。
バベルの塔とチグユーはかなり思い通りにやられてしまいましたね。前者は3人戦での立ち回りを、後者はボコボコにされましたが2位を取れたので得点効率の良さが大事なのをほかの方に伝えれたようで満足しています(笑)。
カリバと空手トマトはあの後購入しました。
平均レヴュー点数の4~5点の低い僕としてはプレイしたゲームの平均点が6点近くあるような素晴らしいラインナップでした。良いゲームばかり。
あとお土産のクルミっ子がとても良いお菓子でした。ゲームだけでなくお菓子まで素晴らしいものをありがとうございました~。
また遊べる機会があれば是非お願いします。
けがわ
マクベスさん、コメントどうもありがとう。
ロストシティのペア戦はロストシティ/ケルトシリーズでは一番好きかもしれません。
今回、初めて6スートでのペア戦が遊べて良かったです。
楽しんでもらえたのならば幸いです。なぜか最新版にはこのペア戦ルールが削除されているのが気になるところです。
カリバに限らず、クニツィアのゲームはだいたい上級ルールで遊んだほうが面白いです。
上級ルールが、次のリメイクでは基本ルールになっていたりします。
(アタック→ジェムディーラーなど)
バベルの塔とチグリスは、結構やりたい放題やってしまいましたね。チグリスは序盤に安定した小国を築けたのも大きかったです。
また、東京か大阪で遊びましょう!