昨年の4月末以来と思われる、愛川ふれあいの村でのゲーム合宿です。仲木戸でPHYさん、がとうさん、かえるさんと待ち合わせ。仲木戸ではまだ雪が降っていたものの、山間部の愛川では雪はほとんど降っていませんでした。うっすらと積もっていた程度です。途中前回も立ち寄った「ひふみ」で昼食を食べてから行きました。今回使ったのは「りんどう2」というロッジです。
18リリパット 18Lilliput
(説明 55分 プレイ時間 100分)
まずは18xxを簡略化したという噂の「18リリパット」です。さたもとさんが専任で説明してくれました。18xxを簡略化する試みとしては「ポセイドン」よりはずっと楽しめました。株式ラウンドと運行ラウンド、という区分けはなく、プレイヤーは「株を買う」「線路を敷く」「駅トークンを置く」「列車を買う」といったアクションをアクションカードから選択して行います。株は社長株が50%株であとは10%株で、他人への押し付けはできません。また全部で5枚しか買えません。
また、このゲームが他の18シリーズと異なるのはボードがないところです。路線はすべて正方形のタイルをつなげていきます。最初は各プレイヤーが会社を1つずつ持ち、それはスタートタイルである赤いタイル(18xxでの盤外コネクションにあたる)に隣接して始めます。他のプレイヤーの会社と協力したり裏切ったりしつつ路線を延ばしていきます。ただし、列車購入の義務はないので、破産はありません。
なかなかよくできていると思いますが、これを遊んでいるとやっぱり18xxを遊びたくなってきます。株を自由に売り買いしたり、他の会社をのっとったり、破産したりしたいのです。今回のプレイ時間は100分なので入門編としてはベストかもしれません。
結果:自分 2804、ゆい 2786、ひろぴ 2762、マーサ 2447
スチーブンソン ロケット Stephenson's Rocket (グレイルゲームズ版) + アメリカ東部&中国 Eastern USA & China
(説明 25分 プレイ時間 140分)
新しく出版されたグレイルゲームズ版の「スチーブンソンロケット」には拡張ボードがあります。両面ボードで「アメリカ東部」と「中国」です。今回は「アメリカ東部」を遊んでみました。
元の「イギリス」マップでは産物は4種類に分かれていましたが、「アメリカ東部」では6種類に分かれています。全体の産物の数は同じなので、ゲーム終了時の産物のマジョリティーを取りやすくなり、産物の価値が上がったと言えます。
また、マップは得点源となる町が「イギリス」マップの9箇所に比べて8箇所と少なくなり、だいぶ異なった印象です。遊ぶまでは、そんなにプレイ感覚は変わらないだろうと思っていたのですが、結構違ったので楽しめました。印象としてはイギリスよりもかなりきつく、ちゃんと進路を取らないとあっという間にその会社が死んでしまいます。さらに今回はあまりvitoが起こらずに、どんどんみんな株を貯めていくというちょっと変わった展開になりました。株の価値は相対的な持ち株数なので、これはこれでちゃんとしたゲームになるのが素晴らしいところですね。
結果:がとう(青) 81、のぶひこ(白) 56、PHY(茶) 54、自分(ピンク) 43
ゴー ゴー エスキモー Go Go Eskimo
(説明 5分 プレイ時間 50分)
長時間鉄道ゲーム2連発のあとは息抜きに「ゴーゴーエスキモー」を遊びました。外はまだ雪が少々積もっており、そんな中で遊ぶのは雰囲気があってよかったです。このゲームのコンポーネントは本当に可愛らしいのですが、それだけでなくゲームもシンプルながらよくできています。5人なので1人当たりのカードも少なく、流れにうまく乗れないとまったく魚が取れないということもありそうですが、今回は結構うまくいったとおもいます。
結果:マーサ 23、自分 20、サチコ 19、チョコザイナ 16、かえる 12
コンヘックス ConHex
マーサさんに誘われて「コンヘックス」を遊びました。これ以外にも結構ネスターゲームズのゲームが持ち込まれており、ちょっとした合間に遊ばれていました。自分は「流氷に乗って」「ナジャ」「ヤバラックス」の3つを持ち込みましたが、それ以外にも「ペントアップ」「羊と犬と狼」などを見かけました。いよいよ土嚢新時代か?
結果:自分 勝利、マーサ 敗北
スポネクト Sponnect (渋 Shibumi より - コンヘックス ConHex 使用)
「コンヘックス」のボードを使って「渋(しぶみ)」の「スポネクト」が遊べます(ただし大きさは5x5とひとまわり大きいです)。ペグは使わず、外側からタイルを置いていけば良いのです。つまりあるマスの外側にすべてタイルが置かれているときに限って、そのマスにタイルが置けます。もちろんパスができるし、パスをする理由がよくわかると思います。手軽に遊べるので「コンヘックス」を持っているプレイヤーは是非試してみてください。(スポネクトのルールはここ)
結果:自分 勝利、マーサ 敗北
フレッシュフィッシュ 新版 Frisch Fisch
(説明 20分 プレイ時間 95分)
さたもとさんが持ち込んだ「フレッシュフィッシュ」の新版です。旧版ルールで遊ぶというので混ぜてもらいました。新版が出版された時には新版ルールで遊んだこともあるのですが、このゲームの一番の面白さである道路建設がほとんど抜けていて非常に残念だったという記憶があります。やはり、フレッシュフィッシュは旧版ルールで遊んでこそ光るゲームです。予想していたことですが、初めて遊ぶプレイヤーにとっては道路が自動的に建設されていくのが想像しづらいようです。中盤以降に一気に道路タイルが置かれて、そのあと終局へと向かうのが見ていて気持ちが良いゲームですね。競りは相変わらずビッドが低いので、「これは競りゲームじゃないよ」っていうプレイヤーもいます。
結果:リーマン −5、あすまー 5、たかりん 8、さたもと 9、自分 9
2日目に続く
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